2020年5月7日木曜日

2029「霊媒日記14」2020.5.7

〜故ジーン・ディクソン女史との対話〜
私: 繋がって下さりどうもありがとうございます。
ジーン: はい。はじめまして。
私: はじめまして。宜しくお願いします。何とお呼びしたら宜しいですか?
ジーン: ジーンで構いません。
私: わたしは活動名が神人と言います。
ジーン: KAMIHITOですね。分かりました。
私: どうぞ宜しくお願いします。
ジーン: はい、宜しくお願いします。
わたしも凄く興奮してます。このような機会は滅多にありませんので。
私: はい。わたしも凄く興味深いです。過去の時代の靈能者と対話できることは。
ジーン: わたしはあなたの時代がどうなっているのか?よく分かりません。それは自分がいないし、興味がなかったということにもなります。
私: はい。あなたが亡くなられてかなり経ちますか?
ジーン: そうですね。わたしは1997年に世を去りましたが、たくさんの予言を残しました。
私: はい。そのようですね。予言についてお話をさせて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?
ジーン: はい。なんなりとお聞き下さい。
私: ジーンさんは、ご生前どのようにして予言なされていましたか?
ジーン: わたしは若い頃に、とある方より水晶をお預かりしました。後を継ぐという感じでした。
私: そうですか。御役目を託されたのですね。
ジーン: はい。その時、彼女は初めからあなたへ引き継ぐことが見えていたと申され、わたしは半信半疑でしたが、受け取りました。
私: 確かに、いきなり言われても動揺しますね。
ジーン: そうです。しかし、心のどこかでは、ようやくこの時が訪れたという感覚もよぎりました。
私: なるほど、指導靈たちからの教えや過去生の記憶からの気持ちでしょうか?
ジーン: おそらくはそうだったのだと思います。
私: 予言はどのようにして言葉にされましたか?それは、言葉にするまでに、真偽を問うことや、世間に伝えるか否かという判断に関してです。
ジーン: はい。それは、初めの頃はただ見えたままを書き綴っていました。人に言うべきかどうか?迷っていたら、人々に伝えてゆくことを勧められたのです。
私: それは、生きている人ですか?それとも異次元世界からの声ですか?
ジーン: それは、どちらも受けました。
私: どちらも?
ジーン: ひとつは、水晶を下さった方が伝えてゆくことがあなたの役目ですとおっしゃっていたことと、インスピレーションで、伝えなければならない!と感情が高まっていったという感じなんです。
私: なるほど、初期の頃は強いインスピレーションでの判断になりますね。
ジーン: それからは、少しずつ声のようなものが脳内で響くようになりました。
私: テレパシーでのアドバイスですね。
ジーン: はい。どなたかは分かりませんでしたが、とても親近感を感じられる存在でしたので、受け入れました。
私: 分かります。感覚的に信用出来る氣を放っているという感じですよね?
ジーン: そうです。古くからの親しい友人と対話するような安心感が常に有りました。しかし、時折そうではない、嫌な氣を放つ者からの声も次第に入るようになりました。
私: 魔界の者たちの介入ですね。
ジーン: そうです。私は恐れの中で嫌々ながらもそれらが申す内容も書き綴ってゆきました。
私: 善なる者の声と悪なる者の声と、両方を意思を繋ぎ言語化していったということですね。
ジーン: そうです。どちらが本当なのか?分からなかったですから、見聞きしたものすべてを書き綴ることにしたのです。
私: 分かります。未来は可能性の世界ですから、変動し続けます。善なる者の教え、悪なる者の教え、どちらも現象化として見させられますから、いずれも真実と言えます。
ジーン: そうです。どちらもあるのです。だから私はどちらも繋ぎ続ける覚悟を決め、言葉にしました。それが大きな波紋を起こす原因にもなりましたが。
私: そうですね。賛否両論必ず言われます。神の遣いであるとか、悪魔の遣いであるとか、それぞれの価値観でみんな面白がるんですよね。
ジーン: はい。わたしはかなり翻弄させられました。石やモノをぶつけられたり、罵られたり、偽善者呼ばわりされたり、メディアもこぞって面白半分に書き立てました。
私: 色々とご苦労されましたね。お役目、本当にご苦労様でした。
ジーン: あなたにそのように労って頂けて光栄ですわ。どうもありがとうございます。何か胸のつかえがほどき解けてゆきました。とても楽になれましたわ。
私: そうですか。良かったです。どの時代においても役目を担うことは大変だと思います。現次元世界においても異次元世界においても、圧力やお試しも多くありますから。
ジーン: はい、全くその通りです。この世もあの世も同じように感じます。
私: 理解者もおりますが、その中でも利己的な存在と利他的な存在と分かれますね。
ジーン: はい、正にその通りでした。私の周りはどちらかというとビジネス人間ばかりで、得する情報を得るのに懸命でした。お金に対する執着、名誉名声に対する執着、色恋や人間関係に至る迄、人の嫌らしい部分にばかり触れ、うんざりしながら過ごしてもいました。
私: そうでしたか。有名になるとたくさん色々寄ってきて、それぞれに色々求められますからね。
ジーン: はい。お金ではなく、名声でもなく、私は安らぎを常に求めていました。
私: よく分かります。穏やかに過ごしたいだけなんですよね。そして出来れば笑顔に包まれていたい。
ジーン: はい。贅沢な話ですが、それ以外は望みませんでした。晩年は特に。
私: そうでしたか。