2016年7月25日月曜日

645「法施5」2016,7,25

 五蘊とは色受想行識のことです。ゴールへ向かうシナリオを作るのは心です。心のフイルムが想いで、それが現象世界に現れたのが色です。それを受け、想い、行い、識が作用するのです。悪循環はその思いを繰り返すことで辿るもので、どこでもカット出来ます。受け取り方を変える。すると思いが変わり、シナリオを書き換えると、良いことが循環して善循環して行くのです。
 1周するのが1刹那といわれます。0,01秒で移るので続かないのです。ですから自分が拡大、再生産しない限り消えるものなのです。
 来年も又仙台に是非呼んで下さい。」

 あっという間に終了です。大敬さんの最新著書の「私って最高!」に私もサインを頂きました。THDの近藤さん達を仙台駅に送り、大敬さんを仙台空港まで送らせて頂きました。飛行機まで時間があったので美味しいお蕎麦を頂き、あったかなエネルギーを沢山頂きました。今回の講演会のお世話を通して法施をさせて頂き、また大敬さんから法施を頂ける幸運な1日に私の心さんは喜びに満たされたようです。皆様ありがとうございました。


 大敬さんの講演会が終わって程なくして、しあわせ通信192号 が届きました。今回のテーマは1つは「法施(ほっせ)」で、2つめは「カムロギ・カムロミ 」でしたので、ここでもその内容を紹介します。

「法施(ほっせ)」
「トータルヘルスデザインさんの全国行脚元気アップセミナーが4月の沖縄からスタートして、5月は名古屋、6月は淡路島・山口・鳥取と、順調に進行しています。 それと、元気アップ禅の会も、4月は京都、5月は豊前で開催され、とてもいい会となりました。
 いずれも各地のお世話役さんや協力下さったスタッフの皆さんの尽力のおかげで素晴らしい会となりました、有難うございます。
 仏教には「布施」という言葉があります。世と人のしあわせを祈って、自分の手や足や身体や時間やモノや財や真理のコトバなどを提供する行為が「布施」です。 インドの言葉では「ダーナ」といって、「檀家」や「檀那」という言葉は、この「ダーナ」がもとになっています。
「布施」をすると、「徳を積む」ことになります。「徳」は、インドの言葉では「グナ」といって、これは「現世において使用可能な心のエネルギー」のことだそうです。 つまり、「布施」をして「徳を積む」と、「心」のエネルギーが増加するのです。
「心」には「想いを形の世界に表現する自動性」があるのですから、「徳」を積んで「心」のエネルギーが増大すると、「想い」が叶いやすくなり、また、はやく叶うようにもなります。
「心」をタクシーだとイメージしてみて下さい。 「心タクシー」に乗って、行き先を告げる(願い、希望、目標などの『想い』を心に定着させることのたとえ)と、「はい、分かりました。任せとき!」と、「心タクシー」さんは、その目的地に向かって発進し、その全知全能の性能を活用しながら進路を決定し、ついに目的地に到着してしまいます。
 これが「心」の自動性で、目指す目的さえしっかり心さんに伝われば、タクシーの中でぐっすり眠っていても大丈夫なのです。
 逆に、「心タクシー」さんに、一切お任せという気持ちになれず、イライラして時計ばかり見ていたり、運転手さんにこの道はダメだ、違う道を行けだのと、注文ばかりつけていたりしていると、結局目的地にたどり着けなくなったり、ずいぶん到着が遅れてしまうということになります。