今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年03月06日「神々の恩寵」と2024年03月11日「感謝の心」の2つの記事を紹介します。
「神々の恩寵」
お金や物質など、目に見える物のみを信じ、それを手に入れるために人の心や命までも奪おうとする勢力と、物の後ろに隠れている目に見えない神様の心を大切にしようとする勢力が、今、最後の大きな戦いの最中です。
神仕組みに従って、ほぼ決着がついたようです。
時代は確実に変わろうとしています。
新しい「心の時代」に入るためには、私たち自身の心も、同じように清らかな波動にしておく必要があります。
神々を信じ、人の心を、自分と同じように大切に扱うこと。
では、今日も新しい時代を明るい心で迎えられるように、心のお話を掲載します。
「ありがとう」
そう私たちが言う時、感謝の念と共に、この言葉を口にします。
また小林正観さんが仰るように、全く感情(感謝の念)を込めなくとも、ただ言葉を発するだけでも良いと言われています。
感情を込める、込めないに関わらず、いつの間にか、自然と、無意識に涙のこぼれる時が、訪れるそうです。
春日大社の元宮司、葉室頼昭さんの仰るように、
神々の恩寵は、いたるところに、平等に注がれているのに、それを受け取れる人、受け取れない人がいる。
その違いは、「感謝の心」を持つかどうか?
感謝の心を持つことで、その心を媒介として神々の祝福が、現実化されると仰っています。
日本には、縄文の古くの時代から、日本人特有の生きざまがありました。
フランシスコ・ザビエルなどの時代、世界の中で、日本が発見(再認識)された時、
進んだ西洋文明の人々が、驚異と畏敬の念で、日本人の中に発見した生きざまです。
それは、
・自然を敬い、
・和をを尊び、
・足ることを知り、
・平和を愛し、
・助けあい、
・お互いさま、お陰さまの気持ちで生きる、
まさに 日本の 古神道と言われる生き方です。
まさに日本人の生き方そのものが、神道であると言われています。
ですから、私たちの心を縛るものは一切ありません。
支配し、コントロールしようとする者もありません。
私たちの心は、本来の無垢の姿を失わず
伸びやかに、躍動的で、神々の創造の世界を生きることができます。
私たち日本人は、古くから自然や天候、山、川、動物、植物の中に神々を見出し、
・生かされていることに、
・そして命の恵みを頂くことに
感謝の思いで日々を生きてきました。
・これが無い、あれが無い
・人に認められたい、愛されたい
・あれも欲しい、これも欲しい
・人より上に立ちたい
・尊敬されたい、一目おかれたい
そんな意識はこれっぽっちも持ちませんでした。
ですが、時代が下るにつれ、ものが溢れ、物質文明が発達し、
持てる者、持たざるものが生まれ、嫉妬の心が生まれました。
欲しいものが手に入らなければ、幼児のように、駄々をこね、拗ねて(すねて)、
不平不満、愚痴を外に吐き出します。
嫉妬します。
口から吐き出された不平・不満・愚痴、そして、嫉妬と疑心暗鬼の心は、漆黒の渦のエネルギーとなり、ご自分だけでなく、身近な人まで巻き込んで不幸の種となることでしょう。
これらのエネルギーは時空を超えて滞留し、悪しき出来事の温床となります。
逆に、感謝の心、ありがとうの言葉を口にして、助け合い、認め合い、足るを知る心を持ち、
笑顔で日々暮らしていくならば、神々のエネルギーで満たされ、物は無くとも、健康ではなくとも、そこには笑顔が絶えず、幸せなエネルギーで満たされることでしょう。
ありがとうの言霊
この言霊は、その深い意味を知らずとも、それを発する者の周りを、このような神々のエネルギーで満たす力があります。
不平、不満、愚痴を言う前に、もし嫉妬の心に駆られてしまったら、黒いエネルギーを吐き出す代わりに、まず、感謝の言霊、「ありがとう」を口に出してみてください。
最初は、苦痛かもしれません。
「あ」という言葉も言えないかもしれません。
ですが、小林正観さんが仰るように、念仏のような、呪文のような言い方でも、最初は構いません。
試してみてください。
きっと、あきらめさえしなければ、いつかは黒い霧は晴れ、気付けば爽やかな日が差し込み、
神々の恩寵が現われてくることでしょう。
ご自分も、ご家族も笑顔で、お幸せになれるでしょう。
「感謝の心」
この肉体の最後の時、
「あぁ、いい人生だったな」ってつぶやいて天に帰りたいと思いませんか?
いい人生だなと思えるのはどんな人生でしょうか?
・全くお金に困らない裕福だった人生
・ずっと健康で健やかだった人生
・沢山の友人、知人にめぐまれた人生
なのでしょうか?
それとは逆に、「あぁつまらない人生だったな」って言う人生とはどんなでしょうか?
・貧乏な一生だった
・病気がちの一生だった
・ちょっとの親友しかいなかった
そんな人生でしょうか?
私は思います。
良い人生だったと言えるのは、最後の最後、「ありがとう」と感謝の言葉を残せる人生
悪い人生だったと思えるのは、心に憎しみや嫉妬、恨みを残したまま逝く人生
それは、目に見えるものや、地位や名誉、健康などに依存しません。
ただ自分の心の持ちようだけです。
心が、肉体の最後を迎える時、どのような状態であったか?
でもそれは死ぬ時だけに限った話ではありません。
空海は仰いました。
「生きているうちに、天国にも地獄にも、生きることができるのだよ」って
このことを即身成仏と言います。
そして死の直前の意識状態は、死後の世界にも大きな影響を与えます。
肉体が無くなれば、波動の世界。
思ったこと、考えたことがすぐさま現実化する世界ですから、
死の直前の心の状態が、そのまま自分の周りに出現します。
私たちは神様と同じように創造する力を与えられているからです。
タイムラグはありますが、この生きている物質世界でも同じことです。
ですから、
・よりよく生きるとか
・感謝の人生を送るとか
・周りの人たちと仲良く助け合って生きていくなど
そのように生きていきたいならば、自分の心をそのような状態にしておけば、
自然と、周りが整い、心と同じ状況が出現します。
何時までも状況が好転しないのは、 自分の心の中に
・社会や誰かを憎む心
・呪う心
・嫉妬の心
などが巣くっていて、何時までも黒い霧、無明が晴れないからです。
苦しい状況が現れる時、
神様は、同じくらいの祝福を、後ろ手に持って用意してくださっています。
一旦、自分の置かれている状況を受け入れ、許し
「ありがとうございます」と感謝の言葉を言うことができた時
無明は晴れ、神々の祝福がふんだんに表れてくることでしょう。
神々の恩寵は、「感謝の心」を媒体とするからです。