2019年8月22日木曜日

1772「神人ライブ42019.8.22

「お伝え」ライブを終えて第3部は弾き語りライブです。
「シャーマンドラム叩き、語りをはじめ、神秘的な音と心揺さ振られる熱い弦音が、1本のアコースティックギターより次々と奏でられながら、祈り唄と祭り唄が絡み合う弾き語りライブ。神人独特の世界へと御案内します。どうぞ御楽しみ下さい。」と紹介されています。
 冒頭以下の様なお話しで始まりました。曲紹介、MCを紹介します。

「お伝えは如何でしたでしょうか。色んな方々がいますが、見えたり、聞こえたりする人はまだまだです。どうしても己の手柄にしようとします。そうすると歪みます。そういう人は早いうちに、散々痛い目にあった方が良いと思います。分かるものに聞くことです。高次元の存在にしっかり頭を下げられるか問われています。」

・「地球の声」3枚目アルバム
 「いのちの大切さ、肉体の有り難さ。そのことを幼いころから教育されていると良いです。地球さんから借りているのです。ありがとうと。それぞれ部位が違い、大切な役割があります。そこには優劣は無く、素晴らしいものです。他者への考え、見方が変わります。

・「ひかり」3枚目アルバム
 「今日、先ほどまで京都アニメーションの放火事件の事を知りませんでした。
 太鼓を叩き、響きでつながって行く。東北、縄文の遺跡を巡りでどんどん良くなって来ている。明日からの巡りは初めての所に行きます。守らないと攻撃される。」

・「草木のように」
「自分の居るテレトリーにだけにいると頭が固まります。色んな所に行くと色が違います。それぞれの色があり面白いです。動くと似た様な人に出逢い、共通のものがあると仲良くなれます。本物は手を抜かないです。」

・「祈り」
 「満月の時、悪夢になります。昨日が満月でした。9時に寝たのですが夜中の2時に目覚めました。大体、いつも2時から4時に起きます。わんさかと霊存在が来ます。自分の中でいじられたくない所をやられます。泣けて来ます。サポートしてくれる人、又、なりすましは浄霊します。異常な数です。フェースブックでに月のテーマについて書きました。
 生きていると色んな事がありますが、面白いです。悔やまない様に選択を心がけましょう。年相応に変わって行きます。ありがとう、と言える内に言っておく。謝る人に謝って置く事。」

・「感謝」
 
・「和」
「和」は神人ファーストアルバムでタイトルです。最初のアルバムが好きだと言われる。最近はあまり歌わなくなりました。実はこの内容を伝えたくて歌い始めたのです。
私のいとこに「けんじん」と「青森けんじん」が居ます。

・「幸せの種」
 3枚目のアルバムの「真」を今年はリメイクします。その次に沖縄、琉球のアルバムを作る予定です。

・「大丈夫」
・沖縄の歌
・「地球」
 沖縄が好きです。最初に行って、沖縄本島に泊まっていたら霊団が来ました。彼らは宮古島から来たと言い、宮古島に来て欲しいと言われました。宮古島は今はバブルです。国際交流になりますが、客船が乗り入れ、建設ラッシュです。精霊達が来て、「汚さないで欲しい」と島の人に伝えて欲しいと言ってきました。今はもうユタの言う事を聞かなくなりました。

・「ダイジェスト」

 最後は大いに盛り上がり1時間半のライブはあっと言う間にエンディングです。











2019年8月21日水曜日

1771神人ライブ32019.8.21


・E、Sさん
「繋がる事に意味がある。意味があるから繋がる。人も場所も出来事も。
謎解きの様に考える。分かるもの、分からないもの、いずれ分かる。
繋がっている、どうつながるか、楽しみでもある。」

・O、Rさん
「小さい事であれ大切に思い、出来る事が、良さで優しさだ。認められる事に繋がる。
小さい事も大切に、1つの事柄から求め、解いてみる。察する事。
気のせいでなく、ある全てを活かし、自他共に一層、幸福になる方法を解けば良い。」

・O、Hさん
「正しく生きようとしなくて良い。正しい事、正確を求めなくて良い。
遊びの中にこうしたいがあらわれる。理由はそれだけで良い。
喜びに成る事をすれば良い。正しいはその時の時間でしかない。
時が移れば、正しくなくなる。その時にどうしたいか。喜びと感じられたら、それで良い。」

・K、Hさん
「幼き頃の自分、出来事に刻まれた感情、手放し方、何十年経っても変わらず、強まるものもある。
自分が善き指導者として働き、場の自分を導く。話を聞き、優しく導いてやる。
自分が1番分かっているので、自分がする事。」

・O、Gさん
「ゆっくり、じっくり、1つ1つ進め。時間をかけ、納得するものにする。
しっかり喜びにする。ここから暫くはそれで良い。
周りと違って良い。これで良い。」

・K、Jさん
「楽しませる前提でその場を見て行く。例え1人でも自分を楽しませる。
1人1人を楽しませる自分が見える。どう楽しませると、場所を変え、何処に連れて行くか、何を見せるか。
楽しませる意識を持つと、周りから楽しませてくれると言う評価になり、自分を幸せにする。

・I、Yさん
「笑う事だ。笑うしかない。自分を笑うのだ。面白いなと。
自分を笑わないから苦しむ。おかしなものだと笑う。笑う事で逆が開け、見えて来る。
何処へ行く、何をする、どんな言葉。笑う事、自分自身を笑わせる事で楽にする。
霊的世界は、思いは世界で、笑いが多いと魔が入れない。」

・K、Yさん
「小さな子供から年寄りの共通性は何か。それは人間である。
この世界で生きている者の共通性を見る。何が共通しているか。
色んな角度から共通性を見る。そうすると色んな事に気づく。」

・M、Mさん
「自分を10にする事は、何か全て、何もかもが10にする。
何を食べても、何処へ行っても、どんな時間の使い方をしても10。
自分を高め、成長する事。呼吸し、成長している。
その舵取りはどうあっても良い。いずれ着くところに流れ着く。
もし求めるとしたら、気軽に声をかけて、
私はこうしたいと、必要なものを与えましょうと。」

2019年8月20日火曜日

1770「神人ライブ2」2019.8.20


・O、Yさん
「自分がどうすれば、の答えは無い。その時にどうありたいか。自分が満足させる。
欲求を満たし、自分が今、何をしたいか問う。
どの様なあなたでも大切にし、こうであらねば、は無い。
1つ1つ喜びを頂き、成長していくのが私達の喜び。」

・N、Hさん
「皆さんに対して出来る事は癒しとなれば良い。
癒しになるには相手が笑顔で接してくれる事を考える事で、十分、相手を大切に思う事。その思いがあれば相手は癒される。」

・Y、Tさん
「心配り。ここから年を追う事で深めて行く。
相手を伺う。失礼無く、相手の為にあろうとする心情。
自分の想いを押し付けるには終わり、1つ1つ手放して行く。
これから何処までも、愛されたい。」

・H、Yさん
「分からない事は、分からないが答え。
分かっている事を喜びに変え、プラスする考え、より一層、喜びに変える。
無い事に捉われずに、無いものに何を足すか。気づく事で作られる。
あるものをより一層、喜びに変えて行く事で、それが満たされたい人との関わり方。」

・G、Mさん
「ゆっくり考えてみる。こだわり研究してみる。色んな側面から見て問う。
自分なりの視点で、その題材を纏めて行くと、その先にこうしたい思いが現れる。」

・O、Nさん
「必要な方々との出逢い、関わり方、活かし方、纏め方。多くの人は何を望んでいるのか。多くの方々が喜んで、幸せに至る事の想いで粗筋を考える。
何を求めていて、私が出来る事は何か。出来ない所は何方と組めば良いか。
そのプロデュースだ。」

・T、Sさん
「遠慮しない事。それでストレスに成るかだが、相手が苦しみ、不快となると、相手の思いが跳ね返し、苦しむ。
相手にとってもストレスにならない様に、お互い喜びの伝え方、どのタイミングか。
表情、言葉選びだ。欠けていたもので、そこに気づく。
面倒な事でなく、年を重ねると良い時。」

・O、Nさん
「笑わせる事を意識しなさい。相手をリラックスさせる事。身構え無い様にする。
相手が苦しまない、硬くならない。相手が笑顔になり心を開いてくれる。
より一層近くに寄って来る。
自分が望んでいた事は愛される事。愛される為に選んだものは違うもの。
これからもっと分かり易く、愛される事をする。」

・S、Uさん
「順序立てて考える。分かる事、出来る事、すべき事、したい事。
出来る事から考えてみる。これ出来る、出来ないと。しなければならない。
どれだけ時間を費やせるか。計画を立てると不安にならずに効率良く、行動が出来る。
物忘れは年相応でメモし、行動する。相手もお互い様だ。」


2019年8月19日月曜日

1769「神人ライブ1」2019.8.19

 2019年7月19日は今年2回目の神人さんのライブでした。大日月地神示の前巻、後巻の発売以来、神人さんの注目度が高まった為か参加希望者が沢山です。今回も定員締め切りましたがかなりオーバーして開催になりました。嬉しい事です。

 第1部は浄音Liveです。1時間の浄霊、浄化の音魂で身心の解放の時間です。おりん(響銅)・波紋音・鈴・銅鑼を使った鎮魂浄化の音魂ヒーリングライブです。照明を消して目を閉じてただただ音の響きに身心を委ねます。纏わりついている汚れ、穢れ、塵芥を浄霊、浄化して頂けます。この浄音ライブが第2部のお伝えの為に必要な時間です。


 第2部は、御伝えLiveです。異次元存在より伝えられる今これからの貴方に必要なメッセージを届けるチャネリングライブです。皆さんお待ちかねで、どの様なお言葉を頂けるか興味深々です。最初に神人さんから次の様なお話しがありました。


「これからの「お伝え」は皆さんの指導霊、高次元存在からのメッセージです。それらは皆さんの霊性向上の為に関わる存在です。それらは姿、形が無い思考態ですが、近親霊とは違います。近親霊は姿を見せてくれますし、過去生に縁があり、今をサポートしている存在です。
 指導霊は皆さんの必要なカリキュラムに応じた関わり方をします。指導霊は厳しい存在で、指導霊が居ない人は居ません。ですから全員に居ます。でも高次元なので見えません。 
 しかし色々な霊存在に騙される人や、無知な人が多いです。この事を教わっていないので、これから分かる人が増えて意識が上がって行くと良いです。
 この「お伝え」では、私はラジオ局のディスクジョッキー、DJの役割をします。皆さんのそれぞれの放送局に合わせて、媒体として流れて来るものをチャネリングして瞬間に繋がります。この様な事をしている人は他に居ません。

 生き方はどれを選んでも良いのですが、その事で悔やむ事が無ければ良いです。しかしこの「お伝え」に対してクレーマーも居ます。指導霊から伝えられる内容は、今、あなたに必要な事を言われます。これまでの事々が多いです。しかし稀に未来の事を言う事がありますが、その時への心構えの為です。
 「お伝え」でもお金を頂いてするとちゃんとした人が来ます。タダだとどうでも良い人が来ます。集中してしますので短時間で出来ます。
 仙台は意味が深い所です。これまで私の新しい事は全て仙台から始まっています。お伝え、霊伝、講演会の5時間、7時間もです。
 それでは始めますが、私は指導霊の言葉を伝えるだけでその内容は記憶がありませんので、この内容について質問されてもお答え出来ません。「お伝え」を希望の方は右手を上げて合図をしてください。それでは回っていきます。」


・F、Yさん
「1つ1つを、その結果を言葉にし、歌うように心情を言葉に変え、歌うように、心に、脳に刻む様に歌う。
 相手がどうしたかったか、どういう思いがあったか、自分が納得する様に、最後はどうなってもらいたいか。相手の幸せを願う。」

・S、Hさん
「1、良く話を聞きなさい。 2、相手を大切にしなさい。 3、自分を押し付けないこと。4、自らをけなさないこと。 5、生きる事を面白いと考えなさい。」

・S、Eさん
「皆の為、その都度、瞬間に考える。皆の為に何が出来、何が望ましいか。
 その習慣を付け、時には話を聞く事。その思いで話す事。
 1人1人に話しかけ、伺う事が良い事もある。
 皆が何を求めているか、考えて行動する。」

2019年8月18日日曜日

1768「陶芸」2019,8,18

 2019年7月15日に坐禅断食会を満願成就しましたが、その日の午後13時過ぎから恒例の天命塾主催の生体エネルギー活用の実践講座、陶芸教室を開催しました。兎に角、色々な行事が立て込んでいた為、日程確保が難しく、この日程になってしまいました。
 断食会場から私を含めて4名が直行しました。今年の参加者は総勢13名です。その中には小学生が2人含まれています。丁度良い人数です。



 講師はもう20年程指導して下さっています、自遊窯 塩内焼 古山少吉郎先生です。会場は村田町大沼の先生の自宅、工房です。私は毎年作成して自作の作品を日常的に愛用していますが、中々に味わい深い作品に進化?してきている様です。ですから今年も楽しみに参加しました。

 今年も先生ご夫妻が温かく迎えて下さいました。挨拶を済ませ席に着くと、おもてなしの抹茶を皆さんに入れて下さいます。全て異なる先生の製作した茶碗は味わい深いものです。
 その後は毎回段取りをしてくださる、生体エネルギーの指導員、アドバイザーのTさんが1年間かけて生体エネルギーの建築資材力丸で養生したスペシャルな粘土を1キロと渡されて作業開始です。
 初めに古山先生から粘土の扱い方、轆轤の使い方など、基本の皿、茶碗などの作成の仕方を教えて頂きます。流石にプロの技は見事です。1塊りの粘土が変幻自在に形を変えていきます。想造主が形ある命を生み出すが如くです。




 今回は小学生のお子さん2人は初体験で、大人も3人が初の陶芸体験です。兎に角、お子様たちの目の輝き、集中度が違います。粘土をこねて造形していくのが楽しいようで興奮状態です。お父さんたちも初体験ですが主役はお子様です。サポート役ですが、見守る姿も嬉しそうです。


 途中、要所は先生に手を入れて頂きます。先生の会話が面白く、笑いを誘います。会場は和やかな雰囲気で時間があっという間に過ぎて行きます。半数以上の方は粘土が足りなくなり1キロ追加して更なる自信作に取り組んでいます。
 今年の私の作品は、大きなカレー皿、大きなお蕎麦用どんぶりの2作品でした。それぞれ1キロの粘土を使用しての力作です。先生に最後の仕上げをして頂きめでたく完成です。
皆さんもそれぞれ仕上がり、釉薬の色を決めて片付けに入ったのは17時です。予定より長時間の作業になりました。


 作業の後は、古山先生のおもてなし第2段の手料理の直会です。10数品ほどが次々と運ばれ、お酒、ビール、ソフトドリンクが用意されています。私達断食明けチームは食事制限もあり、多くは食べる事が出来ませんでしたが、野菜料理を美味しくいただきました。
 断食会の常連のGさんは陶芸教室の直会で美味しいお酒、食事を頂きたいとの願いで、今回は断食会の参加は止めにして、陶芸教室に全力投球していました。美味しそうにお酒を召し上がりご満悦です。
 子供たちも食欲旺盛で興奮状態が未だ続いています。上がりに古山先生がご自分で打った蕎麦を振舞って頂き、これまた美味しいのです。デザートのスイカ、トウモロコシが又格別です。
 

 宴たけなわですが東京からお子さんと参加しているKさんは帰りの新幹線の時間があり7時前に一足先にお別れです。後で伺ったところ、お子さんは車に乗った途端に直ぐに眠り、新幹線車中も眠り通しだったとか。大興奮でとても楽しかった様です。
 私達も19時半ごろにお暇して解散となりました。今年も素晴らしい想造の時空間を指導頂き、多くのおもてなしを下さった古山先生、ありがとうございました。陶芸作品は乾燥し、焼き上げ秋には届けて頂けます。どの様な仕上がりになるか楽しみにしています。
 嬉しい、楽しい、幸せな皆さんとの想造の世界でした。また来年も古山先生に開催をお願いしましたので、是非参加宜しくお願いします。

2019年8月17日土曜日

1767「坐禅断食の理法12」2019.8.17

・工夫これでいいのだ
 今まで説明してきたような「これはやめた方がいい」、「これはやった方がいい」という実践に基づく知恵をいろいろ試して行きながら、それぞれ自分自身の工夫を重ねながら行をしていきます。そこまで出来たらそこから先はまさに、私の著書のタイトルにもある「これでいいのだ」です。
 つまり、いい意味での他力です。何かにすべてを任せきるということです。自分でどうにかしようとしても、どうにも出来ない事が幾つも残ります。それはもう任せるしかありません。誰かに采配してもらうというのでもなく、自分自身の存在からも切り離して、何者かに「任せた」ということになる。念仏の精神もみなこれです。

 そのような心構えが出来た人は素晴らしい境地に至ることになります。努力や苦しみから離れ楽な状態で、あらゆるものが明らかになって、そして「あきらめること」ができるという状態になります。私はそれを「これでいいのだ」と表現しました。
 いろいろな言い方があるでしょう。「いつまで人間やっているのだ」という言い方もあって、「えっ?そうか、私は人間をやめたのね」と思ったり、「やめて何になるの?」「石になる」「石はいい。多分痛くないし」などと思ったり。
 それを公案のように頭の中でやるのではなく、本当に石になるのです。スリランカのブィパーサナをやったときには、実際に私自身が「石になったら痛くもないし暑くもない。私は人間をやめて石になる。私は石なんだ」と、心の底から思いました。
 ですから、例えば今、自分がガンになったとしたら、悲観していろいろなことを考えるでしょう。でも、もし自分が石だったら悲観はしません。石は死なないからです。輪廻転生の本質とはそういうことです。不滅の命ということです。何かに生まれ変わるという期待を持つというより、自分が石のように不滅の存在、死のない存在になるということです。

・死ぬ目的に向かって生きる
 私が2017年に出した本のタイトルは『オンマニべメフン 「生きる」意味を求めて』ですが、本当にその通りだと思います。結果は出さなくてもいいのです。ひたすら生きる意味を求めて生きていれば良いのではないか、という気がします。
(略)
 「死ぬ目的は何でしょうか」と聞き、「死ぬ目的を持っていますか」と問いかけた事もあります。生きる意味、生きる目的という話はよく耳にすることも多いと思いますが、死ぬのに目的があるのだろうかということです。もし、それを心に思いを定めることができれば、楽に生きられることになるでしょう。
 目的というのは、次の段階があるからこそ持つことが出来ます。生きて終わりになるのなら、生きる目的は生まれません。死後の世界を想定するからこそ、生きることの目的を探すことになるのです。死んでまたその次の生を信じるからこそ、死ぬことの目的を考える事が出来るのです。

 本当の目的というものは知る事は出来ないのかも知れません。しかし自分でこうであろうという目的を決め、仮のものであってもとりあえず設定し、結果を求める事無く、それにむかって進んで行けば良いのではないかと思います。
 今年生きる目的、今月生きる目的、今日生きる目的、今この瞬間を生きる目的を、仮に設定して乗り切って行けばいいのだと思います。
 私はとりあえず毎日、今日生きる目的は五体投地を千八十回することなのだと設定し、そしてその1日を全力で取り組んで、終わったときには結構な達成感を覚えます。私の課題は進行を深めていく事です。

2019年8月16日金曜日

1766「坐禅断食の理法11」2019.8.16

・効果的に坐禅をすれば体温が上がる
 私達の坐禅で得られたデータによれば、先ほど述べた体制での1分間に4呼吸、5秒で吸って10秒で吐くと言うリズムを保ちながら20分以上この呼吸を持続できれば、交感神経が最も良く働くようになります。
 そして従来は交感神経の働きが高まれば副交感神経の働きが抑えられると考えられてきましたが、最近の計測機器による測定ではそれと異なる事実が明らかになってきました。すなわち交感神経と副交感神経の働きは両方とも下がることもあれば上がることもあるということです。
 つまり両方とも働きが上がっている状態とは交感神経の作用で体がいい意味で緊張しているのに、副交感神経の作用で脳はリラックスしているという事です。この状態になった時に悟りという出来事と同じことが起きるという事です。
 ですから今まで、松の枝を揺らす風の音や小石が竹に当たる音、カラスが飛び立つ羽音などを聞いて、何々禅師が悟った、というような仏教の逸話がいろいろ伝えられていますが、想造するにこの状態ではないかと考えられます。
 この状態を意識的に作っていけば「悟り」というものに到達しやすくなります。それは短くてもよいので坐禅をすることが有効です。坐禅を続ける時間は20分であっても1時間であっても今の所データを取ってみると効果はあまり変わらないようです。
 ただ20分を切ると効果があまり見られないので時間は20分以上が望ましいです。そして呼吸数は1分間当たり4回、20分であれば80位の呼吸数で抑えられればとても効果的に坐禅をしたと言えます。可能であればそれより更に遅く呼吸をしても良いでしょう。

 このような坐禅を会得しておくと、チベットの極寒の中でも自分の体温を上げることが出来ます。血流が増すので体温が上がるのです。また血液中に赤血球や白血球、血小板などの免疫力を司る成分が含まれ、活性力を血液によって体の隅々にまで運んでいると言えます。血液の循環が活発であれば病気の予防や改善をする力が出て、精神的な疾患であっても好転することがあります。

 坐禅の効果を測る上で、ひとつの目安となるのは体温です。0.01℃位迄測れる体温計で坐禅の前後で自分の体温を測定して比べてみて、体温が上がっていれば効果的な坐禅ができたと言えます。
 0.3度とか0.5度の幅で体温が上昇していれば、とても集中出来たということになると思います。0.3度体温が上がっていれば測らなくても自分で感じます。手が熱く感じられます。
 そういうことをしてチベットの寒いお寺では凍傷を防いでいました。このレベルに達す
ると本当に坐禅が身についていると言えるでしょう。

・坐禅には菜食がいい
 食べ物でも体温を上げる事が出来ます。アメリカで活躍しているローフードシェフのいけやれいこさんと言う方がいて、火を入れない野菜だけで料理を作ります。火を入れないことで酵素食という腸内菌を最高に増やすための食事にするのです。いけや先生の料理を食べると体が冷えたりせずに熱くなって来るのです。
 甲田光男先生が指導していた昔の玄米採食の生食と同じような効果があります。これは菌の働きによるものです。腸の中の菌がこの食事によって活性化したという事です。
(途中略)
 やはり坐禅をするには菜食が良いと思います。これも自分で体験してみて分かる話です。それから日本の多くのお坊さんは耳が痛いと思いますが、お酒は出目でしょう。アルコールは腸を緩め、脳のビタミン不足をもたらしますので、お酒を飲むような生活をしながら坐禅をしていても全く効果はありません。
 医師のみなさんも飲食をする人が多いようですが、アルコールによってどんどん頭の中が壊れていくでしょう。一度壊れた脳細胞は元に戻りません。悟りを求めるならば、仏陀が定めたようにお酒はいけません。行に取り組み人もお酒を飲んでいるといざというときに直観が働かずに死ぬと、仏陀は言っています。回峰行の中で転がり落ちてくる石を避けられないというようなことを指すのでしょう。修行をする人がお酒を飲んでいてはだめなのです。

2019年8月15日木曜日

1765「坐禅断食の理法10」2019.8.15

・体へのアプローチは坐禅が一番
 体に介入するには私はどんな方法よりも禅が1番効果的だと思っています。しかし工夫は必要です。禅にはとても長い伝統がありますが、ただそのまま曹洞禅や臨済禅をやっていても肉体も変わらなければ、精神的にもそう悟った人が出るわけでもないだろうなと感じます。それは私が様々な宗派宗教を巡り巡って得た結論であり、体の改善には坐禅断食がやはり1番だと思っています。
「衆生無辺誓願度」すなわち、すべてのものを救う事が出来るのは、唯一この座禅断食かなとおもいました。
 体の中でも、やはりまずは腸に注目します。体の内側を変えることによって脳も変わります。体調が変われば人は変わるということです。インドの格言に「心のことをやるには体から」というのがあるますが、このことを言っています。

・データに裏付けられた工夫法
 まず体勢についてです。目を開けて、背筋を伸ばし、動かないで呼吸をする。これは大事です。目をつぶると副交感神経が優位になってしまいます。瞑想や睡眠に近い状態になります。そうすると腸の動きが鈍ります。腸は自立神経の支配を受けているので、目を開けている事、特に目玉は1点に向けて動かさないことが交感神経の働きを上げて腸の働きを活性化するポイントです。
 そして小腸の蠕動運動が大きくなると神経伝達の能力が高まります。脳のシナプスもそうですし末梢神経も同様です。そうすると血管の血流が増します。血管を通じて末梢の神経まで血液が行き届くようになります。
 末梢の血管は末梢の神経のコントロールを受け、神経が血管の周りに絡んでいる様な構造になっています。神経が血管を閉めたり開けたりして血液の流量を調節します。その開閉が出来ないと体温調整が出来ないわけです。末梢まで血液が流れていくということは、血管自身にとっても神経伝達にとっても相互に良いのです。

 脳の神経の伝達が良いと脳の電気信号の流れもスムーズになります。ストレスがあると脳の情報の流れが滞って、脳がバチバチと火花が舞っているようなショート状態になります。バチバチが続くと段々とヒートアップして熱を持ってきます。頭が痛いとか頭が厚いとかいう自覚も表れてきます。「頭を冷やせ」という言葉がありますが、こういう状態の時の事をいうのでしょう。
 そして神経のショート状態が続くことに耐えられずに、神経作用にブレーキをかけてしまうのが「鬱」状態です。神経の伝達が良くなり情報がスムーズに伝わると、脳がヒートアップすることがなくなるので決断や問題解決のスピードが上がります。考えなくても答えが見えて来る様な状態です。

 本来、坐禅が目指しているのもそのような状態です。その為には目を開けているという事が重要なのです。ここが坐禅と瞑想の大きな相違点です。視線や体が動いてしまうと神経の伝達が妨げられるので、動かないようにします。
 最も重要な神経伝達のラインは背骨に沿って走っているので、そこが伸びていることが大事です。坐禅断食の参加者の皆さんはこの点をきちんとやっています。

 その次は呼吸についてです。よく言われるように、口を閉じて鼻から息を吐いたり吸ったりする呼吸で良いと思います。通常の只管打座ではただ呼吸しているだけですが、例えばジャイナ教のように体が消費するエネルギーを少なくするために、如何に遅く呼吸をするかを工夫しているところもあります。そうなると呼吸も変わってきます。

2019年8月14日水曜日

1764「坐禅断食の理法9」2019.8.14

・坐禅と悟り
 悟りについて述べるのはおこがましいものです。禅では悟りという言葉を使った途端に、嘘をついたことになると言われえます。
 仏陀が教えを説いた頃から、悟りには四段階あるとされてきました。禅ではそれらを大大悟、大悟、中悟、小悟、と呼びます。小悟を何度も繰り返して、中悟になり、中悟を繰り返して、大悟に至ります。
 大中小の違いは悟った後の時間がどれくらい持続するかの差です。小悟は得た途端に直ぐに消えます。小悟が消えた後は悟る前よりもっと落ち込み、真剣に取り組む人は病に陥ることがあるほどです。これは禅病と呼ばれます。
 中悟は小悟に比べてもう少し長く続きます。大悟はさらに長く続きますが生涯維持されるわけではありません。大大悟と言う、一生涯続く悟りもありますが、そこに辿り着くのは普通は無理と言われています。一度の究極の悟りを求めても、それを容易に達せられるものではありません。小さな悟りを積み重ねることで、人は少しずつ前進して行けます。周りの人にも良い影響を与える事が出来ます。(以下省略)
 
 私は僧侶になってからの36年間で、小悟と中悟との中間位のレベルの悟りを経験したことが二度あります。(以下略)

 ところで、坐禅断食をすると宿便が出ますが、宿便が出る仕組みは自律神経の働きによるものです。小食にして坐禅し、ゆっくり呼吸をすると交感神経が作用します。すると腸が動いて宿便が出るのです。
 腸は脳よりも能力があり、記憶力もあります。断食を経験したら、その感覚を思い出しながら、ゆっくりした呼吸で坐禅すると、それだけで宿便を出すことができます。坐禅と言っても背中が伸びていれば良く、体制は問いません。横になっていても立っていてもいいのです。胸を膨らませないように下腹部でゆっくり呼吸をすると腸が働き出します。
 お寺で一汁一菜の生活をしていても、なかなか悟れないのは腸が動かないからです。腸が働くように食事や呼吸をコントロールすることで悟りに近づきます。
 
 坐禅中の呼吸は遅ければ遅いほうが良いです。15秒に1回よりも遅い呼吸をすると、血中酸素濃度が下がります。口からの呼吸が不足して皮膚呼吸の比率が上がります。ゆっくり呼吸しながら、しかも息を止めないでいると腸を働かせる交感神経が活発になりかなりの宿便が出ます。
 坐禅は安楽の法門と呼ばれ、意図的に苦しい呼吸をすることは邪道と考えられています。ただ余計な念想が無い時は、呼吸は自然にどんどんゆっくりなっていくのです。

 呼吸をゆっくりする為の方法に菜食があります。インドに二百万人いるジャイナ教徒を見ると分かりますが、彼らは小食で菜食でゆっくりした呼吸をしています。病人が少なく寿命が長いのです。ジャイナ教徒は断食を行う時、目を開けて体を動かさず、姿勢を起こしたまま鼻呼吸します。「ジャイナ」という言葉は「禅」という言葉の語源でもあるのです。
 ジャイナ教徒は宝石商等の商人であることが多く、嘘をつかない、駆け引きをしないことで知られています。彼らの経営理念は儲けではなく、徳を積む事にあります。人生の目的は徳を積む事で、その手段が仕事だと考えるのです。

 たとえカーストが低くてもその仕事に長けて極意をつかみ、悟りを得る事が仕事の目的と考えられているので、ビジネスにブレがありません。その為、インド社会での信用が厚くお金持ちが多いです。そんな彼らの唯一の修行法として選んでいるのが、断食である事は興味深く感じられます。
 断食は心と体を綺麗にします。短くても質の良い坐禅を覚えて心地よさを体験するということを皆さんにもお勧めしたいと思います。
 なお、結跏趺坐は神経伝達がスムーズになる姿勢です。結跏趺坐をした途端に体は禅のモードに入ります。とは言え、坐禅そのものは首の下が伸びていれば成立するものです。本人にとって難しければ、結跏趺坐にこだわることなく坐禅を体験して頂きたいと思います。

2019年8月13日火曜日

1763「坐禅断食の理法8」2019.8.13

・生きることと日々の悟り
 私が仏門に入るきっかけとなったバングラディシュでの経験をお話しします。
 マザーテレサのところにいたシスターたちがコレラが蔓延する最前線で救護活動にあたっていました。医薬品が不足し、バタバタと人が死んでいくなかでシスターたちはこれらに感染しませんでした。
 外国から来たジャーナリストや国連の職員たちも次々とコレラに感染して、退却を余儀なくされていましたが、シスターたちは無防備であるにも関わらず無事なのです。
 彼女たちは「神のため」という一心でやっていて、自分の健康や命の心配をしていません。それでも結果的に彼女たちは死にませんでした。それで、それを見て「なんてことをしているんだ」と思いながら写真を撮っていた私がコレラに感染してしまったのです。患者に触れてもいないのにです。あのような患者だらけの状況にいれば、むしろ感染して当然ではありました。しかしこれは何だろうと思いました。

 シスターたちはインド人です。ヨーロッパ人ではありません。その事が関係しているだろうかと思いました。彼女たちが持っているバックボーンというのは何だろうかと思いました。彼女たちがクリスチャンですが、その根底にインド古来の考え方が備わっているでしょう。それが関係しているのだろうかと考えましたが、結論は出ませんでした。

 人生には三大質問があるといわれます。
 1つ目は、「あなたは何のために生まれて来たのですか?」
 2つ目は。「あなたは何のために今いきているのですか?」
そして3つ目は、「あなたの仕事の目的は何ですか?」
 この人生の三大質問に日本人で即答できるでしょうか。どれだけキャリアを積んできた人でも、即答は難しいのではないでしょうか。ところが、インド人ですと子供に聞いても即答します。チベットの遊牧民の子どもでも即答します。
 これに即答が出来ないと、何のために生きているのかも分かりません。何のために死に向かっているのかもわからなくなってしまいます。人生の目的がはっきりしないということは大問題で、それではうまく死ねないし、うまく死ねないという事は、うまく生きられません。当然、悩みごとも尽きないという事になります。

 インド人が答えるであろう答えはこういうものです。
「何のために生まれて来たのですか」という問いに対しては「前世の自分のしたことによって生まれてきた」と答えます。カルマの法則です。それから
「何のために今いきているのですか」と問われると、「人は徳を積むためにいきている」と答えます。「徳」はインド語でグナと言いますが、ビルマであれタイであれどこであれ、仏教圏では人は同じ答え方をします。そして
「仕事は何のためにやっているか」と問われると「悟るためにやっている」と答えます。「悟るために」とは自分が納得出来る生き方をかみしめるために、手応えのある生き方をするためにという事です。「悟る」にも4段階あり、ここでいっているのはその前の方の段階です。ブッダになるとか、そういうことではありません。

 インドでは身分の高い人が、自ら乞食に身をやつすということもあります。これはひとつの巡礼の作法でもあります。年配になり、ある程度の名誉を得ると家族や家や職業を捨てて、各地を来世のために巡礼して歩くということがあるのです。無所有になり、お金も持たずに、皆から食べ物の施しを受けながら聖地を巡礼します。どこで亡くなっても家族に知らされません。亡くなった場所で火葬にされて終わります。そういう人生を選ぶ人が今でも沢山います。
 来世の事を1番に考えている訳です。この人生に生まれたのは前世に原因があり、今世はどんな来世を迎えるかということの原因となるわけですから、死ぬ直前まで徳を積む努力を惜しみません。
 死が終わりであるとはだあれも考えておらず、次のスタートととらえています。ですからギリギリまで生きる事に努力し、よい来世を願ってあきらめずに徳をより多く積もうとします。仕事も徳を積む手段であり、同時にその中で、悟りを得る事の出来る大切な道なのです。

2019年8月12日月曜日

1762「坐禅断食の理法7」2019.8.12

 断食を実際に体験するとよくわかりますが、宿便が減少して腸の働きが良くなると、神経系統の伝達も非常にスムーズになります。それは自覚出来ます。脳がスッキリして悩みも少なく感じられます。決断も速くなります。神経細胞のシナプスの触手が良く伸びて、情報の伝達がされやすい状態になっています。
 逆にそれが縮んでくると「鬱」の症状が出て来ます。鬱というのは脳と神経の伝達が悪い状態です。ですから鬱も腸の働きの悪化から引き起こされる病気であると言えるわけです。実際に断食で宿便を出すと、精神疾患が改善される例が多く、腸との因果関係を裏付けています。

 ただ宿便はそう簡単に出て来ません。いろいろな人が試みて来ましたが、5日間の水だけの断食をして、2人に1人が半分くらいの宿便を出すのに成功すると言うのが今までの多くの例でした。
 絶食によって腸管を空にすることで宿便を取ろうとしたわけですが、やはりこれだけでは不十分だったわけです。私達の「坐禅断食」が2日間で宿便を出せると言うのは、腸管が空になるのと平行して、腸の自律的な蠕動運動を促す為です。その鍵となるのが、断食をしながら行う坐禅です。

 坐禅と似たものに瞑想がありますが、この二つには大きな違いがあります。最近、脳波以外に交感神経と副交感神経の作用をそれぞれ計測できる機器が開発されました。従来は相対的にどちらかの活動が優性かということしか分かりませんでしたが、新しい機器ではそれぞれの活動の大きさそのものが測定できます。緊張する時に働く交感神経と、リラックスする時に働く副交感神経の活動がそれぞれ個別に測かれるのです。
 瞑想では、副交感神経が活動してリラックスしていますが、交感神経の活動はありません。寝ている時と同様のリラックス状態が生まれます。しかし小腸の蠕動運動というのは交感神経の活動がないと起きません。リラックス状態では動きません。リラックスしていて適度に緊張している状態で、小腸は一番いい動きをします。この状態が現れるのが坐禅をしている時なのです。
 機器で計測すると一番いい値が出ます。坐禅断食は普通に断食する以上に宿便を取りやすい断食方法であるということがこれで分かります。

 最初からこの論理が分かっていたわけではありませんが、坐禅を取り入れての断食に効果があることを実感し、30年間に渡ってその指導を続けてきました。今は私以外にも20名の指導者がいます。そのうち三分の一位は医師の方です。参加者にも医師が増え、医療機関でこの方法が使われることも増えてきました。それくらい顕著な効果があるという事です。今では私のやり方を取る断食道場が全国で20か所位あります。

 坐禅断食をすることによって体質が変わり、物の考え方が変わります。また、人間本来の味覚を取り戻すという事にも繋がります。人間本来の敏感さが発揮されれば、体に良い食べ物が分かります。今は食べ物の能書きを鵜呑みにして、思い込みや刷り込みで食べている事も多いでしょう。しかし本当に良いもの、美味しいものを自ら感じ分かる能力が大切で、それを磨く事に断食は非常に約に立ちます。

 断食を契機にして、食べ物との関わり方も変わってきます。食べ物への感謝が深まります。いろいろと頭で考えた理屈で、これは良い食事、これは悪い食事と判断している場合がありますが、頭で食べるのではなく、食べ物にまず感謝して、自分の体の声を聴きながら食べるという事が大切なのではないでしょうか。断食とはそう言った生き方、食べ方の出発点になります。

2019年8月11日日曜日

1761「坐禅断食の理法6」2019.8.11


 野口法蔵師の坐禅断食の理法を簡単に紹介します。
・腸を働かせて健康に
 断食の効能を考えるキーワードが「宿便」です。人間の腸の中には「宿便」というものがあり、断食によってそれを体外に出すことを目指す。それが出来れば単に肉体的な健康にとどまらず、身心ともに健康になる、という考え方です。
 「宿便」は医学用語ではなく、医学界では「宿便」は存在しないと、長らくされてきました。しかし最近の研究でやはり存在すると注目されています。
 「宿便」とは、溜まっている便でなく、一番長い消化器官である小腸の中にある、粘液の一種だという事です。その量は体重60キロの人で約4キロにも及ぶという事です。
 この「宿便」が栄養の吸収を阻害しますので、「宿便」を出す事で栄養の吸収率が高まり、小食でも満足するようになってきます。腸の働きが活発化して血流が良くなります。
 「腸脳」という言葉が最近使われ始めましたが、腸は脳とは別に独自に体内の様々な器官をコントロールする能力があるという事です。その腸の働きが悪いと体の免疫力が落ち、神経系統のバランスも崩れます。腸は体の働きの大きな要であり、だから病気の原因の多くが腸の働きの不調によるものではないかと考えられ始めているのです。

 アメリカの医療機関の研究では、現代人の多くが慢性の消化不良に陥っており、昔の人に比べ栄養の吸収力が落ちているとのことです。だから良い物を食べても排泄される割合が多く、排泄されればまだよいのですが、排泄されないと腸内にそれが残留します。そこからガスが生ずるなどして毒素が発生し、偏頭痛などの様々な症状が引き起こす原因となります。
 従って腸を働かせ、宿便をとることで現代人を悩ませている多くの症状が改善します。アレルギーもその良い例のひとつです。食べ物で腸が傷ついた場合、その傷から抗体が入る事でアレルギーが発生すると言われています。腸の傷は本来であれば皮膚同様に3日間あれば回復しますが、食べ続けているとなかなか治りません。腸の働きを良くして、新陳代謝を高め、一旦食事を止める。そうすることでアレルギーも治りやすくなるのです。食べ物が腸を傷つけるという事は、固いとか尖がっているとかでなく、質の悪い食べ物、有害な食べ物が腸にダメージを与えるということです。そういうものを体にいれないことが大切になります。

 「宿便」といわれる腸の粘液が、どういう時に増えるのか興味深い事実があります。それは悪い食べ物が腸に達したときでなく、それが口に入った瞬間に増えるのだという事です。動物には本来驚くべき能力があり、毒草などの有害なものは食べません。食べる寸前にその臭いなどで察知します。
 人間はこの能力が他の動物に比べて弱いのですが、それでも口の中に悪いものが入った瞬間に、それを呑み込む前に毒であると察知して、それを吸収しないように小腸の粘液が増加するのです。脳を介さずに舌と小腸とが繋がっているのです。

 現代では食品添加物や合成保存料、農薬や化学肥料と言った、数多くの化学物質が食品に含まれる様になり、小腸の粘液が増加する場面が多くなっています。そのために「宿便」の影響は大きく、それを取り除くというのが断食の目的です。

2019年8月10日土曜日

1760「坐禅断食の理法5」2019.8.10

・K、Mさん
「一昨年は3回断食会に参加出来ましたが、その時は身体が楽だったのに、丸々1年ぶりで、色々貯め過ぎました。身体の歪みは凄かったです。ストレスでここに逃げ込んで来た感じです。3日間断食をやって色々背負い込んでいてがんばっているなと思いました。
 背負いすぎなくて良いし、必要な物だけに整理したいと思いました。生活を見直しながら、大久保先生に良い事を教えられ、持っているのに使いこなせていない。水すら活用していない。今回、歪みに気づいて再スタートしたいと思いました。
次回も参加したい。摂生して来たいと思います。」

アンケート
「今回は身心共にクタクタな状態で参加しました。15回目の坐禅は股関節がいたみ、満足に出来ませんでした。今回、色んなものを背負いこんでいると感じました。日常生活の中で必要なものを選び、シンプルに生きたいと感じました。
 夏休みをきっかけに家の中、生活が一心出来る様にしたいと思います。家もストレッチ板も・・色々宝の持ち腐れにならないように頑張りま~す。
人数が少なく個室をもらえるのはありがたいです。」

・M、Yさん
「今回は眠かったのですが、大久保先生のお話しが勉強会の様に染み入ってきました。半眼が凄いと思いました。お話しを聞いてから2日間頑張りました。改めて水の大事な事を気づきました。
 犬のヨークシャーテリアを飼っていました。死ぬ間際に血尿が出たので良い水を飲ませようと思いました。水を飲んで1週間、黒便を出してその後に死にました。身体の汚いものを出し切って死んだのです。凄いと思いました。人間は病院へ行き薬漬けになるが犬は綺麗になって行きました。賢いです。
 断食はとても楽しく出来ました。今回も凄い量の便が出て身体の素晴らしさ、断食の効果を実感しました。」

アンケート
「坐禅の時、時々目を瞑っていた様に思います。半眼が小腸に刺激を与える。頑張って2日間行ってみましたら実感しました。何時も勉強会に来ている様に大久保先生のお話しは納得させられます。少人数ですが嬉しい一時でした。今回は土曜日始まりで大変楽でした。」

・Y、Eさん
「今回は前回に引き続き2回連続の参加でしたが症状は重かったです。入浴後はだるかったです。印象深いのは、日ごろ私が水を飲んでいなかった事。リューマチの薬で害が出る事。味付きの水分を主とっていたのでこれから水をとろうと思いました。
 真向法は続けないと思いました。関節を緩めて次回は座禅がしっかり20分出来る様にしたいです。」

アンケート
「今年、2回連続で参加させていただきありがとうございました。人数が丁度良く、1人部屋でのんびり過ごす事が出来ました。今回は2日目から胃痛と頭痛があり心配しましたが、最後まで無事に終わりほっとしております。先生方に感謝いたします。場所が少々離れているもので費用と日程調整が必要ですが、また是非参加させていただきたいです。
 真向法体操ですが、その場ではしてもその場限りとなってしまいます。参考になる資料、本があるとありがたいです。」

・T、Sさん
「明けましておめでとうございます。レベルアップしているし、皆さんかなり飛躍した感じです。この人数でのベストでした。初心者向けのお話を大久保先生がしましたが、他の人達にも深く入っていった感じです。そして思考が変わった様に感じます。
 昔はこの坐禅断食会は沢山の参加者がいて対応が難しい程でした。メインブラックの様に色んな宇宙人がいる感じで、どんな事を提供したら良いのか、の状態だったです。皆さんを見ながらお世話をしてきて成長出来て来ました。今回はベテランが多く、皆さん生活で活かしていて凄いです。
 坐禅が気持ちよく出来る様に用意が出来る事は凄いと思う。違った領域で出来て来ている。O君が継続して参加してくれていて、その中で分かり、役立ってくれていて、変わって来ている事は嬉しいと思います。」


2019年8月9日金曜日

1759「坐禅断食の理法4」2019.8.9

・O、Mさん
「大久保先生のお話しで食べ物と宿便の事を知って驚きました。手術してから椅子の生活だったのですが、今回は座って足に力が入り、複式呼吸が出来て、嬉しく、とても感謝でした。皆さんに感謝です。
 大久保先生のお話しは始めてでびっくりする事でしたが、生活の中に取り入れてきちんとしていきたいと思いました。」

アンケート
「みなさんの御協力を頂き、この非日常を体験し、とても凝縮した日々でした。宿便にはとても驚きました。特に座布で坐禅させて頂け、もちろんそのご指導頂けたことに感謝でいっぱいです。私にとって家族へのお土産でした。
 こんなにいっぱいお教えいただき身に余る思いです。クリームを塗ってあの部屋で坐禅を組んでいたら、これまでくっつかなかった足裏が付き、親指までしっかりくっつきびっくりしました。
 これまで聞くことが出来ない大久保先生のお教えは今後、十分気を付けて行きたいと思っています。ありがとうございました。合掌」

・K、Oさん
「3回続けての参加は初めてで、体調、気持ちの変化感じられました。毎日の生活が出て来ると感じました。改めて身体を見つめ直す貴重な機会でした。数息もできました。これからも良い状態を継続して行きたいです。」

アンケート
「1日目:雑念が多く数息が出来ず、想造量子宇宙論を唱え再度挑戦しました。将に自分との戦いというか、向き合う事の重要性を感じました。向き合う為に身体のバランスを整える必要がある事を改めて感じました。とても眠かったです。
 2日目:朝スッキリと起きられて、部屋には1番乗りでした。2日目のスタートが良かったので「3日目を気を付けよう」と頭に入れ、この2日目をどう過ごすかで3日目の明け食が違う事を意識して体操を頑張りました。
 複式呼吸も常に意識しました。数息がうまく行かない時は兎に角、宇宙論を唱えていました。この日は風呂に入らずに寝ました。
 3日目:スッキリまでいかず、少しだるいな、と思いながらも部屋には1番乗り!生体エネルギーの音を大久保先生の電気で加算した状態で流しました。皆に良い影響があったようで良かったです。許可を取らずにごめんなさい。
 体調は体操後に上向きに!ストレッチ板になってラスト坐禅がスタートしました。足が楽で最後の最後にもっと乗って置けば良かった思う程でした。明け食後の便の出が良くて、一機に沢山出せてお腹スッキリ、気分も穏やかです。
 大久保先生との体操やお話し後は準拠位置が上がったのが分かりました。この3日間の教育を活かせるように頑張ります。」

・K、Sさん
「前回は昨年の11月の時に7年ぶりに参加しました。その後、年末のテンメイの餅つき会に参加し、年末年始の1週間の休みに何のために生きているか考えました。そして色んな選択肢の中で選ぼうと思いました。
 今回は体調がきつく、日々の仕事で出張、夜更かししていていました。ゆとりを持ち、心をリラックスしていきたいと思います。」

アンケート
「今までに無い位、頭痛がひどかった。断食モードに切り替わるまで時間がかかったと思われる。日頃の不摂生がたたったと思う。
 参加して腸について大変ためになるお話しを聞かせて頂いた。何時も参加して良かったなと思います。今後とも宜しくお願いします。
 いつも気持ち良く断食をすることができました。“環境が整っている“という事が本来持っている力を発揮させることが出来るんだな、と感じました。」

2019年8月8日木曜日

1758「坐禅断食の理法3」2019.8.8

 全てが終わり最後のミーティングです。皆さんの感想をシェアしました。そのお話しとアンケートを紹介します。

・A、Kさん
「2年ぶりで2日目の午前はきつかったです。でも今回は頭痛が1度も無く、3日目も調子良く、明け食の大根の臭いで食欲をそそられました。
 今回は参加者が少数で皆さんとお話しが出来て良かったです。真向法も復習して自宅でやろうと思いました。間が開きますが、1年に1回は参加しようと思っています。お世話になりありがとうございました。」

アンケート
「今回は2年ぶりの参加でしたので少し不安に思っておりましたが、2日目の朝から昼頃まで気持ち悪さが続いていましたが、でも頭痛も無く、割合、順調に2日目を終える事ができました。人数も程よい感じで、ベテランの方も多く、振り返ると楽しい3日間でした。大久保先生、Tさんいつもありがとうございます。」

・A、Fさん
「今回は3回続けて参加出来ました。宿便出しも気分よく出来て良かったです。大久保先生のお話しがとても参考になり、面白かったです。
 真向法もゆったりした方法を教わり良かったです。朝、鳥の声と生体CDの音が効果的で良かったです。やがて自分の身体は綺麗な状態でお返ししたいと思いました。皆さんのお話しを聞けて良かったです。」

アンケート
「3回続けて参加出来たのが今回初めてだったのですが、やはり続けると宿便出しに効果があると思いました。先生の講話がとても勉強になり、教えて頂けて良かったと思いました。  
 真向法では普段、ぐいぐいと痛いけれど力任せに体操をしていたので、これでは効果が無いという事に気づかせて頂き良かったです。これからゆったりとした動きを心がけます。」

・K、Gさん
「今回はゆとりで参加出来、眠気も無く、坐禅に集中し、数息が出来ました。雑念の怒りなど出て来ていず、自分を見直せる様になり、ストレスを消化出来る様になりました。
 大久保先生の話しで、半眼で背筋を正し、自律神経を正す事を知って、自覚して実践出来て凄い事と思いました。ここで出来る事はありがたいです。Mさんのお話しは楽しかったです。初参加のOさんを見て私も頑張ろうと思いました。」

アンケート
「今回も無事に終える事が出来ました。大久保先生、Tさん、Oさんの御配慮により快適な環境で断食会に臨むことが出来感謝申し上げます。
 土曜日からの3連休だった為もあり、金曜日に仕事を終えてからの参加の時より、ゆったり過ごせました。坐禅にも集中することが出来ました。
 大久保先生の講話の半眼と背筋をピンと伸ばす事が交感神経を高め、腹式呼吸で数息をすることが副交感神経を優位にする。それが腸の蠕動運動を促す、という内容があり、改めて坐禅断食の意義を思い知る事が出来ました。
 皆さんと色々なお話しをして交流出来た事も大きな財産でした。」

2019年8月7日水曜日

1757「坐禅断食の理法2」2019.8.7

・K、Oさん
「今回で3回連続で参加しています。最近、腸内環境が食生活の嗜好や精神的な事にも影響しているのではないかと感じています。食生活は以前ほど肉を食べなくなり、魚に変わって来ています。」

・K、Sさん
「昨日は遅刻して参加しました。2日目の今までの具合は、今までで一番きついです。雑念がわき、頭痛が出たりで少し辛いです。これまでの不摂生が影響して出ているようです。」

・K、Mさん
「夏は綺麗になろうと思い参加しました。昨年は断食会に全く参加出来なかったです。仕事は毎日夜の9時過ぎで、もう頑張れない状態で、今回は休息、睡眠をとり、休む為に参加しました。」

「右の股関節が痛くて足が開かず坐禅がきついです。ストレッチ板に上がったら身体の歪みが修正されたのが分かりました。自宅にあるのに全く使っていないです。その他にも色々持っているのに活用していない。反省です。」

・M、Yさん
「毎日が忙しいです。昨日から眠い。断食会には9年間通っていますが、その間に嗜好が変わりました。酒は飲まなくなり、料理も外食で食べるものより自分で作ったものの方が美味しいし、身体に良いと思うようになりました。」

「2日目まで順調です。ただただ眠いです。」

・Y、Eさん
「前回の断食から少し食生活も改善でき、コーヒーを飲まずに過ごせました。しかし甘いものを食べる様になっています。兎に角、元気になる為に今回も参加しました。」

「今のところ順調です。今朝、頭が少し痛かったくらいです。」

 概ね皆さん順調です。講話の時間は2時間ほど色々お話しさせていただきました。その中で野口法蔵さんの坐禅断食の理法を初心者向けに紹介しました。長年参加している方にもかなり参考になったようです。その内容は後で紹介します。




 断食会ではおやすみ真向法、おはよう真向法の真向法体操を指導しています。1日の坐禅が終了しお休みになる前の身体の疲労を改善出来る様に整理体操です。何しろ半跏坐といえども、日ごろ取らない姿勢ですので腰、膝、脚が難儀です。関節のストレッチ、柔軟体操は必要です。皆さんベテランですから体操は既に覚えています。
 朝の身体はすこぶる硬くなっています。睡眠中に筋肉も休んでいて朝はリセットされています。1日身体を使う為にウオーミングアップが必要です。それに真向法は最適です。
断食では朝に不調に成る方が多いです。先ず体操で身体をゆっくり起動させていきます。その後に、お経を肚から声を出して皆さんで唱和します。20分位でしょうか、それで気が充実してきてシャキッとできます。


 3日目の朝は皆さん元気に時間通りに集合しました。この分では皆さん成功間違いなしです。その中、私が1番バランスが崩れた様です。自分で修正してそこそこで支障なく明け食に向かえました。
 明けの食膳に向い、皆さんで五観の偈(ごかんのげ)を唱和して食事を頂きました。美味しい明け食を梅湯、煮大根を沢山いただきました。なんだかんだで25分後位に最初に排便出来たのは私だった様です。それから順次、皆さんトイレに向かいめでたく満願成就出来ました。




2019年8月6日火曜日

1756「坐禅断食の理法1」2019.8.6

 7月13日から15日まで第49回仙台坐禅断食会を開催しました。お陰様で49回と回を重ねる事が出来ています。最近は新しい方の参加は少なく、長年、ご自分の健康法として定期的に継続参加して下さる方々が多いです。今回の断食会の様子を簡単に紹介します。

 今回は総勢11名です。初参加は1名です。今回も良く眠った3日間でしたが、最終日、私が少し不調に陥りました。3日目朝に排便し、最後の坐禅を終え少し吐いてしまいました。俄かに血の気が失せた感じになりましたが、明け食で戻り大過なく無事に終える事が出来ました。この様な事は初めての事で、50数回を経験しても身体はその時の反応をします。毒だしが極まったのかと思いますが、いずれにしても日々の生活の有り様が背景にあります。
 皆さんの最初のミーティング、そして2日目午後の講話会でのお話しを先ず紹介します。

・A、Kさん
「2年ぶりの参加です。今回で10回目です。最初の頃は胃が弱くだめだったのですが、今は元気になりました。断食明けの爽快感がたまらなく良いです。今回も期待しています。」

「1日目は調子良く過ごせました。2日目朝は少し気持ち悪くなりましたが直ぐ改善し、昼には普通に戻りました。今回は頭痛が起きていません。今は快適です。」

・A、Fさん
「今回は13回目の参加です。心と体のリフレッシュに参加しました。目標は数息が集中して出来る事です。Mさんが断食も10回を超えた位から変化が現れたと言っていましたが、私もそうだなと実感しています。前回も良い感じで終えられました。」

「2日目まで身体は順調です。ただ眠いです。後、数息に集中出来ず、前回の方が良かった感じがします。」

・K、Gさん
「今回は土曜日からの開催で仕事も無く、ゆとりを持って始めから参加出来ました。毎回、吐き気を模様しますが今回もしっかり集中していきたいと思います。」

「今の所、前回よりも調子が良いです。多少、頭痛があります。2日目朝は調子が良かったのですが、8時に吐いてしましました。しかし軽くやり過ごせました。」

O、Mさん
「野口さんの断食会に友人が参加していましたが、わたしも長野に行きたいと思ったのですが定員いっぱいでした。こちらでの断食会の事をIさんにお聞きして参加しました。
昨年山で怪我をして膝を手術しました。これまで坐禅が出来ず椅子でしていました。親指の腱鞘炎もあり、昨年リハビリをしました。今はむくみがあり日々、悶々としていました。少し前に自己流で1人で5日間の断食をしました。そのお陰で便秘は治りました。」

「今回、最初は椅子で坐禅していましたが、指導して頂き畳に座って座禅が出来ました。真向法体操も良く理解出来ました。単に断食をするのではなく、坐禅で時間を過ごす事はとても大事な時間だと思いました。」

2019年8月5日月曜日

1755「真向法令和5」2019.8.5

 後日、真向法協会の月刊機関紙「健体康心」が届きました。令和元年定時総会の記事が1面に掲載されています。そこに佐藤良彦前会長の退任の挨拶がありますので紹介します。


「ありがとうございます  公益財団法人 真向法協会 佐藤良彦
令和の新しい時代がスタートしました。公益財団法人真向法協会では、人心の一新を図り、私事 吉崎幸孝新会長に後事を託して引退させて頂くことになりました。
 昭和32年4月7日に入門、これまで62年間の来た道を顧みて、ただ恥じ入るばかりです。どうかご宥恕下さいますようお願い申し上げます。
 この間、何とか大過なく真向一途に務めを果たす事ができました。これは偏に各位のご支援の賜物です。改めてありがたく厚く御礼申し上げます。
 殊に、昭和56年元旦午後2時、二代目洞先生の急逝は、正に天地動顚、あれほどの驚きと悲しい出来事はありませんでした。10名足らずの本部職員は、心をひとつにして難局に当たりました。
 この時、洞先生の御意思を「我々の力で守り継ごう」と立ち上がって下さった方々がいます。
 北海道帯広では「六花亭」小田豊四郎社長様、青森の丹内正一先生、山形の大槻亨範士、静岡の長岡弘司様、名古屋の加藤徳彦範士、京都は高橋巌様、大阪の牧野直隆先生・和田幸一範士、四国は日亜化学工業(株)の小川信雄社長様、北九州の亀田勝巳範士、大分では羽田野利治範士、沖縄の大濱方丈先生などです。
 皆さん鬼籍に入られましたが、ここに芳名を列記して感謝申し上げる次第です。
 また、東京では渡辺弥栄司先生(故人)と平原一雄理事(93才)のお二方様には、公私に亘りお導きを賜りました。人生の師と仰いでおります。
 もともと軽量の身です。だが、軽さにはフットワークの良さという特長があります。洞先生が亡くなって38年この方、フットワークを生かし、ご縁を頼りに新たなご縁を求めて行脚させて頂きました。
 結果、島根一県を除き、全国津々浦々に真向法(拠点)が誕生しました。ご賛同ご協力を頂いております会長様や先生方に心から感謝申し上げる次第です。
 長井家の内弟子として入門させて頂きました。創始者には徹底して真向法の「志」を教えられました。洞先生からは「寛容の精神」を学びました。浜子夫人には古き良き時代の「日本女性の美しさ」を見ました。
 こうして真向法に育てられ、いまでは私ども親子四人が夫々真向法に関わり、先生方への報恩の道を歩んでいる積りです。
 この度、令和元年の総会では最後の議長を務めさせて頂きました。そして会員の皆様から祝福されての引退です。これ以上の喜びと幸せはありません。本当に長い間ありがとう存じあげます。
 どうぞ、これからも真向法の普及信仰の為一層のご支援を賜りますようお願い申し上げ御挨拶とさせて頂きます。」

 令和元年、真向法も新たな船出になりました。時代と共に真向法も進展しますが、変えてはいけない事と変えて行く事が必要なことがあります。創始者から連綿と受け継がれ、佐藤良彦先生に継承されて来た精神を深く噛みしめながら、真向法の目的は健体康心をあまねく普及させることが大事です。
 各自、志を抱き、寛容の心で修練を重ね、健康、長寿、社会貢献を重ね、ピンピンコロリと往生、安楽死でこの世ておさらばできれば良いと思います。
 ありがたいご縁に活かされ、生きる日日を大切に過ごして行きたいものです。

2019年8月4日日曜日

1754「真向法令和4」2019.8.4

 津一が小学生の頃、「友達は父親は会社へと言うが、自分の父の事はそう言えない。」と愚痴りました。津先生はそれを聞いて、「真向法は市民権を得ないと駄目だ。」と思って社団法人を取ろうとしました。
 津先生は偉いです。当時、政治家に頼むと一発で法人を取れたのですが、自力更生で人に迷惑を掛けずに、自力で文部省に日参しました。
 しかし、体操として屈曲だけではなかなか認められなかったのです。その事が今村正敏さん、文部省の局長の耳に入ったのです。当時、今村さんが本部に来ていて真向法をしていました。今村さんは出身が鹿児島ですが、出稼ぎだと言っていましたが熱心に通ってきていました。やがて打ち解けました。長井先生の秘めた情熱に打たれと言っていました。それで認可を受けられました。

 色んな所を招かれました。蓼科山の別荘にも行きました。別荘の会員の方々に真向法教えに1週間行きました。そこで毎日新聞の玉木道夫さんとも交流しました。
 湧永さん、新聞広告を頂いた。製薬の、室伏さん、トーエック、栄研、渡辺弥栄治先生の愛弟子。コンパッソ税理士事務所など。

 この度、人心一新でこれから更に真向法が拡がっていければと思います。今日お越し頂いたこの三方に声を掛けただけで、政治家は呼びませんでした。新しい体制で次に又そういう拡がり方をしてほしいと思います。
 新しい出会いに喜び、感謝しながら62年間はたいしたものだと我ながら思います。洞先生が亡くなり、兎に角38年間頑張ってきました。

 最後に皆さまにお礼を申し上げます。家内は真向法を嫁入り道具に持って来ましたが、62年間で2回だけ朝食を作ってくれなかっただけです。家族に感謝です。次のステージが楽しみです。今後とも宜しくお願いします。」

 佐藤先生の始めて聞く真向法の秘話の数々でした。内弟子として62年間、本当にご苦労様でした。ご子息の佐藤津一先生は副会長、甥の康彦先生は常務理事と本部の中枢は佐藤良彦先生の縁で背負われています。
 私も佐藤良彦先生のご縁で活かして頂いていますが、現役員の多くは良彦先生に見いだされ、真向法の発展、普及の一翼を担う役割を仰せつかった方々です。これからの進展に向けて努力を皆さんとして行く事になります。

 私が役員として2001年に就任した時に既に理事を長らく務め現在も大きな存在として貢献して下さる大先輩に平原一雄先生がおられます。93才で元気で矍鑠として活躍されていますが、佐藤良彦先生より真向法歴は古く、70年間、真向法を毎日欠かさず実修されていると言います。長井先生との出会いは23才からですから、驚きです。真向法の生き字引的存在です。
 
 第1部の記念講演に続いて第2部は情報交換会と名打っての懇親会です。乾杯は元防衛事務次官、元参議院議員の依田智治様です。お年は佐藤良彦先生の1つ上で87才ですが元気です。挨拶の中で「毎日、真向法を自修していますが、最近は年のせいで真向法をやる前に30分のストレッチが必要になった。」と話されていました。その姿は矍鑠として弁は立ち、元気印の大先輩です。
 毎日新聞社会長、毎日新聞グループホールディングス社長の朝比奈豊氏も真向法の愛好家で2年前から理事として会務に関わって下さっています。気軽にお話しが出来るキャパシティーがある将に人物です。
 吉崎新会長は大阪真向会の会長です。元高野連会長で真向法元会長の故牧野直隆先生の薫陶を受けた方です。令和元年、新たな真向法の船出です。縁者の健体康心、善き社会貢献が出来、発展していく事を念願しています。




2019年8月3日土曜日

1754「真向法令和3」2019.8.3

 津先生は朝から晩まで真向法です。「真向法やらない人には嫁は来ないし、就職は出来ない。真向法を普及したら警察は暇で、刑務所はガラガラだ。」と酒を飲むと言っていました。幸地さんと酒を飲み、語り合っていました。
 人間は生きるテーマを持たないといけない。変わる事のないテーマを持つ事を教わりました。先生は新聞を読みなさいと言われました。読まれるのは読売新聞でした。私も読ませていただき、新聞をお返しすると、新聞を又綺麗に折り返していました。それを座布団の下に敷いて正していました。また先生は風呂で髭を剃り、上がって又剃り出すので血だらけになって剃っていました。

 第1銀行の真向法教室へ一緒に行って指導していました。津先生と小暮美千代さんと社員食堂へ行きました。良い経験でしだが、津先生は第1銀行の常務と合っても堂々としていました。それがまた1つの生き方の教えでした。
 小暮美千代さんは安岡先生の同級です。古くから真向法はお金のやり繰り、決算が苦しかったです。パンフレットを作るのに広告代を取ろうとしたのです。先生は不本意だが背に腹は代えられない。そこで安岡先生に相談しました。すると安岡先生は「広告を取るのは止めなさい、私が10万円、小暮に10万円出させましょう。」と言ってお金を出してくれたのです。ありがたく使わせて頂きました。
 先生は毎日のようにお酒を飲んでいました。いつも焼酎の四合瓶1本飲んでいました。飲みながら、安岡先生の事を話す時は何時も涙でした。その先生のお姿が忘れられないです。安岡先生はありがたいことでした。私が6,7年仕えて津先生は亡くなられました。

 洞先生は人間がでかい人でした。身体もデカかったです。奥様は浜子夫人です。洞先生は津先生と違い、夢はあまり言わなかったです。兎に角、人物です。仕事を終えて帰る時に、先生が皆にビールを飲ませてくれました。朝行くとコーヒーをドリップで入れてくれました。先生は我々が来るのが待ち遠しい感じでした。昼に出かけると、白トレパンを脱いだ時など、細かい事はどうでも良いという感じでした。それでいて真向法は津先生の通りしっかりやるのです。
 政治家のパーティーに一緒に行った時の事です。私が愚痴って人生を語ると洞先生は、「空を見てみなさい、星が見えるが綺麗だね!これで良いじゃないか。」と言うのです。そういう人でした。

 七大健康法で真向法が主婦の友社で紹介されました。熊本の石井いつ子さんがそれに飛びついて、東京に会いに来ました。そしたら第3体操をしてみせて、「これが楽だよ」と言っただけでした。こうなれば人間は楽だよ!という考え方でした。石井さんはそれでコロッと変わったのです。それで真向法をやるようになりました。

 私は夫婦で住み込みでした。南平台の先生のお宅、本部にいたのですが、やがて子供が出来て近くのアパートに移り住みました。しかしお風呂は本部で頂くのです。浜子奥様(洞先生の後に会長になられました。)には子供がいなかったので、私の子供をとても可愛がってもらいました。
 私には嫁が真向法を持って来てくれて、その縁で理由も無く真向法に入門して現在に至っています。
 私には娘、息子がいますが、大先生、津先生に名を付けて頂きました。お前は安岡先生の縁だから名を頂けと言われましたが、先生の津(わたる)を頂いて津一(しんいち)を付けました。良い名前です。大先生が真向法を普及した様にわたっていく。その思いです。
※(佐藤良彦先生の御子息、津一氏はこの度の総会で、真向法協会の副会長に就任しました。)

2019年8月2日金曜日

1753「真向法令和2」2019.8.2

 今年の総会は役員任期満了で改選です。事前の決算理事会で理事候補が決まり、後任の会長は現副会長吉崎幸孝先生に内定していました。
 総会は佐藤良彦会長が開会宣言をし、挨拶の際に今総会で真向法協会会長を辞任されることをお話しされました。既に議案書は正会員に送付されていて、第2号議案に退任理事が表記されていましたので、その旨は皆さんご存知です。
 総会では第1号議案で昨年度の事業、決算は承認され、第2号議案で役員選任も理事長候補者が満場一致で可決されました。そして第3号議案で定款変更の件が計られました。この内容は体制強化、安定化の為に複数名の副会長を可能とする趣旨で、これも満場一致で可決頂きました。その後、報告事項で平成31年度、令和元年の事業計画、予算がなされました。

 議事は暫時休憩して、承認頂いた理事者で最初の理事会を開催しました。理事の互選で先ず会長に吉崎先生が決まりました。続いて執行役員の選任ですが、会長から推薦され、副会長に現常務理事の佐藤津一先生、そしてもう一人の副会長に私が選任されました。光栄と言うか、何とも執行役員は荷が重いのですが、佐藤良彦先生の御恩、真向法の精神、実践を広く普及させる一助になればとお引き受けしました。常務理事は前指導部長の佐藤康彦先生です。そして佐藤良彦前会長は顧問として引き続き真向法の為にご尽力いただけることになりました。



 議事が再開され、会長以下三役の紹介がなされました。私の副会長は驚きの様でしたが、懇意の先生方に期待のお言葉を後で掛けて頂きました。

 真向法総会を無事に終えて引き続き「健体康心の集い」です。第1部講演会は、演題は佐藤良彦先生の「創始者長井津先生を憶う」です。

 「私が真向法とどう縁したのか、人の過去、苦労話しを自慢に成らない様にお話しするつもりですが、ここでは夢を語らないと駄目です。人の過去はどうでも良いですが、62年間良くやったと思って聞いて下さい。
 62年はあっという間でした。創始者の長井津(わたる)先生、そして御子息、2代目の長井洞(はるか)先生の偉大な方々に出逢いました。
 私が真向法と縁する前に、東芝に入社したのですが仕事が嫌でぐずぐずしていました。やがて私が田舎から嫁を貰ったら、体操をしていたのです。家内が家で真向法をやっていたのです。私は家内の言う事を聞き流して、ただ見ているだけでした。家内は一度、真向法本部へ行けと言うのですが、私は話を聞かなかったのです。
その内、義兄が東京に出て来て、真向法の集まりに行くというのです。それは真向法の総会、懇親会に出たようです。後で義兄が言うには、そこには指圧の浪越徳次郎先生、安岡正篤先生もお見えで、真向法は本物らしいから、お前も行ってこい。と言われたのです。
 そして62年前の春彼岸の時に行ったら長井津先生、洞先生のお二人が大歓迎してくれました。そしてその時に直ぐに入門を申し出ていたのです。真向法とのご縁はそれ以来のことです。給与、ボーナスの事など考えずに、ただただ真向法一途でした。

 昭和38年1月1日に2代目の洞先生が亡くなりました。それはとても大きな衝撃でした。私は津先生、洞先生から真向法だけでなく、人生、生き方を学びました。しかし教わったわけでないのです。
 初代は偉い。真向法のことしか言わないのです。私が他の事を勉強しようと思ったのです。当時は浪越先生もまだ本を出していなかった頃で、沖正弘さんの沖ヨガの本を読んだのです。そしてその本を初代に見せたら「真向法で良い。」と受け合わなかったのです。自分が勉強した事を奨励してくれても良いのではと思ったのですが、それ以来、他の事は先生に言わなかったです。

2019年8月1日木曜日

1752「真向法令和1」2019.8.1

 私の健康法の柱は真向法体操です。1982年春、片山恒夫先生のセミナーで知り、それから真向法を始め、自修して37年を迎えます。
 1985年に仙台で社団法人真向法普及会の支部として、私が指導者として普及を開始し35年目を迎えています。
 私の真向法の師は真向法本部前会長の佐藤良彦先生です。佐藤先生が宮城県大和町の出身です。それまで仙台に支部が無く、地元に支部が出来る事を熱望され、先生の誘導で右も左も分からないままに私がお世話役をさせていただく事になり、めでたく仙台支部を開設する事になりました。何とも未熟な者が指導するなど、無知、世間知らず故に出来た事ですが、幸い良き縁者の支えで今に至っています。

 2001年に牧野直隆会長の元、当時副会長の佐藤良彦先生の推挙により私が法人理事に就任しました。牧野先生は高校野球連盟会長での兼務でしたが、2006年に逝去され、2007年に副会長であった佐藤良彦先生が会長に成られました。以来12年間にわたり佐藤先生が会長として手腕を発揮されてきています。
 真向法は長井津(わたる)先生が昭和8年に創始され唱導86年を迎えます。長井先生が唱導された年に佐藤先生は誕生されていて、24才から長井先生に弟子入り、入門され62年もの長きにわたり真向法一途に歩んでこられています。
 佐藤良彦先生が先の6月19日に開催された令和元年度定時総会で会長を辞任され、後進に道を譲られました。佐藤先生は86才でまだまだ健康です。私は90才台までは当然継続されるものと思っておりました。しかしこれまでの歴代の会長が現職で逝去されその後継の選出に苦労された経緯をご存知な先生が自ら英断を下されました。

 総会、その後の健体康心の集いでの佐藤先生の講演の様子を紹介します。
先ず本部の紹介している真向法体操の「沿革と活動」をお知らせします。

「「真向法」は昭和8年、長井津(わたる)先生によって創案された健康法です。
当時先生は大病を患われ、身心共に奈落の底に突き落とされたような状態でした。そこで先生は、病気は治らないまでもせめて心だけでも救われたいとの思いから、仏典を読まれました。
 その仏典の中に、仏弟子たちが釈尊に対して礼拝をしたというくだりがあり、その礼拝を毎日朝晩続けられました。ところが心の救いを求めて始めた礼拝でしたが、日が経つにつれて体にも多大な影響を与え、元の健康体を取り戻されました。
 この体験をもとに先生は、病気で苦しんでいる多くの人々にこの妙法を伝えて、健康で過ごせることの喜びを分かち合いたいと発意され、それ以後は「救世救人・真向法」を標榜し、その普及に生涯を捧げられました。特に終戦直後は敗戦で打ちひしがれた日本人を激励するために、東京駅や大阪の街頭で莚(むしろ)を敷いて、通り行く人々に真向法を勧められました。 (要旨は、当協会刊、 「真向一途」より)」

 真向法の名称について
「「真向法」は、その名前から受ける印象から「宗教ではないか」といった疑念を持たれる方もおられると思いますが、宗教とは全く関係ありません。純然たる健康法です。
 この「真向」という言葉は、「物事に対して真っ向に取り組む」とか、「人生をひた向き無心に生きる」という意味を含んでいます。従って「真向法」とは、物事に対して真っ向に取り組む、または、人生を前向きに生きるために、健全な身心を涵養する健康法とご理解いただきたいのです。 」