2023年8月31日木曜日

3170「時代の転換点」2023.8.31

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月21日の記事を紹介します。


「時代の転換点」


今日は「時代の転換点」と言うことで、宇宙エネルギーの変わり目についてのお話です。 

占星術で有名なマドモアゼル・愛さんが以前「私たちはどうなるか」と言う記事を書いていました。 

同じ内容を私も以前、このブログで書いていました。 

今日は両方を掲載します。 


マドモアゼル・愛さんは(ファンタジーと言うことで)このようにお話しています。(一部補足在り) 

・昔から私たち人間の悲しみ、苦しみ(人の不幸)のエネルギーを吸収したい霊的な存在が居た

・この霊的な存在は、定期的に大規模な悲劇を起こし、人の苦しみ・悲しみのエネルギーを発生させ吸収してきた

・だから地球は悲しみの惑星と呼ばれていた

・いくら私たちが頑張っても

・病気が減ることも無い

・お金で苦しむようにさせられ

・都会と言うアスファルトの空気の悪い空間の中に閉じ込められ

・苦しい周波数(波動)攻め

・食べても健康にならない食事を与えれ

・毒にまみれた水を飲まされ

・ほとんどの人が一生涯 不幸の内に生を終えていくように仕組まれていた

・しかし、それだけでは彼らの貪欲な欲を満たせず、さらに大きな悲劇(戦争・虐殺など)を定期的に起こされていた

・人が苦しむことで彼らの喜びが増す

・私達、支配されている人々がどうやって、その状態から抜け出せるか

・そのためにイエスなどが現れた

・大神様は、この悪魔のような存在達に、自由にしても良いという時を与えた

・旧約聖書の中では、この悪魔的存在が人類の魂を全て奪うところまで来るけれど、神様との約束の時間が迫り、焦って大暴走を起こすと書かれている

・このことは今の時代に非常にマッチしているように思われる

・この悪魔的存在に許された一定の時間が、この地球にあった

・この時代の大転換は昔から占星術で言われてきた。うお座の時代からみずかめ座の時代への移行のこと

・このみずかめ座の時代は、悪と言う存在が存在しずらい時代

・この移行期に、全人類の魂を奪ってもっていかなければ、新しい時代の中、悪魔的存在も生きることができなくなってしまう

・そこで焦りが生じる

・既にみずかめ座の時代に入っている

・この時代の持つ力は、私達地球人がいまだ過去の時代に若干属しているためにタイムラグがある

・そのため今、パンデミックで世界が混乱したり、最後のあがきが起きている

・今地球の全ての人が終末点(時代の転換点)に向かって進んでいる

・今の混乱は、お金ができたから、パンデミックが終わったから解決する問題ではなく、

・私たちが自らの強い意思で、そこから抜け出すと決心しない限りできない

・私たちは、ちょうど今、そのせめぎあいの真っただ中にいます

・こういった現実がさらけ出された今、みずかめ座の時代に入った今、悪魔的な存在に今までのような力はどこにもない

・宇宙の時計は26,000年ごとに回転し、1星座には2,160年とどまっている

・その時代時代に大きな特性がある 

では以下、私が以前書いた記事です。

   

イエス生誕のころ始まった「うお座の時代」

この時代のキーワードは「I believe」(信じる)でした。

この時代、人々は信じる・・

という時代の特性の恩恵を受けて、文明を飛躍的に向上させ、物質的に豊かになりました。 

ですが、この副作用として、物質的な豊かさ、

人々を支配したいという支配欲、まさに一部の悪魔的な人々も現れました。 

人々の純粋な「信じる心」を利用し、だまし、誘導し、恐怖で縛り付け、人間の持つ本来の力を封印しました。 

封印され隠されてきた真実があります。 

隠された真実とは、

私達の心の中には「神さま」がいらっしゃるという事、

それは、誰一人として、例外なくです。

ですが、一部の人々の狡猾な嘘、そしてお金の力を使い、

私達の心は、がんじがらめにされてきました。 

今の末期の状況を見れば、明らかにわかります。 

嘘をつき、人々をお金という恐怖で縛り付け、搾取していた沢山の人々が、

滑稽にも右往左往しているからです。 

私達の心の中には「神さま」がいるという事。

心に静かに問いかければ、誰でも内なる神さまの声を聞けること。

時代はもはや、

助けてくれる神々や、頼れる師を外に求める時代ではなくなりつつあります。

自分が自分の心のよりどころとなる時代に入ったからです。

みずがめ座の時代です。 

お金や物質に頼らなくとも、有名な神社仏閣を回らなくても、

私たちは本来の伸びやかな心に立ち返れば、神々と同じことができるのだということ。

この2千年間は、その真実を隠し、人々を恐怖で縛り付け、

自分たちの立場を安定させたい勢力と、

それに抵抗し続けた勢力、イエスやブッダ、空海、、、、

などの、せめぎ合いの時代でした。

それでも今、着実に真実を明らかにし、人々を幸せにしたいという願いが、実現しつつある時代になってきました。

みずがめ座の時代のキーワードは、「I know」(知っている)です。 

つまり、今までの嘘が、あばかれみんなが真実を知る時代です。 

みずがめ座の時代に入った途端に発生したコロナウイルスも、今までの様々な嘘をあぶりだしています。 

誰かが作ったウイルスだとか、そんな小さな次元を通り越して、神々の掌(てのひら)の上の出来事になっています。 

みずがめ座の時代は、みんなが真実を知る時代です。 

嘘をつき、人をだまし、自分だけ、自分さえ良ければ。

そのような人々は、だれも信用せず日陰の存在となることでしょう。 

この過渡期の混乱の中、私たちは生き続けます。

そして、最後の時代の扉は自分で開かなければなりません。

 

その方法は、非常にシンプルです。

置かれた場所で咲きなさい。

そのように生きることです。

私達の中には、宇宙の根本法則である神さまが居らっしゃいます、

それは本当は私達自身であり、私達の良心です。

それに気付き、知ること。(I know)

その神さまは全ての私達の属する宇宙の運航、 

そして身近な出来事、人との出会い、別れさえも決めています。

今、自分がいる、そのままの場所・環境の中で、

全てに感謝して輝き、そして幸せになること。

それこそが、今の混乱の時代に生きる人々に求められています。

 

たったひとつのたからもの 

このブログでも何度もお伝えしている小学生の神様、トキ君

また、既にこの日本に沢山の神様が転生してきている。

そのことと、コロナをはじめとした大混乱、ウクライナを舞台とした、グローバリストと、ナショナリストの最後の戦争。

まさに時代の転換点のせめぎあいの時のようです。

 

神さま対悪魔的な存在 

うお座からみずかめ座への2,160年振りの移行 

神さまが悪の台頭を許した

2,160年前の うお座の始まりの時代

そして現在の精神性復活の みずかめ座の時代への移行 

それに合わせ、

丑寅の方角(日本)に封印されていた国常立尊(クニトコタチノミコト)が

天の大神様と約束した

後日の再起(復活)・・の時なのかもしれませんね。


2023年8月30日水曜日

3169「心を受け取る」2023.8.30

  今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月19日の記事を紹介します。


「心を受け取る」


見えない世界に精通し、不思議な力を持っている。

そのように吹聴するどこかの誰かの力に頼ることよりも、

自分自身の心の浄化、純化が、どれほど大切なことか。 

そちらの方が、遥かに永続的で、真の力を発揮することか。 

自らの心を清める事、感謝の心で過ごすことが、

どれだけ宇宙神を喜ばせ、大きな助けを引き出すことができるのか。 

様々な情報をどのような角度から見ても、結論はそうなります。 

力あると吹聴する他人に依存するのではなく、自らの心を洗うこと・・・ 

では、今日も王道であり、その最強の方法である、心の浄化についてのお話です。

神々による建て替え、人々による建て直し

今行われている進化の方向性は、

一人一人の精神性が大切にされる世界への移行 

それは、

・誰か悟った人によって起こされるのではなく

・霊的な力がある人によって起こされるのではなく

・有名な前世を持つ人によって起こされるのではなく 

私達一人一人の心の変化によってなされます。

私達の心が、今までまとっていた

・罪(包身)

・穢れ(氣枯れ)

を祓い落し、 

本来の輝きを取り戻し、他人や物に依存することなく、

自分の力で、しっかりと大地に根を張り身近な周りの人たちと、

認め合い笑い合い、助けい合い、生きていくことで、実現される社会です。 

大本の神様からいただいた心・魂にはその力が宿っています。 

今日のお話は「心を受け取る」ということで、

ある方の思い出話をご紹介します。 

貧乏で田舎者の父と、息子の大学卒業にあたってのお話です。 

お父様は田舎者で、また裕福ではありませんでしたが、

まじめで、実直で、子供を心から愛しておられた方でした。

<引用開始> 引用元

 

三月は卒業式のシーズンである。

卒業式といえば、私には忘れられない父との思い出がある。

私の大学の卒業式に出席するため、それまで天草をほとんど離なれたことのなかった田舎者の父が、一人で博多までやってきたのである。

私は驚いた。 

父は下宿の私の部屋に泊まった。

卒業式の朝、父は大学の門の前で立ち止まり、じっと門を見つめたまま、しばらく動こうとはしなかった。

学部ごとの謝恩会の席で、父と私は一箱の折り詰め弁当を分け合って食べた。

そして、一合ビンの日本酒を、交互につぎ合って飲んだ。 

父は実に嬉しそうであった。

私はその時の父の嬉しそうな顔を、今でも忘れることができない。

卒業式のあとで、私達は親友二人と共に、大濠公園に行った。

親友達とも、その日でお別れであった。

私は公園のベンチに座って、その親友達との別れを惜しんだのであった。

父は少し離れてなぜか寂しそうに、私達を眺めていた。

翌日、父は黙って天草に帰って行った。

しかし、その時の父のなぜか寂しそうな姿が、長い間ずっと、私の心の中から離れなかった。

その父が四年前に亡くなった。

亡くなる一年ほど前に、入院して寝たきりになった父が、ベッドの中で、私の手をしっかりと握って言ったのである。

「お前の卒業式の日あの公園での悔しさは、今でも忘れん。

金がなくて皆にジュースを買って、飲ませることもできんかった。

本当にすまんかったな。

おれは悔しくて、帰りの汽車の中で、涙が止まらんかった」

父は三十数年もの間、その時のことを、悔やみ続けていたのである。 

私はその時、八十八歳の父の心の風景をはっきりと見た。

そして、卒業式の日の大濠公園での、あの父の寂しそうな姿を、三十六年たって、初めて理解できたのであった。

私は仏壇にかざった父の写真を、しみじみと見ながら「気にするなよ、おやじ」とあらためて呼びかけている。

<引用終了>

 

お父さんは、息子さんが大学に入学し、とても嬉しかったのでしょうね。 

自慢の息子さんですね。

そして「卒業式」お父さんは、どんなに晴れやかな気持ち、誇らしい気持ちで、上京なさったことでしょう。 

貧しい農村の暮らしでは、大学に行かせるのに、どれだけ苦労したことか、想像に難くありません。 

そのお父様が、36年間、ずっと引きづっていた気持ち、晴れやかな門出の日に、息子が友人たちと別れを惜しんでいるとき、親として1本のジュースも買ってあげられなかった。。 

・その悔しい気持ち、

・情けない気持ち

・息子や、友人たちに、すまない気持ち 

胸が締め付けられます。

ですが、ここで、もし状況が異なり 

家庭が裕福で、何の苦労も無く、息子さんを大学に通わせることができ、 

友人たちの別れの際には、惜しげもなく、高価な飲み物を渡したとしたらどうでしょうか?

きっと、このような、胸を打つ経験はできなかったことでしょう。

このように強い愛情を感じることもなかったでしょう。 

息子さんは、深い深い父の愛に、気づくことも、感謝する気持ちも起きなかったことでしょう。

魂に刻み付けられる心と心の交流、 

地上でしか味わえない、魂の震えを感じることもできなかったことでしょう。 

このように、私たち人間は、周りの方々と、日々織りなす経験を通じ、、 

時には喜び、時には涙を流しながら、深い深い経験を積んでいます。 

もし、何の苦しみも、悲しみも無ければ、地上を離れる時に薄っぺらな、心の片隅にも残らない、つまらない人生でしかなくなることでしょう。 

きっと、楽な人生ではあったけれど、深く後悔することでしょう。 

私たちは、神様に似せて創られました。 

この地上で、 

・物ではなく、

・幸福だけを選り好みするのではなく、 

相手を思いやる美しい温かな心を、 

受け取るために、その温かなものを、周りの人々と、循環させるために 

ここ地球に生まれてきました。

  




2023年8月29日火曜日

3168「血の繋がりの浄化」2023.8.29

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月18日の記事を紹介します。


「血の繋がりの浄化」


日本に古くからある、神道

これは、縄文の時代より神々のご計画により、連綿と培われてきた日本の文化です。 

神道で大切にされてきたのが

・感謝の心

・先祖供養

の2つです。

感謝の心を持つことで、神々からの援助を受けることができ、

そして先祖を敬い、感謝することで、

心・精神と体の清浄化、健全化を図ることが可能です。 

先祖が幸せであってこそ、生きている私たちの幸せと、考えられてきました。 

この2つは大きな大きな力を持ちます。 

数年前、竹之高地不動社にて、亡くなった方々が、高次の生命体、つまり如来や神々に連れられて、光に帰る事例に頻繁に遭遇しました。 

また世間では、先祖供養に関して、高額な詐欺的な商売に、引っかかる方々も増えているようですので、先祖供養について書いてみたいと思います。


日本の形成外科医療の草分け、医学博士、葉室頼昭さん。

この方は、春日大社の宮司でもありました。 

彼が仰るには、病気をした時は、

・先祖に感謝しているか?

・普段から大切に思っているか? 

胸に手を当てて考えてみてください、そう仰っていたそうです。 

何故なら、病気やケガをした場合、

人間の免疫力や、自己治癒力、ホメオスタシスなど、

神々が人間のDNAに組み込んでくださった仕組みによって、

自然と治癒するようにできています。

この治癒の過程では、人間の意識とは全く関係なく、

意識していない潜在意識の部分、つまりDNAの働きで治癒します。 

そして人類が発生してから、数億年。

私たちの祖先が、気の遠くなるほどの長い年月をかけて、

獲得したDNAによってその治癒が行われています。

  




ですから、病気やケガをした場合、

・先祖に感謝しているか?

・普段から大切に思っているか?

が大事になってくるそうなのです。

私たちの身体の一つ一つの細胞が、それに対応する、

どなたかの特定の先祖に繋がっています。 

ですから、先祖に感謝すること、先祖供養することは、先祖のためだけでなく、

まさに生きている私たち子孫にとって、とても大切なことです。 

私も、数年前までは、先祖供養なんて、抹香臭くて 

あまり興味はありませんでしたが、最近は違います。 

私たちのDNAには必ず、先祖のDNAが組み込まれています。 

人間のDNAは、99.99%は同じかもしれませんが、

残り0.01%の違いによって、それぞれの個性が作られ、身体的な特徴が表れてきます。 

また、肉体は人間の思考にも影響を与えます。 

例えば、分りやすい例をあげるとしたら

男性か女性か?

その肉体的な違いにより、考え方、視点が、全く異なり、

それぞれの性による特徴が出てきます。 

陰陽五行では、以下のように説明されています。

内臓の状態と感情の5タイプとは、古来の中国では、内臓と感情を含む全ての物事を、

分かりやすく5つに分類しています。これを、五行と言います。 

 

この図は、感情と内臓の関係をあらわす「五行の相関図」です。 

これでみると、 

怒り=肝臓、

喜び=心(臓)、

思い悩む=脾(臓)、

悲しみ=肺、

恐れる=腎(臓)であることがわかります。 

つまり、長年、怒りの感情ばかりを持ち続けていると、肝臓に不調があらわれやすく、

 逆に、肝臓にトラブルがあると、怒りっぽくなってしまうというわけです。

つまり、肉体的な特性(DNA)が、感情に影響を与えると言うことです。、 

感情に影響を与えれば、どうしても、

・同じような考え方

・同じような行動 

をしがちになります。 

これが、家系に連なる因縁の正体です。 

確かに私たちの肉体は、先祖から受け継ぎ、DNAの連鎖が起きています。

また、DNAの特殊性による、家系に代々現れる病気、精神疾患だけでなく、見えないDNAとも呼ぶべき、家系の中で連鎖する、特殊なパターンも確かに存在しています。 

その最たる例が、 

・虐待を繰り返す家系

・離婚ばかりする家系

・早死にする人が多い家系

・女系家族

・DNAが原因ではない、特定精神疾患、身体疾患の多発する家系 

など、少し考えただけでも沢山思い浮かびます。 

これらは、物質的なDNAに異常が見られない以上、また特定の家系にだけ連鎖している以上は、肉体(DNA)の、ある部分の特殊性、アンバランスによって、生まれた後に発生する、 

・魂のクセ

・トラウマとなった精神的状況の引き継ぎ 

がそうさせるのではないかと考えられます。 

DNAスイッチが入ったと言えるのかもしれません。

   

中間世記憶を持つ子供たち(生まれる前の記憶を持つ子供たち)の中には、

生まれて来た目的を、この悪しき世代間連鎖を、自分の代で断ち切るため・・ 

そう答えるお子さんもいらっしゃるそうです。 

それは、相当勇気のある魂、気高い魂であると考えられます。 

そして人間の思いの力は、物質の組成まで変えることができる、ガンさえも消滅させることができる・・ (体内中の常温核融合)

そのような事実から考えれば、例えDNA由来の「不幸な世代間連鎖」やDNAに由来しない、

魂のクセによる「不幸な世代間連鎖」さえも、私たち人間の精神は、解決できると思うのです。 

私たちの亡くなった先祖も、今、肉体を持たないだけで、精神は生きています。魂は永遠だからです。 

自分たちの子供や孫、子孫が不幸になることを望む祖先が、どこに居るでしょうか? 

自分が、自分だけが助かりたいからと、子孫を不幸にしてまで、取り縋ろう(とりすがろう)とする人が、果たして いるでしょうか? 

殆どの先祖の方々が、自分の肉体的な繋がりのある子供たちの、幸せを願っているのではないでしょうか? 

さてここで、春日大社元宮司、医学博士、葉室頼昭さんの書いたものをご紹介します。 

もしかしたら、代々家系に続く、悪しき世代間連鎖を断ち切るヒントになるかもしれません。

<転載開始> 転載元

  

人間は「徳」を持って、はじめて人間と言えるのではないでしょうか。

神さまや祖先に感謝する。

親を敬い大切にする。

自分以外の人や、世間の幸せを、考えて努力する。

自然の素晴らしさに感動する。

神さまが人間にだけ与えられた、いわゆる「徳」というものを積まないと人間にはなりません。

神さまはもともと人間には、徳というものを与えておつくりになった。

人生のいろいろな経験で、それを磨くことによって人間の真実の徳が現れ、本当の神さまの目的である、神に近づく。

いかにして徳を磨いて現すかというのが人間というものだと思うのです。


陰徳とは

陰徳というものは、それが時空を超えて、現在の私のところにきているのです。

感謝や見返りを一切求めない。

人の悦ぶことをすることが、一番いいのです。

こういうことの積み重ねが陰徳になり、やがて子々孫々にまでその余徳が及んでいくのです。

この陰徳というのは、大きな努力をして、小さな結果を求めなさいということです。

自分の努力に見合うような結果は得られないかもしれません。

しかしそれが陰徳となって、子供や孫や子孫に伝わって、子孫が繁栄するのだと思います。

もともと日本人は、徳を積むということが人生そのものであり、子供の教育でもあったわけです。


徳を積む

徳を積まないと、人間の「いのち」は続きません。

神に感謝し、祖先に感謝し、祖先を祀る。

そういう徳を積み、自分を磨かなければ、人間のいのちは伝わっていかないのです。

『徳』、すなわち人間のいのちです。

人の幸せのために生きるとか、世の中を幸せにしていく。

それが徳です。

そういうことによって、人間が本来持っている徳というものが磨かれて出てくるのです。

<転載終了>

   

・人の喜ぶことをする

・人が笑顔になることをする

・人が勇気を出すことをする

・人の心が優しくなることをする 

そのような徳を積むことで、その功徳は、時空を超えるのだそうです。 

自分の子孫はもちろん、先祖さえも、幸せにすることができます。 

私たちが、神さまの道を歩み、心を洗い、何かモノに依存したり、誰か人に依存・執着したりせず、自分の足で、しっかりと大地に立ち、真心を、周りの人に配ったら、それだけで、徳を積み、私たちの過去(先祖)も、未来(子孫)も幸せにすることができます。 

神さまの道を歩んでいるのですから、怖いものはありません。

 

悪しき世代間連鎖 

家系の中に延々と続いていた 悪しき慣習は、全て、融けて無くなって行くことでしょう。

そうなった時、大きな二つの柱 

・血の繋がり、肉体的な繋がり

・魂の繋がり

の内の血の繋がりは浄化され、それに連なる、何百万もの人々、既に亡くなられた祖先も、

未来の子孫も、みんなが幸せになることができることでしょう。 

私たちは、心の世界から、この地球に来ました。 

私たちの魂の元は、神様から頂いたものです。

光り輝く尊いものです。

だから誰の心の中にも「仏心」が存在しています。

その心が、徳の積み重ねによって清浄となり、光り輝けば、全ての不幸の連鎖は終りを迎え、

私たちに連なる全ての人々の、幸せへと繋がって行くことでしょう。 

全ての始まりは、いまを生きる私たち一人一人の決心と、行動の一歩から始まります。 

皆さんが、「光の道」を進むと決心され、周りのご縁のある方々も含め、お幸せな人生を歩むことができますように。


2023年8月28日月曜日

3167「がんじがらめの子供達」2023.8.28

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月17日の記事を紹介します。


「がんじがらめの子供達」


今日も木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の子供、小学生の神様、トキ君(山幸彦の魂、日本神界第3位の高位の階層)のお話を基に書きたいと思います。

私のブログでずっと書いてきたことと、同じことを話しています。

下の映像の中で、山幸彦が人間に伝えたいこととして、

子供の育て方について話をしています。 

トキ君はこんなことを言っています。(一部補足)


私たち親は

・勝手に子供の先回りをして

・勝手に心配をして

・勝手に期待して

・勝手に親のエゴを押し付けてきました

きっと、そんな親に子供たちの魂はどんなに悲しんでいることでしょう。

何故なら、地球への誕生をワクワクと目を輝かせて

期待に胸を膨らませて生まれてきた子供たちの人生ストーリーは、

・決して親のエゴやミエのため、

・親の思い通りの人間になるため

の人生とは全然違っているかもしれないからです。

子供たちの魂は、きっとこう言っていることでしょう。

お願いです。

神さまと約束してきた花をここで咲かせてもいいですか?



・子供たちは自分の力で生きていく力を、予め神様から頂いて生まれて来ている

・親が自分のエゴやミエで心配し、先走りし、レールを引いて教えてしまうと、

 自分で考えることができず、計画してきた経験もできず、

 魂の糧にもならい。

 考える力、感じる力が身に付かない

 教えれば教えるほど、これからの長い人生航路を渡っていく力がそがれてしまう

・自分で経験するからこそ、魂の糧となり、教訓を身に着けることができる

・そのために、生まれる前に、その経験を人生に計画してきた

・親は、子供を信じ、子供のやりたいことを、周りで愛を持って見守るだけ

・親は親で自分の人生を笑顔で楽しむこと

・親が自分勝手な考えで子供を誘導しなくとも

 計画してきた時期になれば、子供は気づき、行動を始める時が必ず来る

・親が先回りしてしまうと、それが出来なくなってしまう。弱い魂になってしまう。

では、同じテーマで以前書いた記事を掲載します。

 

東京家庭教育研究所を創設した小林謙策氏(故人)という方の手記があります。

小林さんが、家庭における子どもの教育がいかに大切かを、身にしみて感じたのは 

昭和30年6月、ただ一人の娘に突然、自殺された時からだそうです。

小林さんは長野で中学校の校長をしていました。

人さまの大切な子どもをあずかって、教育しなければならないという立場の者が、

自分の娘の教育さえ満足にできなかったのはなぜか。 

19年間の娘に対する教育のどこが間違っていたのか。

平和で楽しかったはずの家庭に突然襲った悲しみ、苦しみが厳しく、小林さんは自問自答しました。

「私は家庭における子どもの育て方に、大変な間違いを犯しておりました」

と小林さんは言います。

自身が、勝気で負けず嫌いだったので、娘に対しても、小さい時から

「えらくなれ」といって育ててきました。

大きくなると、さらにその上に「人よりえらくなれ」と言いました。

 

「娘は小学校、中学校、高等学校までは、自分の思い通りに伸びていったが、 

東京の大学に行ってからは、そうはいきませんでした。

あらゆる努力をしても、自分よりすぐれているものが幾多あることを知ったとき、 

もはやわが人生はこれまでと、生きる望みを失い、新宿発小田原行の急行電車に

投身自殺をしてしまったのです」

遺された手紙には

「両親の期待に沿うことができなくなりました。

人生を逃避することは卑怯ですが、いまの私にはこれよりほかに道はありません」

と書かれ、さらに、

「お母さん、ほんとうにお世話さまでした。

 いま私はお母さんに一目会いたい。

お母さんの胸に飛びつきたい。

お母さん、さようなら」

と書いてありました。

「それを読んだ妻は気も狂わんばかりに子どもの名前を呼び続け、 

たとえ1時間でもよい、この手で看病してやりたかった、と泣きわめくのでした」

小林さんは言います。

考えてみれば、子どもは順調に成長してゆけば、誰でも「先に進みたい」と思うもの。

這えば立ちたくなり、立てば歩きたくなり、歩けば飛びたくなる。

これが子どもの自然の姿。

子どもは無限の可能性を持って、伸びよう伸びようとしている。

 

「それなのに自分は愚かにも娘に『人よりえらくなれ』といい続けてきた。

『自分の最善をつくしなさい』だけで、娘は十分伸びることができたはず。

私は娘の死によって、家庭教育の重要性を痛感しました」

以後の人生を小林さんは家庭教育の探究と普及に捧げる人生を生きられ、平成元年に亡くなられました。

自分に出来ることでいい、自分の最善をつくせば、それでいい

坂村真民さんという詩人の詩があります。

「小さい花でいいのだ

人に褒められるような大きな美しい花ではなく、

誰からも足をとめて見られなくてもいい

本当の自分自身の花を咲かせたらいいのだ

それを神さま仏さまに見てもらえればいいのだ」 


・勉強しなさい

・あれはダメ、これもダメ

・あれをしなさい、これをしなさい

・貴方にはムりだから止めときなさい

お子さんに、そんな言葉、掛けていませんか? 

産婦人科医の 池川明医師は、子供たちに対する大規模な調査を行い、その1/3もの子供たちが、中間世記憶を持つことが分かりました。 

彼らが 教えてくれた生まれて来た目的とは・・・

ほとんどのお子さんが、こう答えたそうです。

・お母さんを助けるため

・人の役に立つため

・魂を磨くため

そんな優しい心を持って生まれて来てくれた子供たち彼らに、

・詰め込みの教育

・本人の希望や適性を無視した親の引いたレール

・人をけ落としてでも、競争に勝ち抜いて生きろ

は必要でしょうか? 

そんなことを言えるでしょうか?

勉強が出来ない子供は不幸でしょうか?

学校はそれほど大切な所でしょうか?

人と同じでいる必要はあるのでしょうか?

子供たちには一人一人個性があります。

得意分野も異なるでしょう。 

興味や志向も異なることでしょう。

親の一方的な思い。

教師たちの一律的な対応

そんなものは、もしかしたら、この優しい子供たちには糞くらへかもしれないですね。

 

彼らは、

・お母さんを助けるため

・人の役に立つため

・魂を磨くため

この世に生まれてきました。

姿かたちが子供だからと言って、魂までも子供ではありません。 

私達大人たちよりもはるかに、愛に溢れた存在かもしれません。

お母さんを助けるために生まれてきました。

決して、お父さんや、お母さんの思い通りに生きるために生まれて来たわけではありません。

それでも、子供を自分の思い通りにしたいと思う親御さん。

お子様の心や体がボロボロになって、自分の元に戻って来た時、きっと気付きます。

生きていてくれてるだけで良かった。 

そのままで愛しているよ。 

私の元に生まれて来てくれてありがとうって・・・

子供が、美しい「スミレの花」を咲かせようと、この世に生まれて来たのに、

華やかな「バラの花」になれと、無理強いはしていませんか? 

子供の心を、生きながら殺してはいませんか?

  

2023年8月27日日曜日

3166「心臓には記憶がある。そしてRNAには記憶がある」2023.8.27

 今回はIn Deepさんの2023年8月17日の記事を紹介します。


「心臓には記憶がある。そしてRNAには記憶がある…ことから思う、これからの人類のDNA」

 心臓には記憶がある。そしてRNAには記憶がある…ことから思う、これからの人類のDNA - In Deep


心臓の記憶から思い出す、骨髄移植後の「DNAの完全な置換」

興味深い医学報告が、わりと古くからあることを最近知りました。

それは、

「心臓移植を受けた患者の一部に、ドナー(提供者)の記憶が蘇る」

というもので、さらには、

「移植後に性格や嗜好、性的傾向などが変化していく人たちがいる」

ということが、以前から知られていたそうで、それについて、相当長い記事なのですが、資料等からの実例を挙げて記された記事を読みました。

今回は、先にその記事からの抜粋をご紹介したいと思いますが、これを読んで思い出しましたのは、

「骨髄移植を受けた患者はその後、全身の DNA がドナーの DNA に置き換えられる」

ということでした。

このことを知ったのは、2019年12月のことで、ニューヨークタイムズの記事で知ったことでした。以下の記事で取り上げています。

(記事)「本人」とは? : 骨髄移植の後、移植を受けた人の血液のDNAがドナーのDNAに完全に置換されることが判明。特に「精子」は100パーセントがドナーの遺伝子となっていた In Deep 2019年12月24日

 

これは骨髄移植を受けた男性の DNA を調べた結果について報じていたもので、記事には以下のようにあります。

2019年12月7日の米国ニューヨークタイムズより

…骨髄移植から 4年後、ロング氏は寛解し、仕事に戻った後、犯罪研究所の同僚たちの助けを借りて、ロング氏の DNA 検査が続けられた。

DNA テストは骨髄移植の直後から続けられたが、骨髄移植後 4か月以内に、ロング氏の血液はドナーの血液に置き換えられていた。

唇、頬、舌から採取された組織にも、ドナーの DNA が含まれていた。収集されたサンプルのうち、ドナーの DNA の影響を受けていなかったのは、胸と頭髪だけだった。

しかし、最も予期しなかったことは、骨髄移植から 4年後、ロング氏の精液中の DNA は、すべてがドナーのものと完全に置き換えられていたことだった。

nytimes.com

骨髄は、血液細胞が作られる場所(造血幹細胞というものが細胞分裂を経て赤血球や白血球などになるとのこと)ですので、血液が提供者のものになるのは理解できるのですが、「数ヶ月後から数年後には、全身の DNA がドナーのものに変わってしまう」ということが、ややショックでした。

これは、遺伝子的には「他人になってしまう」ことを意味します。

さらには、「精子の DNA が、すべてドナーのものになっていた」という現実です。

つまり、今後子どもが生まれるとした場合、その子は、「遺伝子的には自分の子どもではない」ということになってしまうのです。

ニューヨークタイムズにも以下のようにあります。

ニューヨークタイムズより

ロング氏のテストで初めてわかった「精子がすべてドナーの DNA に書き換えられる」という事実は、避けられない質問を提起する。

それは以下の問題だ。

「ロング氏が、子どもを作った場合、その子の遺伝子はどうなるのか」

子どもは、実の父親であるロング氏の DNA を引き継ぐことができるのか、あるいは、子どもは「すべてドナーの DNA 」で構成されることになるのか。

nytimes.com

このロング氏という方には、すでに 2人の子どもがあり、今後子どもを作る予定はないのですが、若い男性が骨髄移植を受けた場合、その後はどうなるのか、という問いでニューヨークタイムズの記事は締められていました。

しかし、現実的に考えて、「 DNA がすべてドナーの DNA 」なら、生まれてくる子どもは、「パートナーの女性の遺伝子と、ドナーの遺伝子から生まれる子ども」となると思われます。

もちろん、これは良い悪いの話ではないのですが、「本人って何なんだろう」とつくづく考えた話ではありました。見かけも声も記憶も本人のものなのに、「実際には本人ではない」と。

 

今回の「心臓移植後のさまざま」に関しても、どこか似たような雰囲気がありますが、しかし、心臓は、血液の循環にとって主要な臓器ではあっても、血液を作り出す場所ではないですので、「心臓移植後にドナーの記憶や性格が移転する」という話は、ミステリアスな面もあり、それだけにむしろ興味深く思いました。

ここから、記事をご紹介します。

オリジナルはものすごく長いもので、翻訳した部分も結構長いですが、これでも、全体の3分の1くらいだと思います。

なお、記事に出てくるポール・ピアソール(Paul Pearsall)という人は、アメリカの神経心理学者だった人で、この方が「心臓の記憶」というものにはじめて気づいた方のようです。英語版 Wikipedia には、以下のようにあります。

 

> ピアソールは、心臓移植を受けた人々のカウンセリングを行っていたことでも知られており、これらの患者が、手術後に性格に重大かつ不可解な変化を経験し、気質や個人的な好みがドナーに似るようになると主張した。 Paul Pearsall 

アマゾンで探してみましたら、『心臓の暗号』という 1999年の著作が日本語に訳されて出版されていました。興味があるので購入しましたが、まだ読んでいません。

では、記事です。

________________________________________

臓器には独自の意思があるのだろうか

Do organs have a mind of their own?  Mercola.com 2023/08/12

心の規範

臓器移植後、特に心臓移植後、性格の変化が頻繁に観察される。

この現象の存在は、意識がどこから来るのかという唯物論的パラダイムに疑問を投げかけるため、医療専門家たちの間ではこの現象に対して非常に不一致な見解が存在している。

多くの人はそのようなことが起こることを断固として否定し、他の要因が原因であると考える人たちが多い。しかし、私たちに説明できない何かが起こっているという圧倒的な証拠を前にして、それを研究せざるを得なくなった人たちがいる。

たとえば、ウィーン大学病院外科のベンジャミン・ブンゼル博士は 47人の心臓移植患者を研究した。

その結果、心臓移植患者の 79%が自分の性格は移植によって影響を受けなかったと確信していた。15%は新しい心臓によるものではなく、移植という生命を脅かす出来事によって性格が変わったと確信していることがわかった。

6% (合計3人) が、新しい心臓による性格の明らかな変化を報告した。

これら 3名はそれぞれ、ドナーの記憶から来ていると感じたものに対応するために、以前の感情や反応を変える必要があると感じたと述べた。

ある人は、常に不安を抱えていた状態から、穏やかな心を持つようになったと報告した。2人目(17歳の少年の心臓を受け取った 45歳の男性)は、ヘッドホンやカーステレオで大音量の音楽を聴きたくなるようになったと報告したが、家族もそのような変化を報告した。

3人目の人は、移植手術後、教会に通うことに惹かれ、結婚生活が変わり、ドナーが自分の中に生きているかのように感じたと報告した。

以下でさらに説明するように、神経心理学者だったポール・ピアソール氏、約 10%の心臓移植患者が、ドナーから来ていると信じている感情を経験することに明らかに敏感であることを発見している。

最もよく知られている性格の変化は、クレア・シルビア氏が書いた回想録『心の変化』の中で詳しく説明されている。47歳で心臓と肺の移植を受けた。

クレア・シルビア著『心の変化』より

移植当時、シルビアは看護師から、ドナーはバイク事故で亡くなったメイン州出身の 18歳の少年だと聞いたが、病院は、彼女にそれ以上のことを告げることを拒否した。

移植から 5か月後、彼女は、名前がティム、名字が Lで始まる、背が高くてやせた青年についての鮮明な夢を見た。シルビアはこう書いている。

「私たちはキスをし、そうするうちに私は彼を私の中に吸い込んでしまうような気がしました。そしてその瞬間、私たち二人、ティムと私は永遠に一緒にいることがわかったのです」

「私は目が覚めて、ティム・L が私のドナーであり、彼の精神と人格の一部が今私の中にあることを知りました、本当にわかったのです」

最初はシルビアは、医師からの「(そのような感情は)放っておいてください」というアドバイスを受け入れたが、手術直後から始まった「ビールを飲みたい、チキンナゲットを食べたい」という奇妙な新たな欲求から、「私の存在の中心そのものが(それまでの)私のものではなくなったのです」と述べている。

彼女の体内の神秘的な新しい存在は、彼女が妊娠したときのことを思い出させた。

そのとき、彼女は自分が「異質で私の制御を超えているが、第二の魂が私の体を共有しているかのように、ひどく貴重で傷つきやすいもの」を体現していると感じた。そしてその魂は典型的に男性的なものであり、彼女をより攻撃的で自信に満ちたものにした。

シルビアの友人たちは、移植後、彼女はより男性らしく歩くようになり、丸みを帯びた金髪の女性に惹かれることに気づき、「まるで私の中の男性のエネルギーが彼らに反応しているかのようだ」と語った。

 

ピアソール氏の発見

特定のガンの治療には、骨髄を破壊する大量の化学療法が必要だ。骨髄は、血球と免疫系を生成する。これらの患者では、多くの場合、最初に化学療法を受け、その後、失われた骨髄を補うために健康なドナーからの骨髄移植を受ける。

神経心理学者だったピアソール氏は、患者たちの間の変化を経験し、臓器移植の心理的影響を研究し、心臓移植後に「性格の重大かつ説明不能な変化」を経験した人々のカウンセラーになることを余儀なくされた。

ピアソール氏は 73人の心臓移植患者(およびその家族)、他の臓器移植を受けた 67人、そして現在は亡くなった臓器提供者 18人の家族からのインタビューをまとめた。

ピアソール氏の言葉を引用すると、次のようになる。

「心臓や心肺の移植患者やドナーの家族とのインタビューのテープを聞くと、彼らが私に話してくれたことに今でも驚かされます」

これらのインタビューから、彼は次のような多くの共通パターンを発見した。

 

・ドナーが夢を通して、またはドナーが自分の体で経験した致命傷に似た何かを感じることによって、(移植を受けた側が)ドナーが死亡したときのトラウマ的な様子を繰り返し思い出す。

・ドナーの好みに合わせた料理や音楽の好みの変化が起きる。たとえば、生涯、菜食主義者だった人が肉食になったり、肉食だった人が菜食主義者になるというようなことだ。

・性的嗜好の変化がある。たとえば、生涯レズビアンだった人が男性に惹かれるようになって男性と結婚する、性的欲求が高くなる、あるいは逆に性欲を失うなどだ。

 

私の男性の同僚の一人は、女性の心臓を移植された後、女性になることを余儀なくされ、現在性転換中である男性患者を抱えている。ピアソール氏はまた、インタビューしたある移植患者から性的指向の変化が報告されたと語った。

 

心臓移植の経験

ピアソール氏は著書の中で、彼が遭遇した最も説得力のある症例のいくつかを共有した。

しかし、これらの話のいくつかは非常に並外れたものであるため、正直、私はそれらに懐疑的だが、残念ながらピアソール氏は故人であるため、彼にそれらを確認することはできない。

たとえば、次のような話がそうだ。

私は最近、テキサス州ヒューストンで開かれた心理学者、精神科医、ソーシャルワーカーの国際グループと話をした。

私たちの心理的および精神的な生活における心臓の中心的な役割についての私の考えを彼らに話した。そして、私のプレゼンテーションの後、ある女性の精神科医が、質疑応答の最中に私のマイクのところにやって来て、細胞の記憶と考える心についての私の考えを裏付けるような経験をした患者の一人について私に話し出した。

その事件は彼女を非常に動揺させたので、彼女は涙を流して話すのに苦労した。聴衆も私も理解するのが難しいほどすすり泣きながら、彼女はこう言った。

「私にはそのような患者がいます。殺害された 10歳の少女の心臓を移植された 8歳の少女です」

「彼女が、ドナーの少女を殺害した男の夢について夜に叫び始めたとき、母親が彼女を私のところに連れてきました。彼女は娘がそれが誰であるかを知っていたと言いました。数回のセッションの後、私はこの子の言っていることの現実を否定できませんでした」

「彼女の母親と私は最終的に警察に電話することに決め、少女の証言をもとに殺人犯を見つけ出しました。私の患者であるその 8歳の少女が提出した証拠により、犯人は簡単に有罪判決を受けました」

「時間、武器、場所、彼が着ていた衣服、彼が殺した少女が彼に言った言葉……心臓移植を受けた少女が報告したことはすべて完全に正確でした」

そのセラピストが席に戻ると、その場にいた臨床の専門家たちは沈黙して座っていた。

 

私の知る限り、上記の話が起こったことを独自に確認できた人は誰もいない。ただし、ドナーの最後の記憶がレシピエントによって呼び戻されるケースは他にも報告されている。

たとえば、ある 36歳の女性は、婚約者に新しいウェディングドレスの写真を見せるために通りを走って横断中に死亡した 21歳の少女の心臓を受け取った。移植を受けた 36歳の女性は、ほぼ毎晩少女について次のような夢を見ると報告した。

彼女が若くて可愛くて、とても幸せだったことを知っています。私はいつも少し落ち込むタイプの人間でしたが、どういうわけか、移植以来、私の中にこれまで経験したことのない新しい幸せを感じているのです

彼女の気分が大幅に改善したことは、家族もすぐに気づいた。

他にも説得力のある例がある。次の話は、車が電車に轢かれて亡くなった 19歳の少年の心臓を受け取った 41歳の男性からのものだ。

目が覚めたとき、感じました。雷雨や大雨の後は、どのように気分が違うか知っていますか? 空気中のその感覚を知っていますか? それを感じたかのようなものでした。まるで自分の中で嵐が起こったかのような感じでした。

雷に打たれた感じです。私の中に新しいエネルギーが湧きました。また 19歳になったような気分です。私はきっと強い若者の心を手に入れたのだと思います。なぜなら、これまで感じたことのないような轟音や湧き上がる力のようなものを自分の中に感じることがありますから。

おそらく(19歳のドナーは)トラックの運転手か何かだったと思いますが、おそらくセメントトラックか何かに轢かれて亡くなったのだと思います。このスピード感と生のパワーを自分の中に感じています。

患者の妻:夫は子供に戻りました。以前は呼吸困難で体力もまったくありませんでしたが、今ではティーンエイジャーのようです。移植によって彼は完全に変わりました。彼はいつも力やエネルギーについて話し続けています。彼はこう言います…彼は、自分が巨大なトラックを運転している、あるいは大型の蒸気機関のエンジニアであるという夢を何度か見たことがあると言います。彼は、自分へのドナーが大型トラックを運転していて、それがさらに大きなトラックに衝突したと確信しています。

別のケースは、ドナーの心臓が患者の意識に拡散するさまざまな方法を示している。

本当に不思議なんですが、家の掃除をしているときや、ただ座って本を読んでいるとき、突然、この珍しい味が口の中にやってきます。説明するのは非常に難しいですが、非常に特徴的です。何かの味がするのですが、突然、 私は、ドナーのこと、彼または彼女が誰で、彼らがどのように生きたかについて考え始めます。しばらくすると、味は消え、思考も消えますが、常に味が最初に来るようです。

________________________________________ここまでです。

記事の中に、クレア・シルビアさんという47歳の女性が出てきます。事故で亡くなった 18歳の少年の心臓の移植を受けた方です。この方の手記も日本語で出版されていることをアマゾンで知りました。『記憶する心臓 - ある心臓移植患者の手記』という1998年の本です。

本の紹介には以下のように書いてあります。

> 原発性肺高血圧症という難病に冒され、心肺同時移植手術を受けたクレアは、手術後、自分の中に別の誰かが存在していると感じ始めた。食べ物の好みや性格にも変化があらわれ、不思議な夢を見るようになる。一体自分に何が起こっているのか、答えを求めてクレアの旅が始まる。 Amazon

 

「クレアか…」とつぶやきながら、この本もいつか読んでみようと思った次第でした。

ただ、骨髄移植などとは異なり、「心臓の記憶」を伝承する経験はごく一部の人たちだけに起きるようです。クレアさんの場合は、手術も「心肺同時移植」ということで、大ごとであったようです。

しかし、こういうことを知りますと、まあ極めて当たり前のことではあるのですが、

「すべての臓器は大事なものだなあ」と思います(本当に当たり前のことを書くのかよ)。

 

RNAが記憶を保持していることは2018年に解明済み

臓器ひとつひとつ、あるいは血液細胞ひとつひとつに「記憶がある」という考え方はメルヘンに聞こえるかもしれないですが、その根本が DNA (あるいはRNA)にあるとするなら、そんなにメルヘンでもないのかな、とも思います。

たとえば、2018年には、米カリフォルニア大学の研究者たちが、

「アメフラシの RNA を他のアメフラシに注入移植することにより《記憶の移植》に成功した」と発表しています。以下の記事で取り上げています。

(記事)RNAに「記憶は貯蔵」されている : 生きた生物間での「RNA の注入による記憶の移植に成功した」米カリフォルニア大学の研究を思い出す In Deep 2021年2月18日

 

場合によっては、「記憶全部が RNA によって牛耳られている」という可能性さえ感じさせる研究でした。

この記事を書いた 2021年2月というのは「人工的な RNA を体内に注射する」ということが、世界的に展開され始めた頃でした。日本もこの少し後から、本格的に(結局、1億人以上などに) RNA の注入が行われました。 

もし仮に。

くどいようですが、「もし仮に」ですが、RNA が記憶を保持する主体だとした場合、 

「得体の知れない記憶が入る可能性もある」 

のかなと、当時感じていました。

思えば、接種キャンペーン開始直後に、世界中でメジャー報道メディアでも報じられていたのは、「ワクチン接種後に鮮烈な悪夢を見る」という報告でした。

そんなことも思い出します。

2021年6月のメルマガ(6月11日発行の第146号)のタイトルは《ワクチン後に「夢」に介入しているものは何なのか?》というものでした。

先行して接種が始まったアメリカなどで、多くの人たちが、接種後に「それまで見たことのないようなリアルで鮮明な悪夢を見る」という報告をご紹介したものです。

その一部は以下の記事でも取り上げています。

(記事)精神病を引き起こす具体的な要因は? 世界保健機構のデータベースにリストされている「ワクチン接種後の精神障害の症例」が 12万1559件だと知り

 In Deep 2021年12月2日

先ほどの心臓移植の記事にあった、殺害された10歳の女の子の心臓の移植を受けた 8歳の女の子が、

「ドナーである 10歳の女の子が殺されたときの状況を完全に覚えていた」

というようなことも思い出させます。

もしかすると、ワクチン接種後の悪夢というのは、「共通した悪夢を見るようなタイプの RNA の記憶なのかなあ」などとも思いましたが、そのようなことは科学的でもないですし、わかりようがないものです。 

ただ、これらとは違う話ですが、骨髄移植で DNA が「すべて変化」するのなら、「ワクチン mRNA が逆転写した場合はどうなんだろうな」とは思います。

逆転写については、以前、以下のような記事で何度か取り上げましたが、DNA 汚染の話題が出ている現在だと、これらの話もかすんでしまうものなのかもしれません。

(記事)ワクチンmRNAのDNAへの「逆転写」がスウェーデンの研究で確認される。しかも接種後「6時間」という早さでヒトDNAを修飾することが示される

In Deep 2022年2月28日

(記事)「最大の目的は逆転写」 : その理由 In Deep 2022年9月21日

 

ちなみに、比較的最近のドイツの研究で、「骨髄からも、スパイクタンパク質が検出された」ことが示されています。以下の記事にあります。

(記事)ショッキングなドイツの研究論文:スパイクタンパク質は、骨髄から血管から本体まで「脳のあらゆる部位から検出され」それらは一様に脳組織を破壊していた

 In Deep 2023年4月12日


最初に取り上げましたニューヨークタイムズの記事に出てくる男性が「すべての DNA がドナーのものに置き換わっていた」ことが判明したのが、骨髄移植 4年後でした。

もしかすると、あと 2年か 3年すれば、ワクチン mRNA の挙動と働きがわかるようになるのかもしれません。場合によっては、DNA に統合した事例があるのかどうかもわかるのかもしれません。

しかし、接種者全員の DNA 検査なんてできるわけもなく、「気づけば、なんとなくみんな、かつてとは違う人になっていた」という雰囲気的なことしかわからないのかもしれないですけれど。


2023年8月26日土曜日

3165「縄文スピリッツ」2023.8.26

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月16日の記事を紹介します。


「縄文スピリッツ」


地球に住むほとんどの人々が自ら考えることを放棄し、TVなどのメディアや、行き過ぎた資本主義によるCMなどの印象操作によって

「流される人」

つまり悪魔的な意思に、無意識のうちに操作されてしまっている人になってしまいました。

こう言った困難な時代、邪悪な時代を乗り越えるには、 

神道の最高位、「浄階」まで行かれた葉室頼昭さんが仰るように、

復古、つまり古き良き文化、伝統に立ち返るほかないと思われます。

日本には、神々の意志によって1万数千年も続いた縄文文明があります。 

また、レインボーチルドレンのそうた君が言うように、日本は全宇宙のユートピアともいわれています。 

日本に住む私たち気づいたものから、自らの意志で、復古の精神、日本の心に立ち返らなければならないのかもしれません。 

さて、神さまが見える子供たちのお兄ちゃんが以前言っていたのですが、これから日本に沢山の神様が生まれてくる準備が整い、生まれてくると、今まで人間では、動かせなかった時代の流れをぐるりと変えてしまうことができる。 

 

但し、その神仕組みがうまくいくためには、この日本において、神様を信じる人々が多くいないといけない・・

とのことでした。

では今日も神様のお話です。 

今世界を見渡せば、最終戦争のような様相を呈しています。 

地球の進化にそぐわないものがあぶり出され、まさに魂の振り分けが行われているような状況です。 

そのような中で、ますます希望の光となるのが、神々が地政学的に何万年もかけて育て

日本人のDNAの中にしっかりと根付いた「縄文スピリッツ」かもしれません。 

物理的な戦力やパワーはなくとも、その真の日本人の精神性は、例えば羽生選手の例のように、世界中の人々の胸を打つものがあります。

戦後この力を恐れた占領軍の敗戦処理によって、日本人の精神性は一見、切断されたかのように見えますが、1万年以上の文化に培われたそのDNAは、そう簡単に破壊することはできません。

文化は異なっても、同じ神様からの神聖火花を頂いている人類同士、高い倫理観と、神々とともに生きてきた、その生きざまは、世界中の魂の共鳴を起こすのでしょう。 

 

今日はそんな日本人の心に眠る「縄文スピリッツ」のお話です。

日本人には、はるか縄文の時代から、1万年以上も続く、ものの考え方の基本があります。 

自然を敬い、全ての物にスピリッツ、魂を感じ、大切にするという、いわゆる古神道の考え方です。 

そこでは、神々はもちろん、死者でさえ敬い、その幸せを願い、喜んでいただくことこそが、 

生きている私たちの幸せに繋がると信じられてきました。 

このような考え方、生き方こそ、私たち日本人のDNAに息づく尊いものであり、まさにそのことにより、日本は世界のひな型と言われるようになりました。 

2011年には、神々に近い魂として、破壊の時代の予行演習がなされました。 

今の時代はまさに、私たちのDNAの中に眠る、縄文のスピリッツの遺伝子をONにする時代が訪れています。 

私たちの祖先の縄文の時代は、1万5千年間も日本で続いた平和な時代でした。 

その時代には、争いの形跡が一切見つかっていません。

争い、いさかい、過度の所有意識が始まったのは弥生時代からです。 

つまり弥生族が大陸から日本に渡って来てからのことになります。

どうして縄文人は争いをしなかったのかというと、

その理由は、縄文人は外に「神」を作らなかったからでした。

「神」は人それぞれの「自分の中にある」と信じて、

お互いの「神」を尊重しあったからです。

自分の中の「神」が尊重されるには、相手の中の「神」を尊重しないといけません。

このように、すべての対象のうちにある「神」を尊重しつつ、

自分のうちにある「神」に感謝した時代が縄文時代であり、

古神道の基本的な考え方でした。 

これは、まさにブッダグループが、人類の精神性の進化のために、時を超え、今の時代に、取っている方法論と全く同じです。

 

まさに縄文回帰、

「縄文の心を取り戻せ」のスピリット。 

これこそが、私たちが、私たち一人一人の心の中にこそ、神さまを見出し、お互いを尊重し認め、助け合い、お互いさまの気持ちで生きて行く、精神的な支柱となります。 

今の時代に言われている「国常立尊の復権」とはそう言う意味を持っています。 

地上の変化は、まず目に見えない世界で起こります。

上なる如く、下もまた然り・・です。 

そして神々は、人間の精神性の復活を通じ、この地球を変えて行きますが、 

その変化は、多くの人が期待するような 

・派手で、

・ドラマチックな、

・天変地異のような 

やり方ではないと思われます。 

大事な物は見えない・・・ 

いつの世でも、やり方は同じです。 

単なる好奇心を満たすような、人目を極端に引く、

サーカスを見せるような方法は取りません。 

地味ですが、着実な方法です。 

私たちのハートの中には 

・先祖を大切に思う敬心

・死者の幸せさえも願う優しさ

そして、生きている人々に対する、

・お互いさま

・お陰さまの心 

相手の個性、尊厳を大切に思う、温かな心、優しい心でありました。 

ただ、明治の文明開化、戦後の敗戦処理によって、

その大切な心が強制的に、忘却させられていただけです。

その美しい神のような心を取り戻せば、きっと、気付いたら、

いつの間にかミロクの世が始まっていた・・  

そのようになっていることでしょう。 

今は、建て替え、つまり破壊の時を過ごしていますが、 

これを耐え忍べば、いよいよ美しき世界への建て直しの時期です。 

希望を持ち、周りの人々と助け合いながら、笑顔と感謝の気持ちで暮らしていれば 

きっと、その美しき世で暮らすことができるでしょう。

  





2023年8月25日金曜日

3164「苦しい時こそ予祝」2023.8.25

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月15日の記事を紹介します。


「苦しい時こそ予祝」


私たち一人一人がが置かれている状況は、 全ての全て、過去の私たちの心の状態が生み出したものです。 

全ての現象・出来事や、物質的な環境も、全て、私たちの心の中にその種があったから 

目に見える形で、今目の前で展開されています。 

それほど、私たちの心は大きな力を持っているのですが、それを使わせない、知らせないようにして、私たちが自分で考えることをやめ、「流される人間」を創り出すために、様々な勢力も動いてきました。 

約100年ほど前、アメリカのヒル博士が対話した悪魔的な存在は、当時として「流される人間」は98%に達したと断言しています。

ヒル博士は、1920年代の大恐慌時代に、荒廃した人々に、この私たちが持つ「心の力」を公開し、何千万人もの人の心に灯をともしました。 

令和の時代の現代はどうかと言えば、レインボーチルドレンのそうた君が言うように、もう愛の星、地球としての復活は難しい・・

という所まで来ているそうです。 

ですが、私たちは縁あって、この地球に、この時代をあえて選んで生まれてきました。 

この地球、愛の星を諦めるわけにはいきません。 

この「流される人間」から脱却するには・・ 

自分の心を見つめ、自ら考え、自らの足でしっかりと大地に立つにはどうしたら良いのでしょうか?

自分の心を

・愛

・おもいやり

・助けい合い

・おかげ様、お互い様

・夢

・希望

・感謝 

の心で満たしていくしかありません。 

イエスの教えてくれた黄金律、そしてブッダの教えてくれた感謝の心の重要性は、 

今の時代でさえ、決して変わることがありません。

 






 

自分の心を整えていく作業は、誰も助けてくれません。 

自らの足で一歩を進めなければなりません。

そのために、今日のお話を始めます。 

私たちの心の状態が、全てを決めます。

ですので普段から、まわりやTVなどから接する情報も、できるだけ

・清らかなもの

・優しく温かなもの

・思いやりのあるもの

・人に勇気を出させるもの 

などにして、好奇心をくすぐる目的で、下品な物や面白おかしくデフォルメされた・・・ 

・ゴシップ

・人をだましたり

・嫉妬したり

・恨んだり

・貶めたり

・陰口を言ったり聞いたり

そのような物を見たり聞いたりして、心に入れないようにしたいものです。 

何故なら、心に在るものが、何時か現実化されるからです。

 

無意識に心に入れたものが、現実化してしまう可能性が高いからです。 

もし今の現実を変えたいならば、幸せになりたいのなら、心癒される環境に身を置きたいのなら、人や周りを変えようとするのではなく、自分の心をきれいに洗濯をしてみることをお勧めします。 

そのためには、感謝の気持ちが大切です。 

思ったこと、心の中のことが現実化するとは、私たちが神さまと同じように作られたからです。 

神々と同じ、創造する力を私たちは与えられているからです。 

さて、ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』で有名な故渡辺和子さんは、 

36歳の若さでノートルダム清心女子大学の学長となりましたが、若さゆえに沢山の苦労をなさいました。

<引用開始> 引用元 

 

思いがけず学長という立場につけていただきまして、やはり苦労がございました。

私はいわゆる「くれない族」というものになりました。

・お辞儀をしてくれない。

・あいさつをしてくれない。

・こんなに苦労しているのに労ってくれない。

そういう「くれない族」。

私は「もっと人様に仕える仕事をさせていただくために入ったのに」と私を修道院に推薦してくださったアメリカ人の神父様のところにまいりまして、縷々(るる)不平不満を述べました。

すると神父様は、「あなたが変わらなければ、どこへ行っても何をしても同じだよ」とおっしゃいました。

目からうろこが落ちました。

他人が変わることばかり求め、幸せを他人まかせにしていた自分に気づかされました。

私が変わらなければと思い、私の方からあいさつをする人間に変わる決心をいたしました。

 

そうすると、周りの方が変わってくださったんですね。

明るくなりました。

それまでは、環境さえ変われば、みんなさえ私を理解してくれれば、と思っていました。

神父様の一言で、大切なのは人に頼ることじゃないんだ、と気づきました。

「環境が悪い」「人が悪い」ではなくて、悪い環境ならよくしよう。

よくするためには、まず私が一番先に変わらなければいけない。

発想の転換と申しましょうか、そういう気持ちになりました。

私は傷つきやすいところがございますけれども、そのおかげで、人様にこういうことをしたら、この言葉を申し上げたら、傷つくんじゃないかということが、わかる人間になったと思います。

弱さ、傷つきやすさを逆手にとって、相手の気持ちがわかる人間になる。

だから傷つくことのありがたさを、忘れてはいけないのです。

時間の使い方は命の使い方。

この世の中に、無駄なものは一つもございません。

嫌なことや傷つけられたことさえも私たちは、いいことに変えられるのです。

<引用終了>

 

渡辺さんは学長として、働き盛りだった五十歳の時、うつ病となり、死を考えた経験があるのだそうです。

そして、周りの方々、取り巻く神々に助けられ、克服しました。

渡辺さんの醸し出す、静謐の中の深い優しさはそんなところから来ているのかもしれません。

ご自分で苦しみを味わったからこそ、同じように苦しむ人々の心の内が分かり、そして、寄りそい、温かな言葉をかけられるのでしょう。

そう考えたら、ご本人の仰るように、病気さえも無駄ではなかったことになります

返って神々の恩寵となったのです。

神様のやり方は、何時も同じです。

神様は私たちの「願ったもの」ではなく、幸せを増すのに「必要なもの」を与えてくださいます。

それは必ずしも私たちが欲しくないものかもしれません。

でも、全てが肉体ではなく、魂の成長にとって必要なものなのだと、感謝して謙虚に受け入れることができれば、人の魂は、どんなに光り輝くことでしょう。

周りの人たちの心を照らし出すことができるでしょう。

お腹が空いた時のひもじさが分かるから、素朴な美味しさを感じることができます。

私たち生きている人間は、物事の表面しか見ることができません。

その、ほんの一面だけを見て

・良い、悪い

・幸、不幸。

を判断することはできません。

有頂天になったり、落ち込むことには意味がありません。

どんな人も、必ず、時が経って振り返れば、究極的には、肉体が亡くなって天に返る時には、

今の状況に至るためには、その出来事が必要なことであった、そう気付くことでしょう。

神さまは、幸運を与える前に、必ず、まず、不幸に見える出来事をくださいます。

そして、その出来事に、不平や不満、愚痴を言わず、やり過ごすことができた時、幸運がやってきます。

それは、必ずセットになっています。

更に、神さまのなさり方が理解できたのなら、きっと前半部分の、不幸に見える出来事がやって来た時、感謝の気持ちで受け取ることができるでしょう。

 

また、もっと確実にする方法があります。

それは日本人が古来からやってきた方法、予祝(よしゅく)です。

祝福をあらかじめ予定するのです。

いわば前祝い。

先に喜び、先に祝うことで、次に来るであろう、喜びの現実を引き寄せる

これは、日本人が古来からやっていた夢の叶え方だそうです。

お酒を飲みながら、お米がたわわに実ることを想像し、仲間とワイワイ先に喜んでしまう、前祝い。

それが夢の引き寄せであり、お花見の由来だったのだそうです。 

何故なら心がワクワク楽しいことで満たされていたら、例え今は不幸でも、必ずそれと同じ波長のことが現実化されるからです。

どのような現実が、起ころうと、私たちの運命は、全て結果オーライになるように組まれています。

そうであれば、常に感謝の気持ち、笑顔で生きて行きたいものですね。 

 

2023年8月24日木曜日

3163「悪魔と神さま」2023.8.24

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月13日の記事を紹介します。


「悪魔と神さま」


私たちは今、この地球で、とてつもなく地獄的な時代を生きています。

がんじがらめに縛られ、労働、時間、お金をひどく搾取され、奴隷的な立場に置かれています。

その奴隷にも2種類あります。

・肉体の奴隷

・精神の奴隷

この地獄的な世界は、ずっと昔から着々と構築を進められてきました。

ブッダやイエスが戦った悪魔。

そういった存在が、神々が存在した時から、同時に存在したからです。

この見えない悪魔は、波動に乗って私たち人間の精神に巧妙に入り込みます。

神々によって作られた高貴な私たちの魂を堕落させ、破滅させるためです。

その過程で発生する

・恐怖

・苦しみ

・悲しみ

のエネルギーを必要としているからです。

近代では約100年前に、この悪魔と対話したのがナポレオン・ヒルです。

その後も、この悪魔と対話し、その本性を見抜いた人も、数は少ないですが、出てきました。

この悪魔のやり方は実に巧妙です。

悪魔自身は姿を見せません。

私たちの魂が、思考(思い、魂の願い)を始めると、

・それを邪魔するために、

・堕落の方向性を持たせるために

ちょっとした幻覚を見せ、邪魔をする「気分」を作り、かぶせてきます。



普段から

・自分で考えることをせず、

・全てを他人任せ(他人軸)

・他人の眼ばかり気にしている人

・他人と自分を比べている人

・自分の事なのに、人生の決定を全て他人に委ねてしまう人

・自分に起きた出来事を、全て他人や社会、運のせいにする人

・自分の魂を蔑み、他人の力にあこがれ、頼ろうとする人

このような心でいると、悪魔にとっては好都合です。

簡単にその人の魂の願いを、堕落の方向、破滅の方向に向けてしまいます。

そして今、積もり積もってできたのが

・現代の社会

・支配と、隷属の構造

・すべての人間関係

・ほとんどの人々の思考パターン

です。

最初に言った「地獄的な時代」とはこのことです。

この地獄的な世界で生きていくには

・この世界

・このシステム

・この世界の常識

・この世界の価値観を受け入れ

なければいけませんから、

そこに順応してしまうということは、人間性の否定、ひいては魂の否定、神々の否定に繋がります。

  

ですから、

・良心の呵責

・みんなの心の中にいらっしゃる神さまの心

に耐えられず、精神に異常をきたしてしまったり、自ら命を絶ってしまう方も多い世の中になりました。

私たち、一見うまく立ち回っているかに見える者でさえ、時として、思考に悪魔的な「気分」をかぶせられ、また周りの人に入り込んでいる悪魔的な波動が、周りの人を無意識のうちに動かし、邪魔をされ、魂の願い、思考、神々への愛、人々への愛と思いやりを無くさせます。

そういったことに気づき始めた人も沢山います。

このままでは地球が滅ぶと危機感を持つ人も沢山出てきました。

地球意識も、この今の状況を決して許さないことでしょう。

大きな変化、大きな淘汰が起こるかもしれません。

時代の変化も後押ししています。

・うお座の時代からみずかめ座の時代への移行

・土の時代から風の時代

・仏の時代から神の時代

全ての大きな変化が重なっています。 

地獄的な世界に気づき、そこから抜け出そうとすることは、大きな決断とエネルギーが必要かもしれません。

今までの惰性の習慣を断ち切る勇気が必要かもしれません。

ですが決断には、見えない世界の私たちの身近な神々が後押しをしてくれます。

決断さえできれば、人間側で実行・行動するのはたやすいことです。

私たちは今この地球で、神々の承諾・応援の元、肉体をお借りして、魂が沢山の経験をさせていただいています。

ですが、精神が地獄に縛られ、飼いならされ、思考が悪魔と同じになってしまったら、肉体を脱いだ後、その後のご想像がつくと思います。

神々は、大きな力を持って、私たちの魂を底なし沼からさっと救ってくださるような安易な真似はなさいません。

  

私たちは神様から魂を頂いています。

その魂の自発的な気持ちから、思考し、行動を起こさなければ、神々も助けることができません。

まずは、自分の心の内を、神々と対話しながら見つめなおし

・自分で考えることをせず、

・全てを他人任せ(他人軸)

・他人の眼ばかり気にしている人

・他人と自分を比べている人

・自分の事なのに、人生の決定を全て他人に委ねてしまう人

・自分に起きた出来事を、全て他人や社会、運のせいにする人

・自分の魂を蔑み、他人の力にあこがれ、頼ろうとする人

このようなことが無いか、心の洗濯をしてみることも大切かもしれません。




2023年8月23日水曜日

3162「まるごと受け入れる」2023.8.23

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月12日の記事を紹介します。


「まるごと受け入れる」


このブログでは、元気で悩みも無く、明るく暮らしていらっしゃる方へと言うよりも、 

どちらかというと、日々の暮らしに疲れ、悩み苦しみ、涙を流していらっしゃる方に向けて書くことが多いです。

できれば悩みや苦しみから解放されて、心から笑って頂きたいからです。

そのヒントとなればと、今日もブッダのお話からご紹介します。


ブッダは2500年前に、人間の生というものは「苦」に満ちていると悟りました。

ブッダが悟った「苦」とは、世の中は自分の思いどおりにならない、という意味でした。

災難の中に居ることが「苦」ではありません。

「この世は『苦』に満ちている」という言葉の本当の意味は、結局は自分だけの問題だということになります。 

何故なら、どなたも自分の思い通りにならない現実に対して、自分の心が苦痛を感じているからです。

外からやってくる不幸や悲劇は存在しません。

それらには良いこと・悪いことという色が全くついていません。

全てが内側、つまり自分の心・思い、受け取り方の問題だったとブッダは気付きました。

ブッダは思いどおりにしたいという「執着」を持たなければ、人間は全ての「苦」から解放されることに気づいたのでした。

そしてブッダは全ての煩悩から自由になり、悟りを開きました。

私たちの悩みの多くは、実は自分自身のことではなくて、他人が自分の思う通りに振る舞わないことから発生していると言われます。

多くの人は自分の価値観の中に、相手を連れてこようとして苦しみます。

でも、その人の良いところも悪いところも全部踏まえた上で、そのまま全て、まるごと受け入れてしまえば何の問題・悩みも無くなります。

自分の価値観を、人にまで押しつけようとした時に、実は自分自身が一番苦しみます。

人や物事・起こっている現実を自分の思う通りに変えようとせず

・お金と仕事の問題は、「掃除」をしていれば無くなってしまう。

・体と健康の問題は、「笑って」いればいい。

・人間関係は、感謝、「ありがとう」を言っていればいい。

それだけで私たちは幸せに暮らしていけるように神さまが、この世の中を作ってくださっています。

 

神さまが好む人間の行為ベスト3は、

・掃除

・笑い

・感謝

の3つなのだそうです。

神さまは掃除をする人が好き、笑顔や笑い声が好き、感謝する人が好きらしいのです。

「掃除」と「感謝」は、いわゆる善行。

ここに「笑い」が入ってくるのは、実は「笑い」は「肯定」を意味しているからです。

「笑い」とは、目の前に起きている現象に対する肯定であり、受け入れることです。

それは目の前の現象(嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと)を起こしてくださっている地球や宇宙や神さまに対し、「ありがとう」と肯定したという意味になります。

神さまにとって「肯定された」ということは、自分のしたことを「喜ばれた」ということになります。

小林正観さんが仰るには、神さまは喜ばれると嬉しくてやる気になって、応援支援をしようと思うみたいなので、肯定的な人には、どんどん味方をしてくれるようになるそうです。

私たちは子供のころから、「手に入っていないもの」を挙げ、「それを手に入れることが幸せ」という風に教えこまれて来ました。 

またビジネス社会でもそうですね。

売り上げ目標を高く掲げ、ムダを極力省き全てのエネルギーをそこに注ぎ込みます。

また「努力しなければダメ」「頑張らないとクズ」と教えられても来ました。

一方、 

・既に沢山のものをいただいている

・既に充分恵まれている

との考え方に至った人たちもいます。

これは現状(嬉しいことも、苦しいことも、悲しいことも)を肯定して、「喜びながら」「幸せを感じながら」「感謝しながら」生きるという生き方です。 

神さまや宇宙に、今既に十分与えられていると言う「小欲知足」の生き方です。 

強く願えば叶う、努力すれば必ず現実を変えられる。

宣伝や営業努力の結果でものが売れる・・  

そのような方法論はもう古いのかもしれません。

神さまの意思や働きを否定した傲慢な考え方かもしれません。 

 

神々の計画では、21世紀は「精神性の復活の時代」、「心の時代」になって来ています。 

21世紀は、いかに宇宙を味方にするか? 周りと調和していくのか?

そう考える方が時代の潮流のようです。

・人に喜ばれるように生きていくこと。

・「頼まれごと」をひたすら実直な、愚直な、誠実な心で行っていくこと。

・目の前の現象をまるごと感謝して受け入れること。 

・自分が社会的に成功するとか、

・お金持ちになるとか、

・商品が売れるとか、広まるとかということは、 

ブッダが言うように、全て本人の力ではありません。

すべて神さまや、宇宙、そして周囲の人・ご縁のおかげです。 →縁起の法則と言います。 

ブッダは般若心経でそう教えてくださいました。 

自分の努力や力ではなく、全てが目に見えない神さまや、宇宙、人様のご縁のおかげということがわかったら、あとはただ感謝、「ありがとう」と言うだけですね。

何故なら、その現象は、私たちの魂を磨き、美しく輝かせるために起きていることだからです。 

それが、ブッダは2500年前に悟った人間の生というものは「苦」に満ちている・・

その苦しみの世界において、真の幸せを掴む道なのかもしれません。

泥の中から咲くハスの花ように、私たちも、この世界において、置かれた場所で、

美しい花を咲かすことが、きっと誰にでもできるのです。

 


2023年8月22日火曜日

3161「アメリカや日本の自殺危機と薬物濫用危機の根幹にあるのは」2023.8.22

 今回はIn Deepさんの2023年08月14日の記事を紹介します。


「アメリカや日本の自殺危機と薬物濫用危機の根幹にあるのは、社会的要因か、あるいは「ヒトヘルペスウイルスの再活性化によるうつ病の蔓延」か」

https://indeep.jp/suicides-drug-overdoses-and-hhv6/


アメリカでも日本でもパンデミックの「後から」自死数が上昇中

アメリカで、2022年に自殺者数が「過去最多を更新」したことは、日本でも報じられています。2022年の米国の自死者数は、4万9500人で、前年より 2.6%増加したと米 CDC は述べています。

ちなみに、日本の 2022年の自死数は 2万1584人で、アメリカよりは少ないとはいえ、人口 3億3000万人のアメリカと、人口 1億2000万人の日本を比較としますと、相変わらず日本の自死率は高いです。

そして、報道を見ますと、アメリカでは、自死だけではなく、「薬物の過剰摂取による死亡者数」も過去最多を記録しており、2022年の薬物過剰摂取による死亡者数が、10万9680人に達したことが、やはり CDC から報告されています。自殺者数の倍以上です。自死と過剰摂取による死を合わせると、約 16万人が 1年で亡くなったことになります。

薬物過剰摂取による死亡の 1位は、フェンタニルというものです。フェンタニルというのは、ヘロインやモルヒネなどを数十倍〜数百倍強力にした合成オピオイドの鎮痛剤で、非常に「死に近い薬剤」ですが、もともとは「医療の現場で投与されていた」ものですが、今ではさまざまな非合法フェンタニル製剤も出回ってもいます。

このフェンタニルの死亡者数の急激な増え方は、以下のロサンゼルス郡の死者の急増ぶりでおわかりになるかと思います。

2021年までのロサンゼルス郡のフェンタニル過剰摂取による死者数の推移

 

(記事) 米国ロサンゼルス郡のフェンタニルの過剰摂取による死亡数が5年間で1200%増加。10年前からは8000%増加 (2022/12/03)

これは 2021年までの統計ですが、その後さらに増えていることは確実で、実際、今年 3月にアメリカ麻薬取締局 (DEA)は、アメリカ全土に、オピオイドの混合薬の蔓延に対して「警報」を出しています。ですので、2022年以降はさらに大変なことになっていると思われます。

(記事)米国で「ゾンビドラッグ」と呼ばれる、動物用鎮静剤とオピオイドの混合薬が蔓延。麻薬取締局が全土に警報を発令 地球の記録 2023年3月24日

 

米ゼロヘッジが、この自殺の増加と、薬物の過剰摂取による死亡者の増加を、「アメリカを震撼させているふたつの危機」として報じていましたので、ご紹介したいと思うのですが、この、

・自死

・薬物過剰摂取

には「今の世の中だからこそ」共通する根底があると私は考えています。

 

あまり、何もかもワクチンとばかり関連付けたくはないですが、

「うつ病のほとんどの根底の要因が、ヒトヘルペスウイルス6型の再活性化によるもの」

という観点と、

「スパイクタンパク質が、そのヒトヘルペスウイルス6型を再活性化させる」

という研究から、「スパイクタンパク質と、うつ病の発症はかなりの関係性がある」と考えています。

2年ほど前によく書いていたことですが、少しだけそれにふれさせていただきます。

うつ病が「死に向かう病気」であり、また、「現実からの逃避を求めやすい病気(薬物に向かいやすいもの)」であることから、自死数の上昇と薬物の過剰摂取者の増加は、根底に共通する要因が少しあるかもしれません。

スパイクタンパク質とメンタルの劣化の関係

ヒトヘルペスウイルス6型が、うつ病と関係していることを知ったのは、2021年のことでした。

東京慈恵会医科大学の近藤一博教授が発表した以下の論文にあるものです。

(論文)ヒトヘルペスウイルス6は、感染の潜伏期に視床下部 - 下垂体 - 副腎軸を活性化することにより、うつ病のリスクを大幅に増加させる

Human Herpesvirus 6B Greatly Increases Risk of Depression by Activating Hypothalamic-Pituitary -Adrenal Axis during Latent Phase of Infection

近藤教授たちのチームの調査によれば、

「うつ病患者のほぼ 8割から、ヒトヘルペスウイルス6型(正確には、その遺伝子が作るタンパク質)の抗体が見出されている」

ことが判明しています。

うつ病発症の直接の原因はさまざまであっても、うつ病の根底にある「要因」は、ヒトヘルペスウイルス6型の再活性化にあるようなのです。

先ほどの近藤教授のチームの論文自体は大変に難しいですが、教授は、非常にわかりやすく、『うつ病の原因はウイルスだった!』という著作で述べられています。

以下の記事では、この著作から一部抜粋させていただいています。

(記事)うつ病……帯状疱疹…… In Deep 2021年9月8日

 

この「ヒトヘルペスウイルスの再活性化」という概念を知った 2年前から、

「接種キャンペーンの後から、帯状疱疹や、あるいは自死が増えていくのだろうな」

と考えるようになっていました。

スパイクタンパク質の間接的原因による「自死の予兆」は、同時期の以下の記事にも書いています。

(記事)自死はどこまで増えるのか In Deep 2021年9月14日

スパイクタンパク質が、ヒトヘルペスウイルス6型だけではなく、あらゆる種類のヒトヘルペスウイルスを再活性化させることは、最近の研究でも示されています。以下の記事にあります。

(記事)ワクチンスパイクタンパクは「ほぼすべての種類のヒトヘルペスウイルスを再活性化させる」ことを示した論文を… In Deep 2023年3月18日

 

もちろん、スパイクタンパク質が原因ということは、コロナの自然感染、ワクチン由来どちらも当てはまるわけですが、最近くどいほど書いていることで恐縮ですが、 

・自然感染 → 人工物は組み込まれてはいない

・ワクチン → RNA に人工物が組み込まれて(組み換えられて)いる上に、生成されるスパイクタンパク質が改変されているので構造が強い

ということがあります。どちらが、「執拗にヒトヘルペスウイルスを再活性化させようとするか」は、比較的明らかです。

前回の記事「まさにこれは「有害性の集大成」であることを…」でも書かせていただきました。

昨年 9月には、高知大学医学部の医学者たちが「スパイクタンパク質が帯状疱疹ウイルスを再活性化させるメカニズム」を突きとめています。こちらの記事にあります。

スパイクタンパク質の再活性化により起こり得る疾患の数はおびただしいものですが、ともかく、スパイクタンパク質がヒトヘルペスウイルスを再活性化させるという事実がわかってきている中で、特に、

「メンタル系と自己免疫系の疾患が今後数年で劇的に増えてしまうのではないか」 

という懸念を 2年前に持ちまして、その懸念は今も同じです。

多数の精神疾患と神経疾患の原因となっていると考えられているモノアミン酸化酵素(MAO)というものの機能異常をスパイクタンパク質が引き起こす可能性も、2021年にクロアチアの研究で示されていました。

(記事)永遠のワクチン接種の発言を聞きながら、スパイクタンパク質は神経疾患や精神疾患と強く関係する「MAO」に結合するという新しい研究論文から思う、やはりやや暗い未来

 In Deep 2021年9月7日

実際、スイスでは、2022年の時点で「歴史上最悪の精神疾患の嵐」が、特に若い世代で起きていることが報じらていました。以下の記事にあります。

(記事)スイスの歴史で前例がない「うつ病と精神疾患の増加」の報道から思い出す、スパイクタンパク質とヒトヘルペスウイルスの再活性化の関係、そして MAO との関係

 In Deep 2022年12月13日

 

こういう現実からも、今後のメンタルの問題の拡大、あるいは、それに伴う薬物への依存(ベンゾジアゼピンを含む)の拡大の懸念はあり得ると思っています。

ベンゾジアゼピンの使用(と断薬)そのものが、自殺念慮と関係することは、こちらの記事で取り上げています。日本の医療現場でメンタル疾患に処方する代表が、ベンゾジアゼピンと SSRI ですので、問題が薬によって倍加されている可能性もあります。

主要国のメンタル疾患の問題は、すでに「社会的要因を超えた」ものとなっており、これは今後も拡大すると個人的には思っています。

なお、薬物依存については、日本はアメリカほど深刻ではないという考え方もあるかもしれないですが、今年 6月には、国立精神・神経医療研究センターの調査で、「高校生の60人に1人が市販薬の過剰摂取の経験があることがわかった」という報道もありまして、「現実からの逃避願望」という根は似ています。

ここからアメリカの自殺危機と薬物危機について、米国ゼロヘッジの記事です。


双子の危機がアメリカを震撼させる:自殺と薬物過剰摂取が過去最高を記録

Twin Crises Rattle America: Suicides And Drug Overdoses Hit Record Highs

ZeroHedge 2023/08/13

アメリカにおける不穏な傾向

新しいデータにより、2022年に自殺と薬物の過剰摂取が過去最高に達したことが明らかになった。この双子の危機は新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降に急速に加速しており、全国的なメンタルヘルス危機の悪化の兆候である可能性がある。

アメリカ疾病予防管理センター (CDC)の新しいデータによると 、2022年には 4万9500人という驚異的な人数が自ら命を絶ち、過去最高数を記録した。これは前年比 2.6%増だ。

 

CDC の広報担当者クリスティ・ヘーゲン氏はブルームバーグに対し、米国の人口 10万人当たりの年齢調整後の自殺率は 14.4人で、前年の 14.1人から上昇したと語った。

そして、自殺者は、圧倒的に白人に多い。アメリカの白人たちに何が起きているのだろうか。

 

ムルシー公衆衛生長官は CDC の声明として、「メンタルヘルスは、現代のアメリカの公衆衛生と社会の決定的な課題となっている」と述べた。

公衆衛生長官は「あまりにも多くの人々とその家族が苦しみ、孤独を感じている」と続けた。

また、CDCは 5月、 2022年の薬物過剰摂取による死亡者数が 10万9680人に達し、過去最高を更新することを示す暫定データを発表した。

2000年からの米国の薬物過剰摂取による死亡者数の推移

 

statista

両方の危機を合わせると、昨年のアメリカで約 15万9,180人が死亡したことになる。

バイデン政権は「メンタルヘルスのあり方を変えるための前例のない投資」について宣伝できるのかもしれないが、それはまだデータには表れていない。

お互いの覚醒を競い合っている企業メディアにとっては、アメリカの中核を打ち砕くこれらの双子の危機に対しての有意義なニュースを報道する時期が来ているのではないだろうか。



2023年8月21日月曜日

3160「物には心がある」2023.8.21

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月10日の記事を紹介します。


「物には心がある」


今日は地味なお話です。 

ですが、心の洗濯にとっては、とても大切なお話です。 

どんなことが起ころうと、基本は自分の心だからです。 

自分の心さえ、洗心し、感謝の心で満たしておけば安心していられます。 王道です。

さて今日のお話は「物には心がある」

つまり、どんなものにも、現象にも、神様が宿っているというお話です。 

想像してみてください。そっと目を閉じて、昔の東北、深い雪に閉ざされた冬を・・

東北の民族学者、故人ですが、田中忠三郎さんの「物には心がある」という詩がありあます。<引用開始> 引用元 

  

雪国、青森の冬は厳しい。

暖かい衣服がないと暮らしていけない。

自分の体を暑さ、寒さから守ってくれるのは身を包む衣服だった。

そのために衣服を大切にした。

でも、その衣服でさえも、デパートも呉服屋もなかった時代、自分で作らなければいけない。

麻を植え、育て、それを刈り取って糸にして布を織り、それから着物を作る。

一本の糸、小さな布でも大切にして作られたのが、そんな仕事着や晴れ着だった。

冬の夜、寒さ厳しい中で、継ぎ足した衣をまとい、親子が肌を寄せ合って眠った。 

人はそれをボロ着物、ボロ布団というが、それはボロではなく人の優しさだった。

<引用終了>

  

今夜は「すべての物には魂が宿っている」ということで、小林正観さんのお話をご紹介します。

<転載開始> 転載元 


お金にかぎらず、 

人間をはじめ、動物、植物から鉱物にいたるまで、あらゆる物に当てはまる宇宙の法則があります。

それは次のようなこと。

すべての存在は、感謝して大切にされると、その人を応援してくれる。

なぜなら、すべての物には魂が宿っているからです。

心があるからです。

毎日使っているコップには、水や飲み物を入れて飲んでもらうという機能があります。

機能とは、誰かの役に立つということ。

落としたりしてこわれないかぎり、コップには飲み物を入れるという機能があります。

電車も自動車も、動いて人を乗せることができるかぎり、機能を果たしている。

生きているのです。

こわれて動かなくなったら、人の役に立たなくなったので、死んだということになります。

そしてその魂たちは、みんな、ほかの人たちの役に立ちたいと願っています。

 

物は言葉をしゃべりませんし、手足もありませんが、つねに誰かの役に立って、喜ばれたいと思っている。

だから、使っている人がその物に「ありがとう」という感謝の念を送り、大切に扱うと、

その物は喜んで、その感謝を返そうとします。

大切にしてくれた人を応援するように働いてくれるのです。

毎日使うコップに「愛してる、大好き、ありがとう」と言っていると、その人を応援したいと思うようです。

アメリカのメジャーリーグで活躍するイチロー選手は、自分が使う道具を大事にすることで知られています。

グローブやスパイクの手入れは絶対に用具係の人にまかせずに、必ず自分の手で丁寧に手入れをするそうです。

バットも地面に寝かせずにボールが当たる面を上にしておくなど、道具を丁寧に扱うのです。

試合中、ヒットを打って塁に出るときも、けっしてバットを放り投げたりはしません。

ヘッドの部分を地面につけて、やさしくバットを地面に置いて走り出すのです。

以前、このようにバットを投げなかったのは、現役時代の王貞治選手でした。

この人もホームランを打ったときに、バットを静かに地面に倒してから塁に出ていた。

以来、30年ぶりにバットを放り投げない選手として球界に現れたのが、イチロー選手だったのです。

それに対して、ヒットを打つと乱暴に地面にバットをたたきつけて走り出す選手がいます。

外国人選手などで三振に打ち取られると、はらいせにバットを折ってしまう人などもいますし、ピッチャーでも打たれたときに、グローブを地面にたたきつける投手をしばしば見かけます。

見ていると、こうした選手で大成した人はいません。

一時期はよい成績をあげて、話題になることはありますが、長く続けることはできません。

どうやら、長く活躍しつづける選手と、そうでない選手の差は、野球の神さまに応援されるかどうからしい。

イチロー選手はおそらく、そのことがよくわかっているのでしょう。

<転載終了>

 

人間をはじめ、動物、植物から鉱物にいたるまで、あらゆる物に魂が宿っている。

つまり神様が、全宇宙に浸透しているということです。

ですから、私たちが、それらの者(物)に、感謝の気持ちや「ありがとう」という言葉をかけると、喜んで、その感謝を返そうとするのだそうです。

同じ神様が、その相手や、物にも宿っているのですから、同調・共鳴するわけです。

人に対して、誠意をもって感謝の気持ちを伝えれば、相手は喜んで、その後は大切な味方になってくれます。

たとえ相手が、悪意や憎悪、意地悪な気持ちで接してきても、私たちが、相手と同じ波長で「不平、不満、悪口、愚痴」で返さずに、感謝の気持ちを伝えたら、必ず相手の中の魂(神様)の部分が共鳴しますから、味方に変わってしまいます。

これは、人間だけでなく、植物や動物でも同じです。

 

「愛してる、大好き、ありがとう」と愛の心で接すれば、必ず、私たちの味方をしてくれます。

車やパソコンでも同じです。

車に乗る時に、「いつもありがとう、今日も無事に目的地に届けてね」って感謝を伝えておけば、きっと事故も起きないでしょう。

この正観さんが教えてくれた宇宙の法則を、日常生活で生かすとしたら・・

・何時も自分のことを目の敵のようにイジワルしてくる人

・怖い上司

・いつも怒ってくる人

つまり「私が嫌いな人」や、「私のことを嫌いな人」に対して、「ありがとうございます」や

「感謝しています」などの言葉を使っていると・・いえ、直接言葉をかけなくともよいのです。

心の中で、お顔を思い浮かべて、「ありがとう」と言霊を唱えていると、私たちの意識は、

全部つながっていますから、相手にその感謝の波動が伝わります。

 

その結果、「不要になったエネルギーが解放(消滅)されて、愛のエネルギーで置き換わった」状態となります。

また、病気や経済的な状態、子供や配偶者の問題なども同じです。

私たちには、不必要なことは起こりません。

神様はサイコロを振りませんから、偶然で発生する出来事は一つもありません。

ですから、これらのことも、「問題」として捉えるのではなく、私たちの魂を磨くために

神様が用意して下さったもの。。 

そう考え方を入れ替えるだけで「ありがとうございます」や「感謝しています」という言葉を使うことができるかもしれません。

最初は、この言葉を出すのが苦しいかもしれません。

ですが、最初の苦しさだけ、そこだけを乗り越えてみてください。

必ず、自然を含め宇宙が味方をしてくれるようになります。

サポートオブネーチャーを実感することができます。

物、そして人には心があります。

どなたの中にも、どんなものにも、神さまが住んでいらっしゃいます。

縄文の古代から、戦前までの日本人は、みな、この事実を知っていました。 

この尊い精神基盤を、破壊し、日本人を弱体化させようという邪悪な意思が動き出すまでは。

どなたの中にも神様はいらっしゃいます。

人の悪しきところ(鬼心)には目をつむり、良きところ(仏心)だけを見つめてみてください。 

良きところがエネルギーを得て、きっと、神様が姿を現してくださいますから。

  






2023年8月20日日曜日

3159「現実が変わらぬなら」2023.8.20

 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年08月09日の記事を紹介します。


「現実が変わらぬなら」


悪魔的な心は誰の心の中にも、多かれ少なかれ存在していますが、人間の欲望、自我の心は、

宇宙神から自由意志を与えられているために、その心は、神の心にもなれるし、残酷な悪魔の心にもなれます。

自分だけでなく、自分の我欲のために人までも陥れ、その精神を堕落させ、悪魔的なものに、

してしまうような人や組織、動きも実際に存在します。

それを無意識にやってしまう人も大勢います。

近年は、人間性の劣化が非常に激しく

・自分さえ良ければ

・今さえ良ければ

・お金さえ儲ければ

という人々も増えてきたと言われています。



また恐怖感に縛られて無意識に、そちらの方向へ進もうとする者もいます。

九分九厘、もうだめかと言う時に、神々の大どんでん返しがあるとも言われますが、

神々も私たちを助けたくとも、私たち自身の心にその準備が整っていなければ出来ません。

神々でさえも、私たちの自由意志を尊重するからです。

私たちは自分では何もせず、ただ他人や、大きな力や神々に頼り、自分では何もせず、依存してしまうのではなく、自らの意志で心を純粋にする必要があります。 

誰か(他人や神々)に寄りかかり、頼り切るのではなく、自分の足で、しっかりと大地に立つ必要があります。

そのためには、一人一人が、ご自身の中にいらっしゃる神さまと繋がる必要があります。

感謝の気持ちを持つことで、周りの人々と

・思いやりを持って

・お互いの違いを許し

・助け合い

・励まし合い

・笑顔で

・ともに生きていく

必要があります。

その時に、神々の大どんでん返しは

・その心を純粋にした人たち

・依存の心を捨て、自ら進もうという人たち

に対し、大きな恩寵となって降り注がれることでしょう。 

美しい波動に変わろうとしている地球とともに、進んで行けることでしょう。

心を清め、内なる神々と繋がるということは、今の時代、それほど大切なことだからです。

では、今日は「置かれた場所で咲きなさい」の著書で有名な渡辺和子さんの言葉をご紹介します。 

<転載開始> 転載元

 

女子学生たちと五十年以上接していて気がつくことは、この年頃の人たちの多くが、 

愛に必要なのは、すばらしい対象に出会うことだと考えていることです。

それも決して間違いではないのですが、その対象が「すばらしさ」を失った時(病気やケガ、挫折)にも、果たして愛し続けることができるかどうか、ここに「愛の本質」が問われています。

・健康だった相手が病気になってしまった時も、

・前途を嘱望(しょくぼう)されていた相手が挫折にあった時にも、

その人を愛し続けることができるかどうかは、私たちが自分の中に、「愛する力」を養い育てているかどうかに、かかっているのです。

ふだんからピアノの練習もせずに、立派なピアノを見つけさえすれば、上手に弾けると思ったり、絵を描く練習もせずに、ひたすら美しい景色を探している人にも似て、ふだんから「愛する」練習をしないで、素敵な人との出会いを待っていては、いけないのです。

愛する力を育てるためには、まず私たちが毎日の生活の中で「当たり前」と考えていることや、人、物を「有り難い」と、感謝の気持ちで受けとめることが大切です。

マイナスの価値しかないと思えることや、不幸、災難、苦しみにさえも意味を見出して、 

これまた「有り難い」と感謝できる時、私たちは愛すべきものを随所(ずいしょ)に持ち、 

愛し難い人さえも、その人の存在そのものの価値を認める、愛深く幸せな人間になれるのです。

<転載終了>

 

何か素晴らしいものさえ手に入れれば、きっと自分は幸せになれる。 

殆どの人がそう思っています。 

安直で、自分では何もせず、おいしい果実だけを得ようとする、依存の心です。 

これは、生きていく姿勢そのものに直結しています。

・子供の成績が良ければ、愛する

・子供が不登校になったから、愛さない

・何か手に入れたら、感謝する

・何かしてもらったら、仲良くする

全部が、

・自分の思い通りに人が動けば、愛する

・自分の思い通りに動かなければ、嫌う

・先に何かを得たら、何かする

・自分から、親切や優しさを出すと損をする

そのような意識です。

まるで地獄の亡者のようですね。

そこには、

・自分は礼儀正しく

・言葉きれいで、

・正義の側に立ち

・悪を糾弾しており

・自分は報われるべき存在で

・その権利がある

・大事にされて、あたりまえ

そのような心が底流にあります。 

ですがこの地球は、そのようにできてはいません。 

生老病死、四苦八苦。 

まさに思うようにならないのが、この世の中です。 

希望を持って結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。

「何か素晴らしいものさえ手に入れれば、自分は幸せになれる。」 

そのように、他に依存するように考えていた人たちは、そこで挫折し、苦しみにとらわれることでしょう。 

愛する家族に対する熱も冷め、もしかしたら苦痛や憎しみの対象に変わるかもしれません。

これらは、人のせいではなく、全て自分の心の持ち方、物事のとらえ方の問題です。

渡辺和子さんは仰います。 

「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきても、そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をして欲しいのです。

どうしても咲けない時もあります。

雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。

その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。

次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。

現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。

いい出会いにするためには、自分が出会いを大切にして育てなければなりません。

思い通りにならないことを経験した時、心にポッカリ開いた穴から、これまで見えなかったものが見えてくることがあります。

 

希望には叶わないものもありますが、大切なのは心に希望を持ち続けること。

相手を信頼するのは98%にし、あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておくこと。

「ていねいに生きる」とは、自分に与えられた試練に感謝すること。

私たちは、神さまが置いて下さったこの場所で、たとえ辛く苦しくとも、幸せを見つけることが出来ます。 

神さまは、「その場所で幸せを見つけるのですよ」と、私たちを、今の場所に置いて下さいました。

辛い日々は、必ず笑える日につながっています。 

目の前の現実は変えられません。

ですが、その起きている現象には、本当は「良い」も「悪い」もないのです。 

全てニュートラルの形で現象は起こっています。 

そこに「良いこと」とか「悪いこと」と色を付けるのは、私たちの心の捉え方だけです。 

そして実際は起きている現象全て、私たちの魂の成長のために、目の前に現れてくれています。 

私たちが、それに気付き感謝して受け入れた途端、その現象は、もはや役割を終えたわけですから、目の前から消え、記憶のかなたに忘れ去られてしまうでしょう。 

私たちの人生はその事の繰り返しです。 

ですから、どんなことが目の前に起きても、心配せず、しっかり受け入れて、感謝しニコニコ笑っていれば、それで良いのです。 

それがブッダが教えてくださった「般若心経」の真髄です。

ご縁のある方に届きますように。