今回の水害の雨雲の様子をひまわりの映像等を紹介します。
今日は上品な龍が振り返って微笑んでいる感じ2020.7.9
まるで中国大陸南部から龍が日本列島にやってきているようだ7月8日
引き続きチベットから揚子江流域にかけて猛烈な雨雲。7月8日
中国揚子江流域は依然として大雨。三峡ダムの放流で下流域は大洪水。中国から日本まで巨大な雨雲が広がっている。7月6日
太平洋の真ん中で渦を巻く水蒸気。まるで日本列島の龍が東に立ちはだかる壁を押しのけようとしているように見える7月9日
龍体列島と言われる日本ですが、大陸から流れて来る雨雲はさながら龍の姿で日本を覆う感じです。移り行く姿を固定して見ると静止像が浮かびますが、経時的に見ると気象変化の1瞬の状態です。しかし地上では人間的視点で見ると許容限界を越えた巨大な変動反応をもたらしています。上の太平洋の写真の巨大な空間軸で見ると、これまた小さな点の事で、スケールにも入らないものです。時空間の次元は意識の変容で変わりますが、災難は無難に越したことはありません。
中国も大量の降雨の影響で三峡ダムの決壊かと危惧されています。もし決壊したとすると下流域の4億人に被害が及ぶ可能性とか。その中国にこの水害とは別な蝗害(こうがい)が及んできています。今年初めごろにアフリカから始まった蝗害は何万キロを飛び、中東、インド等を経て中国に達し甚大な農作物被害が生じています。
蝗害は以下の様に記されています。
「蝗害を起こすバッタを飛蝗、トビバッタ、ワタリバッタ(英語では「locust」)という。また、飛蝗の群生行動を飛蝗現象と呼ぶ。飛蝗現象下にあるワタリバッタの群れが航空機の飛行を妨げる場合すらある。
群生行動をしているバッタは、水稲や畑作作物などに限らず、全ての草本類(紙や綿などの植物由来の製品にまで被害が及ぶ)を短時間のうちに食べ尽くしてしまう。
当然、被害地域の食糧生産はできなくなるため、住民の間に食糧不足や飢饉をもたらす事が多い。また、大発生したバッタは大量の卵を産むため、数年連続して発生するのが特徴である。日本を含む大抵の国では、殺虫剤の普及により過去のものとなっているが、アフリカ諸国など国土が広大で組織的な駆虫が難しい地域では、現在も局地的に発生し大きな被害を出している。
日本での発生は稀なため、漢語の「蝗」に誤って「いなご」の訓があてられたが、水田などに生息するイナゴ類が蝗害を起こすことはない。」