2018年10月9日火曜日

1452「ジャズ1」2018,10,9

 かれこれ1か月前のことになりますが、9月8日、9日の2日間にわたって、第28回仙台定禅寺ジャズフェスティバルが開催されました。私は仙台に長年住んでいてジャズフェスの事を知っているのですが、これまでまともに参加し、ジャズ演奏を聞いたことがありませんでした。
 今回、8日夕方から20時まで、9日は東京出張から戻った19時半から20時まで聞いてきました。久しぶりにジャズに浸りましたが、雨の中盛り上がり素晴らしい体験でした。 
 その模様を少し紹介します。先ず主催者のアナウンスです。
 

定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台(JSF)とは
 1991年「本来音楽は野外でやるもの」という概念のもと、音楽家、商店街の店主、定禅寺通りの街づくりを担う人々が集まり、実行委員会を立ち上げ、その年の9月に定禅寺通りと東一番町通り、勾当台公園で、参加バンド25グループ、ミュージシャン150人、9ステージで第1回を開催、5,000人の観客が集まりました。
 毎年9月に開催されるJSFは、秋の仙台の風物詩として市民に愛され成長を続け、2000年の第10回からは9月の第2日曜日と前日の土曜日の二日間開催へと規模を拡大。東日本大震災が起きた2011年は、全国の皆様からのあたたかいご支援を受けて第21回を乗りきり、音楽を愛するすべての方々に支えられ、フェスティバルの歩みを進めて来ました。
 

定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台はこんなお祭りです!


 ケヤキ並木の定禅寺通りをはじめとした仙台の街が、この日だけのステージに変わり、街中に音楽が溢れます。ジャンルはジャズやロック、ワールドミュージック、ゴスペルなど様々。子供からご年配の方まで、また街に訪れる観客はもちろん、演奏参加者から、このお祭りを作っている実行委員やボランティアすべての人が、一体となって音楽を楽しみます。  
 演奏参加者にプロ、アマ、年齢などの制限はありません。宮城県内をはじめ全国、海外から、あらゆるジャンルのグループにご参加頂いています。様々な音楽ジャンルに分かれたステージをはしごして、STREETJAZZを楽しみ、JSFオリジナルグッズをゲットして、ミニガンザでリズムをとったり、踊ったり、仙台名物の食べ物や、地酒、好きな飲み物と世界の料理を楽しんだり、杜の都・仙台が音楽に包まれる二日間はいろいろな楽しみ方が溢れています。

定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台のコンセプト

ステージは街です
 ケヤキ並木の定禅寺通りをはじめとした、杜の都・仙台の街がステージです。ビルの入口、公開空地、商店街、公園、広場などが、JSFその日だけのステージとなります。
あらゆるジャンルの音楽で溢れます
 「ストリートジャズ」とは、19世紀末、アメリカ南部の街角で新しい音楽として産声を上げたジャズの、自由な精神と表現を受け継ぎ、ここ仙台・定禅寺から新しい音楽とその文化を発信していけるような、そんな思いを込めた造語です。あらゆるジャンルの音楽が融合し、そこから街に優しく調和する独自の「ストリートジャズ」が生まれていくことを、私達は願っています。
市民みんなで作っています
 音楽を演奏するのが大好きな、全国各地から集まる演奏参加者。音楽を聴くのが大好きな市民と、全国から集まる音楽を愛する観客。ステージ提供や協賛協力をして頂いている商店街や企業市民。フェスティバル当日の運営協力を頂く、心強いボランティア。昔からのお祭りと同様、ほとんど手作りで一年をかけ、フェスティバルの準備をする実行委員。そんな多くの人々が関わり、みんなで作るフェスティバルがJSFです。