未来のあり方で、ひとつの村作りを考えて行きます。それは集合し、末端にも全て通じるものです。働く所に入って生活してもらいます。それを会社として全体をやるのです。そこには社員住宅があり社員食堂をつくり、自給出来る様にお米や野菜を栽培します。そして栽培した野菜の余ったものは村の外で販売することで完結するのです。
2002年の9,11のテロの後にハワイで未来の村作りについてお話をしました。マンションの中に住んでの村作りも可能です。そこで各人の役割を持ち寄って、各自の得意技でやって行くことです。
その後、日本でNGOグリーンガイヤを皆さんに呼びかけて作りました。そこでの活動していく資金作りの為に、お金に成るものを考えて行きます。それには太陽光の活用や循環型村づくりなどの知的所有権、特許で得て行きます。
まずモデルの循環型の村を作ります。そこでそのシステムのコンテンツを作り、それを利用して各地に村を作るのです。そのシステムが特許として認可が出来たらその使用でバックマージンを取れるのです。それを資金として活用していきます。
一番最初に太陽光の利用を考えたのは、狂牛病の牛を燃やさないで処理できないかと言われたことでした。それは密封して太陽光を当てて1800度で焼却することでできます。そしてその特許を取りました。しかし利権が絡んでいて、そのゴミ業者に関係している人達が怖くてその仕事は止めました。
次に、太陽光発電のデータを作って企業にその活用法を戻す事を考えました。最近そこのプランが通りました。経産省のベンチャーの団体、企業から研究依頼を受けました。うちの会社が研究してビジネスになって成功したら、それを販売してビジネスとして使用料を貰えます。
太陽光の装置1台で研究実験をして答えを出し、そのシステムの販売でバックマージンを得る会社を作るのです。そこで得たお金で村構想をしていくのです。
政府でも未来の循環型村構想で通りました。そして今日、12月1日は太陽光事業のスタートの日です。その予算が出て、研究費、人件費も出ました。今後、グリーンガイヤの総会で実験研究の内容を選定する為に、会員の皆さんに研究依頼をしてアイディア等を出してもらい検討して行く予定です。
新しい電気の開発、システムを作って欲しい会社があります。例えばP社等と一緒に共同で電池の開発をして行きます。それが出来ると電線がなくなります。電池で各個が独立して動いていけるのです。ある企業が共同研究を申し出でしてきています。私たちの会社はパイロット的に知的所有権を持つ会社で、物事のカラクリを作っていくのです。そのようなアイディアを提案して行くのです。今、そのような未来へ向かって楽しい方向へ動いています。
実は仙台に循環型の村を作ったらどうかと役人が言っています。それは津波が来ても大丈夫なものです。安心、安全な村を作るのです。独立していて、食べものも大丈夫で自給自足ができるものです。そこには病院もあり、その中で終身雇用となる村です。
今の価値観と違う村の中ではお金は要りません。村人の間では見返りがいらないのです。そこには食べ物があります。
通貨は金が基準になっています。裏づけとして金1gが1000円の交換券ですが、物価が上がり、最近は金が5000円になっていますが、今の生活は苦しいです。そこにはカラクリがあるのです。しかしそれを関係なく集落の中で済ませるのです。社宅、社食、企業内病院など、これらをやってみるのです。その社会実験をしていくのです。
今、これに協力するところが出てきています。今やらないと、私が未来を見てきたことを、何時まで覚えていられるか不安です。実験し、やりながら統一されていくと思います。新しい時代へ、新たな価値感を世界へ、未来へ向けて発進して行くのです。