昨日30日昼頃に大和農場に荷物を運びに行きましたが、積雪70センチはあろうかという大雪でした。敷地入り口の道路は除雪されていますがその先は入れません。雪を踏み固めてスコップを取りに行き、小1時間道作りの雪かきと荷物を運ぶ作業で汗を流しました。
と言うのは暫くぶりに、31日から大和農場大和亭に宿泊して、新年2019年を迎える予定なのです。
帰りに何時も通る道沿いにある行きつけの「はっと屋」さんで今年最後のあぶら麩丼とラーメンを食べましたが、身体も温まり美味しくいただけました。親方がぼやいていましたが、今年は28日に20センチ、29日の30センチ、30日今日は20センチの積雪で、いつも除雪車が来ないのに今年はまめに来て店の前に雪を集めて毎日雪よせに難儀したとか。
大和農場の除雪は30日が初めて入った様でしたが、31日はもう少し雪よせをしないと駄目です。今日の様子を写真添付してO農場長にメールしておきました。31日は塩釜神社の大祓いに参加してから向かう予定ですので、先に行く農場長に雪よせのお願いです。
31日1時半に仙台駅で盛岡からのKさんをピックアップして塩竃神社には14時には到着しました。おお祓いの始まりには1時間程あります。鳥居前の茶店で暖かい甘酒を頂き暖をとりそれから塩竃神社の参拝をしました。塩竃神社は東北鎮護・陸奥国一之宮で志波彦神社が併設して鎮座しています。
天命塾が始まった当初から大祓いに皆さんで参列して塩竃のお寿司屋さんで忘年会、年越し祭をするのが恒例行事でした。当時を知るメンバーも皆無ですが厄払いでスッキリ心身を清めて新年を迎えるありがたき、節目の行事です。仲間のSさんも合流しました。参道で偶然にもYさんにも会いました。あわの里想創のK代表家族も参列して、その他顔見知りの方もお見掛けしました。
時間と共に参列者も増えて300人ほどでしょうか。15時丁度に神主始め列をなして登場し儀式を執り行い最後に細かい紙を頭、身体に振りかけて懐紙で体を払い清めて不浄を流して終わります。
以下、大祓いの説明です。
「大祓(おおはらえ、おおはらい)は、日本の神道儀式の祓の1つ。祓は浄化の儀式として宮中や神社で日常的に行われるが、特に天下万民の罪穢を祓うという意味で大祓という。
1年のうち、毎年6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われるものを恒例とするが、天皇即位の最初の新嘗祭である大嘗祭の前後や、未曾有の疫病の流行、斎宮斎院の卜定、災害の襲来などでも臨時に執り行うことがあった。
大祓の初見は、『古事記』仲哀天皇の段にある。これら祓うべきものたちを「天つ罪」「国つ罪」といい、世俗的な罪とは異なり、祓い清めるには普通の祓式で用いる短文の祓詞(はらえことば、のりと)ではなく、長文の大祓詞を奏上、あるいは宣(の)り下して浄化する。大祓詞には地上で国の人間が犯す罪が主体の「国つ罪」よりも農耕に関する慣行を破ることが主体の「天つ罪」のほうを先に列挙しており、古代ではこちらのほうが共同体秩序を乱す大罪と考えていたことが伺える。
大祓は、これらすでに起きてしまった災厄をリセットして今後の国体の鎮守を図る意味の他、共同体の構成員に全員の参加を義務付けて宣下する本来の形式が推定されることから、上位の政権による“禁忌を犯してはならない”という法を広く知らしめて遵守させる側面があったと考えられる。」
全てを終えて、車に5人乗り合わせていざ大和農場に向かいました。