2018年12月22日土曜日

1526「感動4」2018,12,22

 今回もこんな感じで終わったのですが、この期間中に参加者の方々とお話しを聞く機会がありました。その中で2つを紹介します。

 秋田県から参加のM、Yさんから実のお母さんとの50年振りの再会のお話がありました。子供のころの生き別れでしたが生死も分からないまま過ごしていたのですが、あるきっかけで再会できたのです。そしてお母さんのその後の人生を知り、感動的な再会の幸運に恵まれた喜びを語ってくださったのです。詳しくはお伝え出来ませんが、生きている事は素晴らしいと思います。
 M、Yさんは断食会には20回以上の参加で常連です。断食会がライフスタイルに成っていて、車検を受けに来るとおっしゃっている方です。
 彼女の最初の目標は皆さん同様に身体のデドックスですが、それが出来てからは目標が精神のデドックスに変わって来ていました。身体がスッキリすることで心の変化に気づき、心身の相関を理解して身体の声を聴ける、ある意味で直観力が鋭くなってきたのです。
 そんな時に考えてもいなかったのに再婚も出来き幸せな日々を送られていました。仕事も誰かに譲り、もう辞めようかと思っていたのにそれも叶わない内に、益々繁盛するようになったのです。
 無理、無駄、むらが無く自然に流れていく感じです。そして今は生活の中でも座禅、読経を日課にして精進を怠らずに毎日を大事に生きておられるのです。
 清浄なる身体、善き想念、利他の行為の身口意が整い、そんな彼女の運気が善き流れとなったのでしょう。そして繋がる事が無いと思われた難しき縁が結ばれたようです。
 己の浄化、精進の中で環境、場が変化し、異質、平行な世界を包含出来る能力に進化した様です。
 神人さんの大日月地神示後巻を以前にお勧めして購入頂いていました。読んでおられていましたが、今回更に音読をお勧めしたのです。素直にそれを受けて、アンケートに音読をしてみますとありました。これからも自らを高めて行き、更なるお役目を果たされていく事でしょう。次回、断食会でお会いできる事が楽しみです。

 紹介したいもう一人の方も秋田県のK、Sさんです。7年振りの参加でしたが嬉しく再会しました。断食会以外に天命塾のセミナーにも何度か参加していたのですが、311東日本大震災後途絶えていました。住所が変わっていたのでどうしたのかと思っていたのですが、お子さんが2人いると言います。以前は奥様も同伴で断食会に参加していましたのでお目出度い事とお聞きすると、里親だと言います。
 子供に様々な精神的身体的問題があり、家庭事情にも問題があり養育が出来ず、かといって行政の施設で受け入れられない状況のお子さんがいると言います。そのお子さんを個人で引き受けて成人になるまで育てるというのが里親制度です。行政から幾ばくかの援助はあったとしてもその困難さは想像は難しくありません。
 彼は奥様の発意を尊重して7年前に障害児の里親としてアクションを起こしたのです。しかし、それまで同居していたご両親は大反対です。結果的に家を出て、街からかなり離れた限界集落の10軒に満たない村落の廃屋を買い求め改装して住み始めたと言います。
 彼も奥様も公務員で共働きです。職場から1時間弱、冬は積雪が1m以上2mに達する自然の中で、その村落には高齢者しか住んでいないのです。でも住民の皆さんの理解と協力を得て、孤軍奮闘して育てていると言います。
 そして3年前にもう一人の里親として障害者の子供を引き取られたと言います。聞けば聞く程に私の思考を越える選択を次々とされている事に驚きです。毎日が戦場の様だと言います。彼は気張る事無く、以前と同様に穏やかな風貌で淡々と語ります。日日の困難な中で嘘偽りなく、真実の自分をさらけ出して子供たちと向き合い頑張っている彼には、凄い意志力、行動力、精神力、体力があるのだなと思います。陰徳を積む徳行です。
 今年から仙台テンメイの行事案内を会員にメール送信しているのですが、届いた断食会の日程をみて心が動いたと言います。丁度、仕事も空いて断食会の期間中が休む事が出来たと言います。そんな朴訥とした彼の誠実さに心打たれ、彼の菩薩行に感動しました。ただただ子供たちにとって、この世にもありがたい存在です。
 これからも元気に本分を果たして、徳積みの万徳行を行って欲しいものです。今回、彼と再会出来て色々お話しが出来、大きな頂きを得ました。ありがとうございました。
 年末28日のテンメイの餅つき会にお子さんを同伴して参加してくださいます。今年の餅は美味しい感動餅になりそうです。