2019年7月3日水曜日

1723「変換点2」2019.7.3

 この異常気象は太陽活動とあまり関係が無い様です。太陽からの熱放射量は変わっていないし、距離もずれていない。宇宙の乱れはないようです。しかし人間界の社会の乱れがあるのです。かつて九州でイタイタイ病などがありました。今はその因果関係がはっきりしてきましたが、まだ後進国では同様な事が続いているのです。
 中国ではイケイケで儲けています。儲けてお札を貯めているのですが、そのお札に価値がないのです。会社を作り、そこで儲ける手段は卓越しているのですが、工業廃水などはおそまつです。着物の染料を垂れ流し、化学肥料の大量投入で、それが川に流れ込むことになります。それらの栄養価が高い川の水が東シナ海に流れ込み、海ではプランクトンが異常発生し赤潮になるのです。それが日本海にも入り日本列島全体をくるんで、やがて北極、北米、赤道へと回っていくのです。

 例えば、コップの水に墨汁をたらしたものと、墨汁を入れていない水で太陽光を当てると水の温度の上がり方が違います。墨汁の入ったコップの水の方が温度が高くなります。海の中でも同様に熱変換が起こるのです。
 その結果として海水温が上がり、上昇気流が起きます。しかし地球全体での温度があり、平均16℃に成る様になっています。その為に北極海の温度が低いものが押し出してきて、南の熱いものが押しあがり、それがぶつかるのが日本列島の辺りなのです。それによって災害が起きているのです。しかしこの原因を誰も言わないのです。明らかに公害です。
 赤道上で海水が太陽光で熱せられます。温度差で冷たい高気圧、熱い低気圧を繰り返しています。これは人災です。中国で規制する考えが何故無いのか?工場を作る時、日本は厳しい規制があります。しかし米国、韓国も欧州も汚しているのが現状です。
 それをしてはいけない。新しい理念を持って、環境を整える事をビジネスとしてやって行くと段々良くなるはずです。

 山で動物の餌が無くなって人里に出て来て被害が増えているといいますが、人間がその獣を食べなくなったのです。昔はイノシシなどを食べていました。獣を間引きすることは大事です。米国、オーストラリアは牛を食べるのですが、日本で牛を食べる文化は無いです。
 鹿とニホンカモシカは違います。鹿は牛科で鹿が増えて蛭が増えました。自然界を手入れしていないから起きていることです。ですから間引きが必要で、下草狩りもすることが必要です。イノブタは美味しいですが日本は年に数回食べるだけです。しかしそれを毛嫌いしているのです。
 今は西洋的な物を好んでいます。マクドナルドのハンバーガーの様な食べ方に染められています。本当は味付けは塩、コショウで肉を食べると美味しいです。
 山には杉の木が多いですが、それは戦後の植林で、杉は成長が速いです。杉は根を張らないので台風で直ぐ倒れるのです。そして外材が安いので国産材は売れない。木造建築を輸出するなら別ですが売れないのです。

 昔、楽しかったことが今の時代は無いです。今の子供たちは何をしているのか?テレビゲームで戦争ごっこして、それが現実化してくるのです。やがて人を殺しても平気になってしまいます。
 今のお金の社会はいずれ崩壊します。果たして1万円に何の価値があるのか。お金は最終的に金が裏付けのはずです。その金の値段が上がっているということは、お金の価値が下がっていることです。同じに交換出来ないので、レートが変わっているのです。
 そして産業構造が動かされています。土地は誰から貰っているのか。日本は天皇家があり、土地は陛下のもので政府が管理しているのです。国民は使用権を買っただけで、税金を取られていて、自分のものになっていないのです。そして相続している内に無くなってしまいます。ウサギ小屋に住んで、その使用権で稼がざるおえないのが実情です。今は自給自足が出来ないので、お金が必要で、作物を作って売るしかないのです。