今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年07月03日の記事を紹介します。
「神さまにお任せ」
このブログで、よく 「神さまにお任せ」すると書きますが、
その具体的な意味を、小林正観さんが書いていますのでご紹介します。
<転載開始> 転載元
■ 宇宙に自分の運命を委ねる
私は
・事故に遭うこと、
・病気になること、
・死ぬこと、
・仕事に関すること、
・財産に関すること
など全て
・宇宙任せ
・神任せ
にしています。
「好きにしてください」という状態なのです。
あるところで、ある示唆や、暗示的偶然の重なりが必ずあります。
その示唆に対し抵抗しない。
「こうしてみたら」という宇宙的示唆を感じたらその通りにする。
生き方、仕事、全て、私はそういう「流れ」が感じられたとき、
それが宇宙からの示唆だと思い、その示唆を指針としてきました。
宇宙からの「示唆」を素直に受け、
自分の好き・嫌いなどという感情や価値基準は二の次にします。
「偶然」的なことが二つ以上重なったなら、きっとそこには何か宇宙的意志があるに違いない、それに素直に従う。
シンクロニティ、意味のある偶然 、流れに乗り、そのままイカダで下って行くのです。
「宇宙的意志」が感じられたらそう動く。
「引っ張られる」という感覚でもあります。
宇宙に自分の運命や運勢を委ねてしまう。
宇宙的流れがどちらを示唆しているかだけを考える。
そしてそれに従って動く。
私はイカダを浮かべているだけです。
■ 災難を避ける方法
良寛和尚がある人から「災難を避ける方法」を尋ねられたとき、
こう書き送ったと言われています。
「災難に遭うときは遠慮なく災難に遭いなさい
病気になるときは遠慮なく病気になりなさい
死ぬときは、遠慮なく死になさい
それが災難を避ける最良の方法」
災難も病気も死も、宇宙が色濃く関っているに違いないのです。
そういう分野のことは、「宇宙」や「神」にお任せしてしまう。
委ねてしまおうというわけです。
生きることが間違いなく楽になります。
■ 宇宙の声を聞く
今の職場をやめたいとか、今の人との結婚をどうしようとか、
そうした問題に苦しんでいるときは、よく耳を澄まし、よく目を見開くと、
いくつかの現象が同じ方向を示しているものです。
その「宇宙の声」が分かり始めると楽しい。
さらに、素直に受け入れるほど、宇宙はどんどん「示唆」をくれるようになります。
自分の運命や運勢は「宇宙」に委ねてしまう。
・生きること、
・死ぬこと、
・老いること、
・病気すること(生老病死の「四苦」
・愛別離苦、(愛する人と別れる苦しみ)
・怨憎会苦、(怨んだり憎んだりしている人とも会わなければならない苦しみ)
・求不得苦、(求めているものが得られないことから生じる苦しみ)
・五陰盛苦(肉体を持つが故の苦しみ)
についての全てです。
実は、「宇宙」に委ねるとは言っても、その宇宙が示してくれる環境は全て、
自分が生まれる前に設計し、用意していたものなのです。
ですから、自分にとって悪いようにはなっていないのです。
■ 病気に感謝
ある合宿で、難病の人六人を含む、十八人が集まりました。
その合宿は、結果的にその六人を中心とした「難病者合宿会」のようになりました。
私が感動したのは、六人が六人とも「病気になったことに感謝している」ということでした。
「感謝」は観念論ではなく、非常に具体的なものです。
「世の中に、人のことを親身に考え、徹底的に親切で温かく、思いやりがあり、
限りなく優しい、そういう人たちがたくさん居て、自分たちを待っている」
ことに気が付かせてもらったというのです。
それらの人に会いに行き、知りあいになり、仲良く付き合い、
さらに人間を取り巻いている「精神世界」や「宇宙」の奥深さ、
面白さ、楽しさもを知ることができたのだそうです。
「もし病気にならなければ一生こういう素晴らしい世界や
人が存在することを知らなかっただろう」と口を揃えて言うのです。
挫折や困難や障害や病気を持つ人、直面する人、問題を抱えている人は、
もしかしたらそのおかげで、普通の人生だったら簡単には出会えないような素晴らしいものに、たくさん接することができるのかもしれません。
死に至る病気にさえ「感謝」する心境に、人間はなれるのです。
・優しいまなざし
・思いやりある言葉
・温かい笑顔
のお陰で。
<転載終了>
宇宙の仕組みや、神さまの行動の原則などが分かってくると、楽しくなってきます。
ありとあらゆるところに、神さまの働きを感じることができるからです。
いつも傍に居てくださることが分かるからです。
また、偶然が起きた場合も、「どうせ偶然でしょ」と冷たくあしらわず、
「まぁ凄い、面白いね」と素直に喜んでいれば、神さまはなおさら沢山の偶然を見せてくださいます。
また神さまの声は、誰かの口を通してくることもあります。
小川のせせらぎの音や、子供たちの笑い声、そよ風なども、
神さまが私たちにプレゼントしてくださっているものです。
そのように繊細な心で、神さまの働きを感じられるようになると、
もう全てのもの、事に感謝しかありません。
神さまの働きに気付き、人が感謝すればするほど、神さまは私たちの身近で、
良きことを起こしてくださいます。
自分で、頑張って努力して、どうこうしようとか、人をどうにかしようとか、、
そんなこと、もうどうでもよくなります。
今、現在、自分の居る場所で、全ては調和し、全ては充足し、満たされているのですから、
何かが足りないとか、これが無いからとか、そんなことは一切ありません。
神さまは、私たちの置かれている状況を熟知していらっしゃいますから、
必要なものは全て、既に、周りに用意されています。
それに不足を感じたり、不満を感じるのは、私たちの我がままです。
今居る場所、環境、状態で満足し、感謝していれば、全てはうまく回るようにできています。
それこそが、「置かれた場所で咲きなさい」と仰る神さまに、感謝をこめて報いる方法です。
私たちは、一人一人生まれて来た目的があります。
その目的は、生きているうちに明かされることはありませんが、
「神さまの流れに任せ」ていれば自然に達成されるようになっています。
素直で、優しい気持ち、お互いさまの気持ちで、
ニコニコ生きていれば、きっと素晴らしい人生になることでしょう。