2018年10月16日火曜日

1459「防災1」2018,10,16

 最近,地震、巨大台風など地球環境変化による気象変動が誰の目にも甚だしく感じられる状況になってきています。そしてこれまでの世界の政治、経済のバランスが崩れ、金融の破綻が近く起きそうで、いよいよ大激変の扉が開かれそうな様相です。再生のための破壊であったとしてもその影響は等しく及びます。
 激変を前にして茫然自失としてその波に飲み込まれるか、転ばぬ先の杖で何らかの手段を講じて、未来を想造するか、各自にその選択の時が迫って来ているようです。
 国レベル、地域レベル、仲間レベルと階層性はあっても、残念ながら国のリーダーにはかじ取りの技量がなさそうです。自力で出来る事はする覚悟は大事です。
 
 まず何が必要か。それはいのちを生きながらえさせる事、そして身近な人たちと共に安全な場所を確保し、食料を得る事・・・。地震国の日本では先ず地震への防災対策を講じていれば、その他の台風などはあらかじめ予測が立ち準備可能です。
 地震への対応の「333の原則」に出合いましたので1部抜粋して紹介します。http://ikedaseiji.info/2018/08/post-646.html

「備えあれば患いなし
 地球の防護服である大気圏の熱圏がほころんできたこと。その原因が2000回に及ぶ核実験等の人工放射能なのです。それ故、この人類が植物あふれる緑豊かな文明に転換するまで、異常気象はますます激しくなります。
 具体的には、太平洋プレートが動き、北海道沖巨大地震、南海トラフ等巨大地震、東京等直下型地震、浜岡・フクシマ等原発の暴走、巨大台風、ゲリラ的局地的豪雨、富士山等噴火が必ずやってきます。
 来る来ないと心配する前に、数年内に来るとの最悪の見積もりをして、最大限できる対処をしておくことです。
 防災に「想定外」はあり得ません。まずは、今自分が住んでいる土地の過去の災害等をチェックして、それ以上の災害が来ることを前提に自らの頭で家族の防災計画を立てることです。

 ここでは、災害の中でも最も突然に襲ってくる「地震」に焦点をあてて対策を述べます。
 台風、集中豪雨、原発、大火災等は、必ず災害発生までに時間があります。それ故、判断に迷いが生じることがあります。その際は、「今大激震だったら」との最悪の事態を想定して、
 早期に計画した避難行動に移ってください。たった一つしかない命のためには、何度空振りしても、空振りが生きている証明なのです。

 ところで、世界での地震多発地帯は、カルフォルニアの一部と日本列島しかありません。
 皆さんは意識したことがないかもしれませんが、日本列島は年約130回のマグニチュード5以上の地震があるのです。東日本大震災も、太平洋プレートの地殻運動の一つとして起こるべくして起こりました。東海・東南海・南海地震、東京直下型地震等々が今すぐ起こって当たり前の状況なのです。
 ただし、日本はその地震と台風のおかげで柔らかい微生物豊富な土壌を得て、世界に誇る自然と共生の土の文化で栄えてきたことも忘れてはいけません。わたしたちは日本列島に住んでいる限り、この自然とうまく「共生」する他ないのです。

≪防災3・3・3の原則≫
 大地震が発生した場合の行動のポイント、それは私の経験からすると、まずは自己責任で身を守り、「30秒、3分、3日」のポイントを踏まえて、行動することが大切です。

(1) 激しい揺れの30秒(自己責任)
 地震の最大の揺れは30秒続きます。30秒間は、自分のことだけで精一杯です。
 この間は、自分で確実に生きることを考えましょう。この30秒間はあくまでも自己責任の範囲なのだと心得てください。
 とくに就寝中は動けませんから、いつもタンスの前を避けて寝るようにする。タンスはあらかじめ耐震金具でしっかり留めておく。一軒家ならばできるだけ2階で寝るなど、ちょっとした習慣が生死を分けることになります。