2018年7月30日月曜日

1381「里山2」2018,7,30

 1994年に地球を守る国際会議が京都で64カ国の人が集まり、将来世界フォーラムを京セラの稲盛さん達の協力で開催しました。私の発見したスイフトタットル彗星の接近する2126年まで地球は持たないと学者は言っていました。彼らは諦めが早く、私たちはがっかりしました。でも私は地球環境を良くしようと提案しました。
 企業が環境を汚染していると思えるので二酸化炭素への削減のペナルティーで集めたお金で植物を植えようと決めました。私が40歳の時でした。そこでは地球のことに付いて話し合い、地球の上空から観察し、情報の伝達にインターネットの解放を提案しました。
 第2回をブラジルで1996年に開催しましたが、政府が絡んできてややこしくなってきました。そして第3回が京都でのコップ3です。二酸化炭素削減は今では権利をお金で買うことにしてしまいました。京都議定書には私も関わりましたが、だんだんそれに出れなくなってきています。

 地球で巨大生物が死んで出来たものが石油です。大きな植物が地中で炭化したものが石炭です。それらは地中に閉じ込められ、大気は浄化されていました。二酸化炭素は海中に沈んでハイドレートになっています。
 私たちがエネルギーとして利用して良いものは伐採した木です。これはローテーションできるので良いですが、地中のものを掘り出しては駄目です。それを回避したら二酸化炭素は出ません。今は石油、石炭が掘り出し、資源、プラスチックに使われ、重金属を利用しています。放射性物質もどんどん掘り出されています。
 地球は昔は放射能だらけでした。今回、福島原発の爆発した炉の冷却水の中に藻が誕生したといいます。藻が放射能を餌として食べていたのです。それはマコモですが、今はマリモに成っています。地球を浄化しているのは植物です。

 会社は何をしているか?それは投資家に貢ぐ事です。そしてアイディアに賭けてみる事です。しかし働いている人達の給与は安いのです。会社は儲かる為にやっているし、食べる為にやろうですが、もう限界に来ています。もう限界点です。ではこれから何をするかがです。
 食べものを作るグループを、皆が1品持ち寄りでするのです。そして自然のバランスを若い人達ともう一度学んで植物連鎖を考えるのです。山の植物の為には鮭が必要です。熊や狸が山の高い所で鮭を食べ、そこにウンチをする、狸の溜め糞です。その糞が雨で流れて行き渡り、そこに草が生えるのです。気仙沼の畠山さんは山に植林して牡蠣の養殖をしています。本来するのはこういうことです。

 お金の世界は恐ろしいことです。私たちが使っているお金の裏付けは無いのです。ただの印刷物なのです。そのことに多くの人が気づきだし、やがて混乱が起きます。そして政府に不信感を持つようになります。
 これから食べる事を大切にする世界へ行かないと駄目です。小さい頃からそれを知っている人達は私達の年代の人達です。私たちがこれまで学んだ知識、知性を若い人に与えていかないと地球は持たない状況です。
 人間は火星に移住は出来ません。地球でしか生きられないのです。雑誌のムーの三上編集長が来ますが、内容は本が売れるからと言います。物事を理解して地球で生きることです。宇宙に行く事はまだ成功していないのです。

 これから汚染されると隔離した農場が必要になりますが、未来は一時的に環境が悪くなります。キューピーでは福島県白河市に工場を作り、45年間野菜を作っています。そこで収穫した野菜をニワトリに食べさせています。その玉子で作るマヨネーズなので安心なのです。他から買う物では安全確保が難しいといいます。私もその工場野菜を食べて感動しました。太陽光を工場の中に入れています。太陽光で無くLEDの工場は駄目です。LEDではカロリーが少なく、その光で栄養素の高いものを作れないのです。青色LEDは特に駄目です。