2018年10月22日月曜日

1465「地球再生2」2018,10,22

・生死の淵で見た、太古の地球と2つの未来
近藤:その水は、太古の地球に存在していた水をイメージして作られたとお聞きしています。そのような発想はどこから得られたのですか?

木内:22歳の時に1度「死」を体験して生死の淵で見た太古の地球は、自然のサイクルによって循環する生きた地球の姿でした。人類がこの地球で存在していくためには、その頃の様に自然の浄化作用を整えて植物を生き返らせ、地球本来の姿に戻していく事が欠かせません。それで当時の地球の水がどうだったかと調べていくと、今の水よりも圧力が高く、活性化していたという事が分かりました。
 そして、人類には2通りの未来があるということも見えてきました。1つは、いまの「我(エゴ)の世界」をそのまま引きずって原始状態におちいって行く世界。もう1つは「我の世界」が崩壊し、人々が地球の生態系を中心にした新しい生き方に目覚めて進化していくという世界です。
 進化した未来に辿り着くための1つの手段として、その水を開発しました。

近藤:先に答えを知っていて、そこから遡っているという事ですか。阿弥陀くじでいうと、当たりくじから進んでいるようなものですね。

木内:ですから、自信がありますよ。未来についての悲観的な話や、終末論的な予言なども沢山ありますが、そんなことは無いんです。そういうものに振り回されるのではなく、私達が今ここに存在していることの意義をもう1度自然界の中で検挙に学ぶべきだと思います。
 地球で生きるってどういうことなのか。どういうカラクリでこの世界が出来ているのか。人はなぜ手足を使えて、物事を考えられて、創意工夫が出来る生物として存在しているのか。そういうことを考えていくと自ずと沢山の事が見えてきて、人間は生物の中で1番の新参者だということが分かってきます。
 新参者はいろんな働きをしないといけません。人間に様々な能力が与えられているのは、他の生物の為に働きなさいということなのです。

近藤:今の社会のように、足の引っ張り合いばかりしていてはダメですね。私たちの意識そのものを変えていかないと。

木内:そろそろ地球人として目覚めないといけないのではないでしょうか。地球が宇宙空間に浮かぶ宇宙船だとしたら、その中で環境を守っていかないと長くは続かないですよね。
 生態系のバランスを取りながら、みんな一つのモデルを作って、世界中に広めていきたいと思います。

近藤:セミナーでは、地球再生の可能性を秘めた最新の研究成果などについてお話頂けるという事で楽しみにしています。本日はありがとうございました。

 6年前の物ですが、今読んでも基本は変わっていません。私たちの地球は宇宙船地球号です。その宇宙船の環境を守り改善していかない限り、人類の未来は危ういことは明らかです。 
 それではどのような産業構造を作って行くのか。今のお金中心の資本主義では持続可能な社会は無理です。もうすぐ破綻する様相で、その事態は明らか迫ってきています。しかし、壊すだけでなくどう再生するのか、どのような形に社会を作り上げていくかのモデル、実験区が無いと広く実現していくのは難しいです。

 その為には、いのちを脅かす毒的なものを避け、あるいは無毒化して有効なものに変換出来、いのちを豊かに出来る手段は必須です。私には生体エネルギー理論と技術がその可能の扉を開くものと確信しています。木内さんの視点と技術を加味して新たな世界が出来そうです。