2019年7月29日月曜日

1749「福島巨石23」2019.7.29

 次の目的地は「エボ石と白狐石」です。以下の様に紹介されています。

「エボ石と白狐石 :福島市松川町金沢字梅田-11
金谷川駅194号線を南体育館に進み、交わる114号線を越えて2km程直進すると右手に曲がる橋が出て来る。バス停留所浅川が先方に見える。
 この先300程先の白狐神社の手前にエボ石がある。半分が川土手に食い込んでいる。
近くに住む方に伺ったがその由来は不明であった。見れば見るほど烏帽子に見えるので由来はそこからではないかと申し上げたら、いや屹度そうだ!と合点が得られた。


 エボ石の後方上に白狐稲荷神社がありその拝殿と繋がってこの巨石「白狐石」がある。
上に写っている人物と比較すると大きさが分かる巨石である。反対側から見るとこの通りである。拝殿には白狐を祀り、巨石は多分本殿として崇めたものではないだろうか!
 拝殿中央には「白狐大神」が祀られていた。
 紅白の枕が置いてあったが、聞けば、この稲荷神社は豊作の神としてだけでなく、子宝を授ける神様!と言う事であった。
 男の子が欲しければ白い枕を、女の子が欲しければ赤い枕を借りて行き、子作りに励み、願いが叶ったらそれぞれの色の枕を返すのだそうだ」
  

 国道から直ぐに白狐石がありますが狭い道を入り、車を何処に駐車しようと思案していると畑で農作業をしていたおばあさんが親切に案内してくれました。巨石は目の前にありますが、回り込んで白狐稲荷神社を参拝してから巨石に登りました。全員が登れるほどの大きさです。




 何故に白狐の名がついているのか不明ですが稲荷、豊作祈願、子宝祈願に効果があったのでしょう。白狐には以下の様に記されています。

「稲荷信仰により神格化されやすい狐であるが、白い動物は世界各地の伝承を見て回っても幸運の証などとされており、通常の狐よりも徳の高い存在とされる。
 そのため全国的に普及している稲荷神社には狛犬の代わりとして、この白狐の像が多く置かれている。また道端やビルの屋上などの社には稲荷神そのものではなく、狐を祀っている場合が多く、そのほとんどは白狐である。
 ただし直接狐を祀った場合の稲荷信仰とは一種の悪魔崇拝の側面を持ち、神格化された狐は人々に福をもたらすが、その怒りを買えば祟りを受けるといわれる。」