昼食は松川町の「絹の里」さんで、三種のきのこ釜めしのプチおもてなし御膳を頂きました。豪華なお膳で、女性陣は食べきれない方が沢山です。食後のコーヒを飲みながら歓談してゆったりとした時間を過ごしました。
午後最初の目的地は飯野町の「大日岩」です。新しい道路から入る道をここも1本手前に曲がり少し手間取りましたが無事に到着出来ました。駐車場から千貫森の山容が綺麗に見えます。
大日岩は以下の様に紹介されています。
「大日岩 福島市飯野町明治字大黒地内
「全長239kmの阿武隈川の中の最大の渓谷で、数十mの巨岩怪石が両岸から迫っており、その絶景は筆に及ばず。「百畳敷」とよばれる広大な石畳が、 川に向かって張り出す壮大な景観 。」
「飯野町西部を流れる阿武隈川河岸にそびえる岩場。岩の上部が大日如来像に見えることからこの名が付いた。下には百畳ほどの石の舞台がある。この流域は阿武隈川が硬い花崗岩をうがって流れているため、中流域でありながら深山渓谷のような絶景を生み出している。」
「阿武隈川の激流が作り出した奇岩渓谷の景勝地
飯野町の最西端、大字明治字大黒田地内の阿武隈渓谷に巨大な崖状の岩がそびえ立っています。崖状の岩肌の一部に、大日如来が浮かんで見える事から「大日岩」と呼ばれ、地元の人々から白山「如来様」と言われています。
河床から川岸までが全てゴツゴツとした岩肌で覆われた岩盤と巨大な転石の迫力ある風景は感動的です。特に大日岩の巨大な壁画が垂直より逆勾配で聳え立っている箇所は、恐怖感を抱くほどです。このような環境のため、ロッククライミングの場所として人気があり、チャレンジしている姿をよく見かけます。
阿武隈川の飯野町から福島市の蓬莱岩に至るまでの約9キロメートルにわたる√は、川幅も狭く急流で特異な岩盤のU字型渓谷をなして、山肌にも岩盤が続いています。昔は鮎が遡上していて、この渓谷には各所に鮎の遡上風景が見られましたが、現在は発電所のダムで魚道が封鎖され、上流の方には遡上できない状況になっているのが残念です。
蓬莱岩と同じように、この大日岩にも「鮎跳ね」と言って、川の流れがいわばで滝状に成る所があり、その滝を鮎が飛び跳ねて遡上する光景を見物する人達で賑わった時代もありました。大日岩の下には広さ100帖以上もある舞台のような平らな一枚岩があります。そのあたりには出店なども出て、大変な賑わいだったという事です。」
駐車場から10分ほど下ります。阿武隈川に出てそこは別世界の空間が開けます。川が蛇行し岩に流れがぶつかる激流です。崖の岩肌は大日如来に見えなくも無いですが、不思議な場所です。皆さん解放されて放たれた矢の様に思い想いの展開を見せ各所でこの空間美に身を委ねて過ごしました。食後という事もあり少し長めの時間ゆっくり自然のエネルギーを満喫しました。