長野県東御市の秋期セミナー会場から当初は北陸新幹線を利用して金沢経由で京都に向かう計画でいました。しかし、台風19号の被害で長野市の新幹線車両基地が千曲川の氾濫で水没して車両10編成が使用不能になり、長野以北は運行停止になりました。数日前から間引き運転で再開しましたが、金沢経由は断念しました。
しかし、東御市の会場近くの田中駅からのしなの鉄道で上田市まで行くのですが、やはり千曲川に掛かる橋が流された影響で、田中と上田区間が運行停止になっています。止む負えず、タクシーで上田駅まで向かう事になりました。そこからは中央西線で名古屋に出て新幹線で京都、乗り換えで大津に向かいました。
今年度から公益社団法人真向法協会の執行理事副会長に私が就任した事でお役を頂きました。開会宣言を発する役ですが、諸々の来賓の方々の接遇が主たる任務です。
大津駅からタクシーで会場に向かいましたが、琵琶湖の湖畔に聳え立つびわ湖大津プリンスホテルはひと際目を惹きます。快晴の琵琶湖は海のように大きく光り輝いています。今回は台風の影響もあり参加者は予定より少なく600名弱となりましたが全国各地から同行同好の面々が元気に参集下さいました。
第46回真向法研修全国大会に主題は「つながる つなげる」です。
「こうして年一度、わたしたち真向法仲間が一堂に会し、健体康心の輪(絆)が「つながる」事を確認する。
真向法は人々を繋ぎ、心を通わせ永劫不変の価値を未来の期待に「つなげる」事を使命とする。
以って、長寿社会・健体康心の社会構造に貢献しようとするものである。」
さらに基調は「友だちいっぱい 夢いっぱい」
基本理念と目標
1、真向法に親しみ、健康な体と心をつくりましょう
2、真向法を楽しみ、明るい生活をおくりましょう
3、真向法を愛し、友情と触れ合いの和を広げましょう
4、真向法を通して、活気ある豊かな地域社会を創りましょう
真向法では健康を健体康心と捉えます。健やかな身体と康らかな心の両面があり健康と言うのです。その健康を獲得してえられる目標は明るく豊かな生活、友との和、活気ある地域社会の創生です。その土台を日々の真向法体操の自習が担うのです。
今回は長年真向法の普及に努めてきた前会長の佐藤良彦先生が退任され、それを受けて吉崎幸孝新会長が執行責任者として執り行う最初の全国大会です。内容も簡素化しています。1日目は例年通りの内容ですが、昨年まで行っていた2日目の午前中の研修を取り止め、おはよう真向法を行い閉会で、朝食後解散となりました。毎年、全国各地で開催される全国大会は観光旅行とセットで、それが楽しみで皆さん参加しますので、そのニーズに応える形です。
佐藤前会長は直前に風邪をひかれて急遽参加できなくなりました。久しぶりにお会いできることを楽しみにしていましたが残念な事です。前日に佐藤先生から電話を頂きその旨お聞きしましたが長年の緊張がほどけて隙間に風邪が入られたのでしょう。会場でも佐藤先生をお尋ねになる方々が沢山でした。