2016年8月29日月曜日

680「健康4」2016,8,29

 真向法の継続の秘訣のひとつに1年に1度の段級審査があります。初心者が最初に審査で頂けるのは5級で毎年継続することで1つずつ昇級、出来て5年で1級、6年で初段、10年で5段を拝受できます。それ以降は数年の間隔で上位の段位を受審して最高位は10段です。私は現在、範師9段を拝命拝受していますが、この世界では未だ若輩者で、是から何年、健康で使命を果たせていけるか、この世での終末直前が本番です。私の10段の昇進審査は80歳の声を聞いて後と決めていますが、果たして如何なりますでしょうか。
 
 毎年、その段級審査会を真向法協会の佐藤良彦会長に東京からお越し頂き開催しています。今年は7月31日、夏の猛暑の折に行いました。
 前半は佐藤会長の軽妙な語りの講話と真向法の指導があります。真向法は4つの動作で第1から第3までの動作を10回ずつ3クール繰り返し、第4の体操をしますが正味5分もあれば終わる体操です。この4動作を完璧に、完成形で出来る方は9割方健康で、心配ないのではと思います。しかし身体の老化と共に、身体の硬直化が起こり、その動作をすることは至難の技です。





 私は慢性の腰痛で毎日の様に、指圧、マッサージ、カイロの治療を受けていた30歳始めにこの体操に出会い、座法、体操が出来ず、全く動かない身体に愕然としました。しかしこれは効果があると確信して日々修練をはじめました。
身体は正直です。日々の鍛錬宜しく日に日に身体の変化があり、症状も改善して、体操も自分なりに出来る様になって来ました。真向法の冊子で自習し始めて1ヵ月後位に、本部に電話で問い合わせした時に、電話で応対してくださったのが佐藤会長(当時は副理事長)でした。佐藤先生は仙台出身の方で、事の外喜んでくださり、丁度こちらに来る用事があるとのことで、私の医院にお越し下さり、直々に指導をしてくださりました。ありがたきご縁です。
 それ以来、東京渋谷の南平台の本部に何度か足を運び指導を頂き、2年程で真向法がほぼ出来る身体に蘇りました。30歳代と若かったこともありますが、体操を始めてからは以前の指圧などの治療は一切受けることなく腰痛も解消し、お陰様で若返った身体に生まれ変わりました。
 爾来30数年、いろいろ工夫して、健康法を進化させて今日に至っていますが、真向法は素晴らしい体操だ、と深く確信を持っております。必要は全ての源です。私は自分の不健康な状態を健康にしたい、との思いがあり、その目的を達成出来る手段を欲していましたが、学びの中に理論的にも納得出来、腑に落ちて進むことが出来たことは幸いでした。
 昭和59年に仙台支部の創設のお話を佐藤先生から頂き、60年に支部活動を開始して皆様にお伝えできるお役目を楽しく実践出来ています。佐藤会長の教導の賜物です。

 真向法の4動作が出来ることが体操の完成ですが、健康とは「健体康心」と説き、その状態を真向法では目指します。健やかな身体、康らかな心です。体操の健康動作を通して、心を素直に人間性を高め、精神を豊かに、安寧な姿です。「学ぶこととは教えること」、と私の師の言葉がありますが、真向法指導を通して多くの学び、気付きを頂いている現在です。

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