崇峻天皇の古墳伝説
歴史的謂れとして、紀元五世紀頃、大和朝廷では三十二代崇峻天皇が蘇我馬子に弑されるという政変が起きました。天皇の后「小手姫」は、蝦夷へ逃れ我が子「蜂小皇子」を捜すため、この地に居たり、持参した蚕種(当時は皇族のみが持つ)をもとに織物を地元民に教えることにより蚕業を起こしました。人々から尊敬された小手姫は、その後多く人達の力を借り、土を盛り高台に天皇の形見の品を埋め、陵としたのが千貫森で、西側に同型の礼拝所を作ったのが一貫森という伝説があります。
たんがらを背負う巨人
千貫森を縮小したような同型の山が西隣にならび、千貫森に対して一貫森という名で呼ばれています。大昔この地方に大貫坊という雲をつくばかりの巨人がいました。ある時この地に、土をいれた「たんがら」(ものを入れて背負う道具)を担いで現れ、 その土を空けたのが千貫森で、西隣に少し残った土をこぼしたところが一貫森だという伝説があります。
=宮城県のたがら森と似た伝説である。=
「◎千貫森に住みつく鴉(からす)の大群は圧巻です。いったいいつ頃から住みついているのか古老さえも知らないといいます。誰も知らない早朝にいずれかへ飛び去り、何処でなにをしてくるのか夕方になると鴉の行列が延々と千貫森に向って続きます。千貫森が持つピラミッドパワーが、本来鳥の持っている予知能力・帰巣本能を増幅しているのかも知れません。
飯野町には数多くの巨石が存在するが、千貫森を中心としたレイラインを形成する巨石もあることで注目されている。
レイラインとは1920年ごろ、英国の発明家で実業家のアルフレッド・ウオトキンスが、ストーンサークルや石柱、石積み(ケルン)、教会などの古代遺跡が一定の法則で直線状に並んでいる事に気がつき、その直線配列を「レイライン」と称した。」
UFOふれあい館は以下の様に紹介されていますが中を見学しました。
「その形から「古代ピラミッド説」や「UFOの基地説」も語られているミステリアスな山「千貫森」にある多目的施設で、UFO関係の資料を約3,000点所蔵しています。
立体映像シアターも必見で、2階には展望風呂と休憩室が完備されています。また、パノラマ食堂(UFO物産館)、UFO広場なども整備され、古くからある小手神社や謎の巨石群と合わせて、ミステリー体験が楽しめます。」
玄関を入ると正面に日本のUFO研究の第1人者荒井欣一先生のライブラリーがあります。先ず3Dバーチャルシアターで映像で学習しましたが、かなり年期の入った内容です。ミステリーゾーン、そして資料展示室を見学しました。木内さんは彗星探検家が本業?ですからこの展示物に触発された様です。前にもここには訪れていて熟知していますので、宇宙、宇宙人、UFOの存在等熱っぽく語って下さいます。皆さんも興味津々で聞き入っていました。
館内で以下の様な千貫森ピラミッド図も見つけましたので参考までに紹介します。
二階は浴室、休憩室があります。何故か皆さん和室の宇宙の間で横になり一休みです。千貫森はなにしろ磁場が狂う所です。暫し休憩タイムです。やがて木内さんが俄かに元気になり、今まで内緒にしていたシークレットなお話しをしてくれることになりました。