2018年5月6日日曜日

1296「爽快3」2018,5,6

 引き続きO農場長の「仙台テンメイ農場の展望」と題してのお話です。


「今日は12回目の総会を開催出来ました。仙台テンメイを始めた頃は50歳代後半だったのですがもう70歳代に入ることになります。家庭菜園レベルで始まり、こんなに大きくなるとは思いませんでした。農業指導して頂いたTさんのアドバイスで続けてこられています。ありがたいことです。
 1昨日、鉄道会社に勤務時の学校の同期会が新潟であり参加してきました。60名の内20人が集まりました。私は20歳で入り最年少で、同じ年の人が6人いましたが後は6歳くらい上の人達で、今は皆楽しんでいる人が多いです。その中で農業に興味を持っているのは4人いて、その内の1人は農業者の手になってきたと喜んでいました。一昨年は仙台で同期会をして、翌日名取農場で見学会、餅つきをしました。その中の1人に野菜セットを送りましたが興味を持ってくれました。
 会員の方に野菜を定期的に送っていますが、アンケートでテンメイ野菜は美味しいとあると嬉しいです。同期の方々は70歳を過ぎていて、朝食後に皆さん薬を飲んでいます。そこでどう健康にして行くのかのお話しをしましたが、病気にならない生き方が大事だと思います。
 農場の畑の点描をお話します。(省略)
 植木の選定ですが、10年過ぎて木が大きくなり時間がかかるようになってきました。自然の中での展開、変化はあり、そこにどう関わるかで良くもなり、又消えても行きます。植木は勝手に変えられますが、この世も如何様にも変えている人がいます。
 その環境を良くするのにどうするか。その為には現場を見に行き、そこですることが大事です。そこでイメージを作る事です。各自にそれぞれの得意分野があり、自分の役割をやっていければ良いと思います。各自のその器に応じてで良いのですが、小さな事をちゃんと出来ないと大きな事は出来ません。そして自分相応に能力を発揮して行くことです。そして気心が知れた中で楽しく過ごす事で、そこに向かって楽しんでやって行く。これから10年経って畑は次へと引き継げることが出来るかなと思います。
 今後、農場では乾燥場を作りたいし、後はハウスの水やり器、堆肥場に屋根が欲しいです。今は野ざらしなので水分調整が出来ないので微生物の動きをコントロール出来ていません。
 楽しい事をやりながら、1つのことで纏まっていくのが良いとおもいます。目標は村作りですが、人が集まり、食べる為に農場が必要で、住む所、作業場、学校などなど。皆、少しずつ作って行く中で、自分の特技を活かせていければと思います。
 70歳過ぎになり、もし労働が出来ないとしたら好きな事をする。そのイメージは膨らんでいます。土台は環境をどう作るかで、そこには生体エネルギーの学びを生かしていくこと。我々が必要とするものを纏めて築いていく。1人では出来ないので共鳴する皆さんと共にやって行きたい。今はその途上だと思います。
 このような場を与えてもらえて良かったです。このようになるとは思っても居なかったです。先ず実践する事が大事だと思もいます。」
 引き続き農場長には元気で楽しく場作り、人作りをお願いしたいです。

 1人30分の持ち時間も足りないくらいです。最後に私が纏めの様なお話をしました。
 人との縁は不思議で、ありがたいものです。共通の目的、理念、価値観を共有し、実践しながら切磋琢磨して、共に活かし合い、高めあう仲間は貴重です。気付いてみると健康になり、各自各様の持ち味を発揮出来て、まさに一品持ち寄りで場の活性化に繋がります。この場での当たり前は新たな視点を生み、確実に進展していくことでしょう。人類宇宙自然に求められる存在、仲間の世界の構築です。

 研修会後の食事会、交流会も和気藹々と楽しく出来ました。総会後の研修会では若手の登場があり、彼らの爽快なお話もあり、お陰様で楽しみな善きスタートを切ることが出来ました。嬉しき事です。その場に花を添えるつもりで、私の秘蔵の生体エネルギーの特別な玄米のお酒、「十全」と「やすらぎの雫うめ酒」を提供しましたが、この爽やかな春の目出度き日に皆さん大喜びでした。