2020年5月26日火曜日

2048「未来へ4」2020.5.26

 三番手はO農場長です。
「テンメイ農場の展望」
「私は牡鹿半島に生まれ育ちました。僻地第1級の小学校、僻地第3級の中学校で学びました。自然豊かで海、山、畑を子供のころから体験して、生活の知恵は出来ました。そこで老人からの教えを守らずに船が流されたことがありました。そして私は教えてくれる先生の言う通りやってきました。
 高校は石巻に出て寮生活でした。卒業して国鉄に入社しました。そこでは努力次第で昇進し、JR貨物に移り、最後は退職して民間へ行き、JRの子会社の支援をしました。天下りのあった良い時代でした。出向して八戸臨海鉄道に3年程行きました。そこで出社の時に自転車のサドルのゴミを飛ばそうと息を吹きかけたとたん腰に激痛が起きて動けなくなり40日間入院してしまいました。それを機に退職しました。
 その後のんびりと養生し色々な勉強を始めました。その1つが江本勝さんのEMIの波動測定オペレーターの勉強です。その後ホリスティック医学協会での生活習慣予防士の研修で大久保先生の医院での勉強会に参加して先生にお会いました。
 それから天命塾にも参加するようになり、木内鶴彦さんの構想が面白く天命塾からNGO仙台テンメイの立ち上げに関わりました。そんな中、T先生の実家の名取の畑を借り受ける事になり2007年6月3日に名取農場がスタートしました。

 2007年3月仙台テンメイが活動して13年間が過ぎましたが、あっという間です。現在会員は120名ほどですが、当初は会員70名位でスタートしたのですが発足からの会員は20名ほど残っていて、役員では5名が継続しています。入れ替わりが進んでいます。
 神人さんの大日月地神示や西有穆山さんの言う通り、時代時代に応じた学びがあると思います。農場での実践、天命塾等での机上の学びを通して、基本の人間性が大事で、特に精神性が求められます。私は毎朝、神人さんの神示、穆山さんの本を読んでいます。何度も読む事で少しずつ変わっています。
 名取農場は少しずつ変化してきています。名取は生体エネルギーの生態系生体システムプログラム農法を基に栽培しています。毎年土壌分析を行い、生体エネルギーの農業指導員のTさんの指導で施肥設計をしてやっています。そうして出来て来た名取の野菜は食べた人が健康になるのは当たり前で、病人が改善していく薬草レベルを目指しています。
 普通、薬草は放射エネルギーで12000Åですが農場では最低でも16000Åに、それ以上になるように土壌に生体エネルギー資材を毎年入れています。
 作業の利便性を考え、労力を投入し、気持ちを入れて植物を観察しています。生体エネルギー資材を入れ管理しているのですが、人間が気づくかは感性で、その為に直感力を養う必要があります。その為に色々な勉強が必要です。

 木内さんが言う様に、お金の要らない社会の実現には当面お金が要ります。仙台テンメイの会の継続の為に収入が必要です。これから世の中は食糧危機になると予測されます。ここで生体エネルギーの高い野菜を作り、身体の体質を健康に作っていく。その為の柱、旗は立てている。そしてトータルに出来る事を天命塾で学び得たら良いと思う。
 ここまで成長して来て、私は良い仕事をさせてもらっていると思います。テレビのポツンと1軒家という番組がありますが、そこで紹介される様な世界に憧れています。あのような生活をしながら方々に融通し助け合う、総合的なものが必要です。高齢者の変わり者、何を楽しむかは自分が決める事で、精神性が豊かな人が集い楽しむ。皆の1品持ち寄りで仙台テンメイの場の中でそれをやって行ければ良いと思う。

 そんな夢物語を目指して今を楽しむ。未来は環境汚染が進み野菜はハウス栽培、工場栽培になると木内さんは言います。そこでは水耕栽培ですが光はLEDでは駄目で、太陽光を使う。そこに生体エネルギー技術を活用した「じんち」作りをして行く。兎に角、食べ物があれば生きていける。そんな事を用意していく必要がある。
 これから農場で月々に行事をして行きたいと思います。雑草、ヨモギを活かし、お米のバケツ栽培をし、適温で安定的に作って行く。バケツで太陽光と生体エネルギー活用で年2回の栽培が出来ます。昨年は米1粒から8600粒を収穫できましたが、今年は更にもっと取れる予想です。楽しみです。
 農場は道場で、土を耕して心を耕す行の場です。これからも夢に向かって進んで行きたいと思います。」


 農場長あっての農場、仙台テンメイです。年々元気になり精神的に安定して来ています。良き指導者として若手の育成、担い手に継承して行け、新な進展が楽しみです。