2024年4月10日水曜日

3393「天国からの手紙」2024.4.10

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年04月01日の記事を紹介します。


「天国からの手紙」


私たちの魂は、永遠に存在します。 

肉体を持たず、死によっても、人と人と、深い魂の交流を持った

魂同士を引き離すことはできません。 

死は時に、人々を悲しみのどん底に引きづりこみますが、決して、私たちを引き裂くことはできません。 

私たちは、生きている間、悲しみや喜びを通じ、魂のダイナミズムを経験し、そして深い魂の繋がりを結んでいきます。 

 

このブログの読者の中には、早くにお子さんを亡くされた方も多くいらっしゃいます。 

今日はイノチの尊さについてのお話をご紹介します。 

この中には、死産に関するお話も含まれています。 

興味のない方、気分が悪くなる方、こういうお話はタブーと思ってらっしゃる方は、どうぞ、スルーなさってください。 

関根雅(まさし)さん、麻紀さん夫婦の子どもは、出産予定日に、突然、お腹の中で亡くなりました。

娘に「椿」という名前をつけて見送った後は、深い悲しみの中で自分たちを責め続ける日々を過ごしていたそうです。

そんな夫婦を救ったのは、「わたしが あなたを選びました」という本の著者である産婦人科医、鮫島浩二さんとの出会。

自分たちを親として選んでくれたはずの子が、なぜ、うまれてくることができなかったのか?  

その問いに対して、鮫島医師は...?

とっても素敵な女性に話を聞かせていただきました。

今年3月に産まれた「椿」ちゃん。

2660グラムで、出産予定日に産まれました。

でも、椿ちゃんは、産声をあげることはありませんでした。

待ちに待っていたこの日に、お空に帰ってしまったのです。

妊娠中は何の問題もなく、ママの麻紀さんもだんなさまも おなかの赤ちゃんに話しかけたり、歌を歌ってあげたり。。。

毎日、順調に大きくなっていく椿ちゃんと、本当に、幸せな時間を過ごしていたそうです。

ところが。。。予定日の朝、目が覚めると、胎動がなく、不安な思いで病院にいくと、

既に心音がなく、亡くなってしまっていました。

トツキトウカの間、時にはポンッ、ポンッ、とおなかを蹴ったりしながら、小さな体で一生懸命生きていた命。

その、もうすぐ会える!と楽しみに思っていた命が、突然その鼓動を止めてしまったのです。。。。

原因は今でも分かっていません。

椿ちゃんの心音が止まっていることを聞いた麻紀さんは、半狂乱のようになり、「おなかから出してしまったら、椿と一緒にいられなくなる。。絶対おなかから出したくない」

そう、叫んでいたそうです。

しかし、だんなさまの 「きれいなまま早く出してあげよう」という言葉で、翌日、椿ちゃんを出産されたようです。

陣痛をおこして、助産師さんに支えられながら、だんなさまも立ち会った8時間の出産。

産声をあげることも、目をあけることもなかったけれど、かわいいベビー服に包まれた、

2660gの椿ちゃんを抱いている麻紀さんは、本当にきれいで、とても幸せそうでした。

しかし、その後の2ヶ月は、病院を責めたり、自分を責めたり。。。

誰かに責められるのではないかという気持ちにもなり、家にひきこもり、泣いてばかりの毎日だったそうです。

ところが、ある日、天国の郵便局からこんな素敵なお手紙が届きました。

~天国郵便局より~

おとうさん、おかあさんへ

おとうさん おかあさん 

悲しい思いをさせてごめんなさい。

天国を出発する前、神様から「お父さんたちと一緒にいる時間は短いですよ。

それでも行きますか?」と聞かれたとき、本当にショックで、悩みました。

 

しかし、あなたたちの仲睦まじい姿を見て、地上に降りる決心をしました。

たとえあなたたちに悲しい思いをさせても、たとえ一緒にいる時間は短くても、あなたたちの子どもに数えられたかったからです。

そして私の夢はかなえられました。 

おかあさん、わたしは確かにあなたの胎から生まれましたよね?

おとうさん、わたしは確かにあなたの血を受け継いでいますよね?

わたしは永遠にあなたたちの子どもです。

そのことを、わたしは誇りに思います。

いまわたしは、あなたたちと共に過ごした、短いけれども楽しかった日々に思いを馴せ、 

わたしに続き、あなたたちの家族になりたいというきょうだいたちに、あなたたちのことを自慢する日々です。

わたしは親戚のみんなといっしょに元気にしていますので、もうこれ以上悲しまないでください。

そして心から、「わたしの選びは、正しかった」と言わせてください。

泣きたくなったとき、空を見上げてみてください。

わたしたちの姿が見えますよね。

ゆっくり体調を整え、まだかなあ?と愚痴っている、きょうだいたちを迎えに来てください。

わたしは永遠にあなたたちの子どもです。 

そのことを私は誇りに思っています。

つばきより

 

手紙は、耐えられない気持ちを訴え、

支えてくれた、さめじまボンディングクリニックの

鮫島浩二先生からでした。

鮫島先生は、妊娠中にも愛読し、勇気づけられた書籍「わたしがあなたを選びました」の著者でもあります。

そして、泣いてすごす麻紀さんに、だんなさまも、

「椿は自分の命を一生懸命全うしたよ。姿は見えなくなってしまったけれど、これからは3人で生きていこう。

おなかにきてくれたことに感謝しよう。

ママにさせてくれたこと、パパにさせてくれたことに、ありがとうって伝えよう」

そう言ってくれたそうです。

まだ、幸せそうな妊婦さんを見たりすると、つらい気持ちが出てきてしまうこともあるそうです。

でも、椿ちゃんがおなかにきてくれて、教えてくれたこともたくさんあるとおっしゃっていました。

そして、椿ちゃんのためにも、様々なことに感謝をしながら笑って生きていきたい、とおっしゃっていました。

 

今の日本の制度では、死産をしてしまった赤ちゃんは戸籍にも残されません。 

流産も死産も、タブーに感じられることが多いのか、あまりその存在を語られることもありません。

その数は、私たちが想像しているよりもはるかに多いのに。。

現在、流産は全体の約15%、そして、死産は約3%の確率で起きていると言われています。

椿ちゃんのように、母体に理由があるわけでも、赤ちゃんに原因があるわけでもなく、お空に帰ってしまう命も存在します。

でも、椿ちゃんが、麻紀さんたちご夫婦と存在しているように、たとえおなかの中で亡くなってしまう命も、出生後どんなに早く亡くなってしまった命も、その命は短かったかもしれないけれど、この世に誕生したんだ、と思います。

そして、大きなメッセージを私たちに伝えるために来てくれたんだと、思います。

映画「うまれる」では、誕生死も「うまれる」ことの一つとして考え、扱っていきます。

以上 映画 うまれる HPより 引用させていただきました。

妊娠・出産・育児、流産・死産、不妊、障害などは、とっても神秘的な、生命の営みの一つです。

短い寿命や、障害を負う事を承知で生まれてくる魂には、そのことによって、両親や周りの人々に、大きな衝撃、直感、人生転換のきっかけを与える役割がある方が多いそうです。

生命の神秘ですね。

なんだか私達に関わる全ての人達に「ありがとう」って言いたくなりませんか?

笑い(笑顔)と感謝は本当に大切ですね。

神様は、きっとその笑顔と感謝の気持ちさえ生きている間に持てれば、天国に帰った時に 

「よくやったね」って褒めてくれるような気がします。