中には、有名人?とお会いして、知的好奇心を満たして終わる方と、自分が生きている今の現状を捉えなおし、新たな視点で必要な意識に気付き、目覚め、何かの行動を起こす方と居られます。
全ては己が意識の現われですから、自分に何が必要なのか?今の時代に生を受けて参加している目的は何なのか?自分のテーマ、使命は何なのか?などを皆さん薄々と心に抱いておられます。木内さんはその出会いの中で、触媒的な役割として各自の意識の啓発を意図して居られます。
そしてそれに呼応する方々が、各自の得意なこと、1品持ち寄りで共通の価値観で新たな村を作り、社会を営んでいく楽しみへと進展できる、その道行きを示してくださいます。 この世の仕組み、生きている意味をお伝えし、そのよう中で生き、活動していく精神的な支え、やがては経済的なサポートをしてくださる大きな役目でもあります。未来を見てきた人間、次元を変えて生きる人間の役割なのでしょう。
仙台市内は2011年の311東日本大震災の復興を起願して始まった、東北六魂祭も東北各県の開催を終えて、名を改めて、東北絆祭りとしてこの10,11日に仙台で開催していました。そのメイン会場は仙台市役所前の市民広場、定禅寺通りなどです。
仙台テンメイの10周年記念が期せずしてこの日に開催できたのも大きな意味が在りそうです。絆を深め新たな始まりを期するには善き日、良き天気に恵まれました。
その11日の日曜日はテンメイ10周年記念研修旅行でした。7時半に仙台市役所集合に出発して10人乗りの豪華ハイエースのレンタカーに乗り込んで皆さん元気に出発です。今回の目的は、テンメイの大和農場、名取農場を視察して木内さんから提案、お話をお聞きしながら、それぞれの地の氏神様的、ご本尊様が祀られている地、古の営みの遺跡を巡ることです。
写真を中心に紹介します。
最初の目的地は大和町吉田字麓にある石神山精神社です。ここは木内さんも何度か訪れています。かつての蝦夷の聖地ですが、大和の支配が及び、大和の神々が祀られていますが、神社の奥の巨大な杉の木、巨岩の岩山は見事です。
以下の様に紹介されています。
「式内社黒川郡4座の1つで、社名の示すとおり巨大岩石に神霊の存在を認めて祀った古い信仰の姿を伝えた神社である。
祭神は大山祗神・大歳神・大国主神・事代主神・保食神・釜神を祀る。
社殿前に坂上田村麻呂将軍の御手植えの杉と古老の口碑に伝う周囲7m、樹齢千余年の老杉がある。」
「明治以前は、石神大明神と称していた。通称は「館(タテ)神社」と呼ばれているが、
境内入口周囲に、入生田氏の居館跡があるため。
当社の由緒は不詳だが、坂上田村麿の勧請との説もあり、本殿前の杉は、田村麿御手植だと伝えられている。
『黒川郡誌』には、当社は往古、「この地を去ること数町なる石神澤」に鎮座していたとの伝承があるらしい。また、『大和町史』では、遂倉山が本社の奥宮だとの伝承もあるらしい。」
神社の裏山の館跡にも行こうとしたのですが、脇の山道へ向かう道が柵で閉鎖されています。裏側に廻ってみたらそちらも柵で立ち入り禁止になっています。熊が出没しているので山一体を封鎖したようです。諦めて大和農場に向かいました。