2017年7月25日火曜日

1011「鞍馬・三河13」2017,7,25

 宿は建物は大正ロマンを感じさせるこじんまりした旅館です。


宿は豊川の支流の宇連川、板敷川に面していて見下ろせます。民芸調のロビーで抹茶を頂き暫し渓流の景観を楽しみました。川底は岩盤で浅く、目の前にはペットホールと言う石が連なり、直ぐ下に大滝があります。板敷川は、川底に板を敷き詰めたように見えることからこう呼ばれるようになりました。




 部屋に入って先ずは温泉入浴です。露天風呂は川沿いで目の前が渓流です。良い加減の泉質でゆっくり癒されました。皆さんゆっくり温泉を満喫してリフレッシュして16時半位からあわ歌会です。
 
 和室の部屋に1人づつ仰向けに横になり、中山さんが頭側からあわ歌を響かせました。1人への時間は25分ほどです。かなり長い響きのあわ歌です。




 最初はSさんです。終わって頂いたお言葉です。
「その身の うるうの 大いなる深きは やって来る来る。
 是よりに、大きく開きて参る。
 その事、ご自分の日頃の行い、
 よくよく見られて、知りなされ。
 変わりて、嬉しき事を掴み行く。」


 うるうのとあります。実際のものとのずれを調整する意味でしょうか。日々の中で知り、変え行く事で嬉しきへと行けるということでしょうか。

 次はIさんです。
「歌につれ、響きにつれて参り来る、来る、
 貴方様への新たなるは、是よりのその身を、進め行く。
 如何なる事かと申すは、
 ハマユンタルラリ
 うつり来る新たなる響き。」

 ハマユンタルラリとはどういう意味でしょうか。

 次はK・Yさんです
「観自在。
 素は、古きを脱し、新たなると成りて、その身を自在に動かし行く事なり。
 働き未だそこへと参らず、この地の諸々の動きに惑うは、誠に惜しきこと。
 急がれませ。」

  観自在に生きる。その境地に急ぎ行く様に、古きを脱し、新しくなる為に、この次元の諸々の迷いを払い正すことが求められているようです。後日、あるアクションを毎日行ない始めたようです。
 
 次はK・Hさんです
「務めて頂き、ありがたきなり。
 さて、是よりを思う時、その身が定めるその事を、
 違わず成し行く強き思い、ここに持ち行き、
 遥かなるへと開かれませ。
 集いて、皆々ゆるりと参られ。」


 是までの行動に感謝の言葉があります。さらに自らが定めた事を果たす強い意志、行動を求められています。遥かなるへと繋がる世界を開き、皆々とゆるゆる進む事のお役目のようです。