2021年6月21日月曜日

2369「地球の旅」2021.6.21

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年06月15日「地球の旅」と2021年06月16日「個性的な魂たち」の2つの記事を紹介します。


「地球の旅」


クラリオン星から転生してきた小学校4年生の久松奏拓(ひさまつ・そうた)君

彼は、生まれる前の記憶や、故郷の星クラリオン星のこと、神様のことなどを明確に覚えたまま、ここ地球に転生してきました。 

地球人の意識レベルを一気に上げるために最近はこういった星の子供たちが増えてきたようです。


生まれる前の記憶を持つ、沢山の子供たちと同様に彼もこう言います。

・障害を持って生まれてくる。将来の障害を計画して生まれてくること

・それは凄い幸運なこと、喜ばしいこと

・障害を持って生まれてくる確率の方が大分低い

・障害という大変な経験をすることで、物事をいろんな角度から見れるようになったり

・他の人にはできない学びが一杯ある

・わざわざ、その苦労を分かって、それを魂的に楽しむために生まれて来た 

この今世で経験すること、会う人、別れる人、出来事は全て神様と生まれる前に計画してきたことなのだそうです。 

そしてこうも言います。 

生まれる前に立ててきた計画は、生まれた後に、変えることはできない。 

これがどういうことかと言えば、例え自分で経験がしてみたくて立てた計画 

・病気、貧困

・裏切り

・窃盗、殺人

・成功、失敗

・出会い、別れ、死別 

このような経験が、辛くて、苦しくて、、やっぱり計画を変更したい・・ 

そう思っても途中で変更することはできない。投げ出すことはできない。

そういった意味になります。

肉体ではなく、私たちの魂は、永遠に存在する生命体であります。

この魂にとっては、

・生きるも、死ぬも

・殺すも、殺されるも 

人間が思うほど、大きな出来事ではないようです。

魂にとって死はないのですから、一つの経験にしか過ぎないということです。

そのことによって、魂が曇ることもないし傷つくこともない。

だから、魂は、いろんな体験をしてみたいと思うようです。 

その行為を神様も良いとか悪いとか、決してジャッジしません。

このことは、今生まれてきている沢山の高い意識を持ったまま生まれて来ている子供たち共通の認識のようです。

魂にとっては、時間と言う概念さえもありませんから、長い期間とか、短い期間と言うことさえありません。


源信が『往生要集』の中で紹介した地獄のありさまも、魂にとっては、肉体があった時の延長の一つであり、意識がまだ肉体に縛られたまま、信念体系領域に縛られている間に死後、経験する一時の出来事であるのでしょう。

魂が肉体を脱ぐことで、だんだんと肉体に付随していた感情や、信念となってしまった意識が薄れるに従って、徐々に魂としての本来の状態に戻り、どんな出来事も、どんな大きな感情の波も、魂を傷つけることはできない。。

単に魂にとって、未知の領域を経験しただけ。。 

そう気づいてくるのでしょう。

私たちが、今経験している出来事は、色んな感情を伴い、私たちに、まるで襲い掛かってくるかのようです。それは、苦しかったり、辛かったり、悲しかったりするかもしれません。 

ですが、生きている間は逃げることはできません。計画を変更することはできません。

今感じている感情こそ、私たちの本来の姿、魂が、経験して見たくて、その出来事を、自分の人生のタイムラインに埋め込んできた出来事です。

そこには、良いこととか、悪いこととかの区別はありません。

ただ辛く苦しい経験からは、より大きな果実が実ります。魂の飛躍的な向上が見込まれます。

何も辛く苦しいことの起こらない単に平和で、楽しいだけの人生からは、魂にとっては、あまり身になる経験は得ることができません。

ある程度、進化した魂にしか、辛く苦しい経験は与えられません。 

今苦しい経験をなさっている方も、どうぞ勇気を持ってください。

神さまに見込まれたのですから。 

そしてその辛く苦しい経験こそが、私たちの魂を高みに連れて行ってくれるものです。

泣いたり笑ったり、苦しんだり楽しんだりしながら、この宇宙で、唯一感情を味わうことのできる地球の旅を楽しみたいものですね。

 


「個性的な魂たち」


人の気持ちをおもんばかる。想像する。

共感することは、私たち人間にとって本当に大切なことです。

目の前の人は

・何に泣いているのか

・何に苦しんでいるのか

・何に喜んでいるのか 

何千年、何万年も人間と一緒に傍らで過ごしてきた犬や、猫たちにも「共感力」と言うものが存在し、飼い主が、

・悲しんでいる時

・喜んでいる時

・怒っている時

を察知して、寄り添ってくれます。

彼らは人間から発するオーラ(エネルギー)や、瞳から発せられるエネルギーに感応して、気持ちを察するようです。


人の心を感じることは、幾多の生死を繰り返し経験を積み成熟した魂にとって本当に大切なことです。


イエスの黄金律と言われる言葉に

自分がして欲しいと思うことを、相手の方にして差し上げなさい。

この言葉も、相手の心・気持ちを想像する力、感じる能力が成熟してこないとできないことです。

相手の気持ちや都合や立場を何も考えず、自分のやりたいことだけを主張し、押し通そうとすることは、イエスのこの言葉に逆行しています。

永遠の魂に取って、その経てきた経験や、歴史、出身星、内宇宙、外宇宙か? などの違いや、人間として、どれだけ生まれ変わり、経験を積んできたのか?

そのようなことも、この人間の気持ちの感受性に影響します。 

イエスの黄金律は、この地球に置いて、円滑な人間関係、魂の成長にとって必要だから説かれていることですが、そのようなことを目的に地球に生まれて来たわけではない魂にとってはそんなことはどうでもよい話。 

ただ単純に「地球での経験」をしたいだけです。

ですので、どちらが良いとか、悪いとかジャッジすることはできませんが、人間関係の摩擦、すれ違い、誤解、疑心暗鬼、これらには差が出るようです。

出身星団に関しても

プレアデスやシリウス、オリオンなどでも、性格の違いがはっきりと分かれるようです。

また地球での転生が多い方でも、

・動物的な魂の要素の多い方

・植物的な魂の要素の多い方

・人間としての転生回数の多い方、少ない方 

などもいらっしゃり、その魂の特性も、くっきりと分かれるようです。 

魂の経験の方法、順番、時期、期間の長さ、目的などは、全て個人の自由ですから、 そこに優劣はありません。好みの違いだけです。 

ですので、クラリオン星から直接地球に転生してきた高い知性を持つ小学校4年生の久松奏拓(ひさまつ・そうた)君が言うように

好きや嫌いは、あって当たり前、それは単純に波動の違いであって、 

良いとか悪いとか・・高いとか低いとか・・そういう違いは一切ない。 

そういうことのようです。

玉石混合、いろんなレベルの魂の混在する地球、そこでの経験は、辛いことも多いのですが、

もちろん楽しいこともたくさんあります。 

大切なのは、 

・互いの違いを認めること、許すこと

・批判しない事

・拒絶しない事

もし自分と異なる波動であれば、自分の中に受け入れて、無理に合わせようとしなくともよいのです。 

自分を責める必要はありません。

逆に相手に取ったら、自分の言動も、同じように受け取られているのですから。

お互い様です。 


でも 

人間関係の摩擦、すれ違い、誤解、疑心暗鬼、これらが起きた時、どうしたらよいか?

空海が教えてくださった文殊菩薩の知恵には、 

議論はするな 

要するに、意見の相違があったとしても例え議論して、自分の主張を押し通しても、結局は相手の心は納得していないし、変えることはできない。

かえって、相手の心に恨みを残してしまう。だから議論はせず、静かに立ち去れ・・ 

と言うことになります。

 

またブッダは、こう仰っています。 

悪口や虚言を受けた時です。

・反論しない

・心の中に入れない。受け取らない

そうすると、受け取らない、悪口や虚言のエネルギーは、結局発した人のところに戻って、自分に降りかかるだけ。

反論しない事は、負けたことではない。 

そう仰って、実際に実行されています。

 

もしかしたら役に立つかもしれません。頭の片隅にでも置いておいて、損はないかもしれません。

また誰かの悪口を、こそこそ隠れて、他の誰かに伝えることは、自らが相手の方の仏心を見ずして、鬼心しか見ていないということと、更に、善意の誰か(告げ口した相手)に疑心暗鬼の毒を盛ったと同じこと。二重の罪(包身)に繋がります。 

自分が見ている鬼心を、善意の誰かに押し付ける行為です。 

これは神さまの心とは程遠いものです。

 

美しい心は、住む世界さえ、美しいものに変えてしまいます。 

どんな時も、相手の内に仏心を見つけ、感謝の心で、人とのお付き合いをしたいものですね。

  

最後、良寛さんのお話です。

 

相手の悪い面(鬼心)を見ても「気にしない」

更に進んで「気にならない」

更に進化の進んだ人は、「気づかない」 

つまり、自分の意識にすら上りません。

 

大愚であった良寛さんは、きっとこの境地まで達していたかもしれません。

心がピュアで、子供のままの心

人を疑うことを知らない心

純真な瞳

周りにそんな人はいませんか? 

きっと見つかると思います。愚か者に見えるかもしれませんが、もっとも神に近い存在です。