私達はお昼の食材を買い込んで農場への到着は11時近くです。皆さんは既に10時に集まり作業を開始しています。車は8台も駐車しています。
最近の台風の来襲で杉枝など大量に散乱しているのかと思っていたのですが、想像以下の量で助かりました。しかし大和亭周囲の畑にはイノシシさんが登場していてそこかしこ、いたるところ掘り返し、耕してくれています。幸い柵の中の畑は難を免れています。
大家さんの田んぼでは稲刈りの真っ最中です。下の2枚の田んぼは一昨日からコンバインで稲刈りが終わり、棒柵に綺麗に掛けられて天日干しされています。上の1枚は水はけが悪く機械が入れないとのことで手刈りをされています。ご苦労なことです。
O農場長はFさんご夫妻の可愛いお嬢様達と枝豆を枝から外しています。私は先ず家回りの杉枝の片付けをして、後で畑に行きました。
若手農業就業者のNさんはさつまいもの茎を鎌で刈払いをしています。昔若手、今はオートルのYさんはNさんの元気さに感嘆しています。皆さんは手で芋掘り作業中です。「紅東(べにあずま)」、と干芋用の「玉豊(たまゆたか)」です。
昨年はSさんがさつまいもを植え付けしたのですが2か月後位にイノシシさんの来襲、掘り起こしに遭い、植え直したのですが全くの不作でした。今年もSさんが丹精込めて今年こそはと植え付けし、草取りをして育んできていました。お陰様でまずまずの出来具合です。
紅東がコンテナ1箱、玉豊はコンテナ2箱の収穫でした。13時過ぎに畑から上がり水洗いです。
Tさんは一人厨房でお昼の調理に専念です。5穀米に野菜とヒレカツのトッピングのカレー、豚肉のみそ味芋煮鍋、野菜餃子、漬物等々にデザート、お菓子もついての豪華メニューです。
遅めの昼食会は14時から始まりました。オープニングはお嬢様達が主役です。子供は宝物です。皆さんが和みの中に「いただきます」をしてお恵み様を美味しく頂きました。若者は流石に食べます。沢山お代わりしてくださいました。
さつま芋の蔓も料理してもらいましたが、なかなか美味しいと評判が良かったです。取り立て枝豆も茹で上がり、これがまた美味しいのです。
途中でまた子供たちが新たな出し物を演じてくれました。仲良し姉妹は自宅マンションでは止めが入るようですが、ここでははしゃぎっぱなしで嬉しそうです。演じ終わるとお父さんに飛びつくのですがお父さん大好きなお嬢様達で、父はまさに目に入れても痛くない状態で、にこやかに子供の喜びを楽しみに見つめています。
最後に今日収穫したさつま芋紅東を茹でて皆さんで頂きました。お腹がいっぱいなのに皆さん食べて、美味しいと好評で上々の出来具合です。Sさんも昨年のリベンジが出来、実りのありがたさを喜んでかみしめて召し上がっていました。
この様に農場を通して自然の恵みを頂ける機会を得る事が出来、皆が集える場がある事、継続出来ているエネルギー、今の世情では更にこれから必要度が増していくことでしょう。天地人、大いなる仕組み、配剤に中で有機的な繋がり、ご縁を活かすテンメイの取り組みは嬉しき、楽しき、幸せなありがたき世界です。
5時には散会になりました。お陰様で実りの秋を満喫出来ました。ご縁の皆さまありがとうございます。