2016年7月24日日曜日

644「法施4」2016,7,24

 延命十句観音経は白隠禅師に北の天神様、菅原道真様が出て、このお経を広めてくれと言われたものです。白隠禅師が書かれた延命十句観音経霊験記があります。その中にはこのお経によって、延命効果、牢獄の様な状態から開放されたなど唱えることでの効果が書かれています。何かにすがりたいという思いで唱えるのです。3000回唱えたら奥さんの子宮がん消えた。熊本地震で危機一髪助かったなど効果があるようです。私も日課で唱えています。

 今年から高校は非常勤になり、物理を高校3年生に教えました。成績はどうかと思ったのですが、センター試験で九州で1番、西日本で2番でした。西日本では88点が1番は灘で、そこに2点負けました。九州の2番は鹿児島ラサールで80点でまずまずの成績でした。
 人生では何かすがるものを持っているのが良いです。念願がある、めりはりある人生をいきることです。失敗しても良いです。老いたら背負うものいっぱい出てきます。出会う人の心を解放して、本当の自分が出る様にすることです。それらを抱えて行き、逃げたらダメです。頑張っていくのです。私は毎日、延命十句観音経を100回唱えています。大体20分くらいかかります。これを武器として活用するのです。
 頭、心でモヤモヤして悩んではダメです。解決したいことに集中するのです。悩みに意識を向けるとそれをより拡大させてマイナスになります。心がフイルムを作りスクリーンに写しています。ですから現象世界に執着すると何回も写ることになります。終わったことは過去のことです。心に何を描くかですから、希望に集中してお経をあげ、終わってまた願うのです。1回実践して成功するともっと効果が上がるようになります。ビギナーズラックで1回目は効果があるのでそれを習慣にして行くのが良いです。
 念願があったらお経を上げることで、その思いを心に定着させられます。ここで皆さんとお経を皆で上げてみましょう。 四弘誓願文、懺悔文を各2回、延命十句観音経を10回、普回向1回です。

「延命十句観音経」
 観世音 南無仏(かんぜおん なむぶつ)
 与仏有因 与仏有縁(よぶつういん よぶつうえん)
 仏法僧縁 常楽我浄(ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう)
 朝念観世音 暮念観世音(ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん)   
 念念従心起 念念不離心(ねんねんじゅうしんき ねんねんふりしん)

 先日、淡路島に行って来ました。淡路島はおのごろ島と言われ、自凝島と書きます。イザナギ、イザナミが天のぬ矛でかき混ぜ、渦を作った。それは思いの中心を決める、描く、習す、簡潔な言葉で定着させること、を意味します。そのぬ矛を引き上げたらおのごろ島が出来ました。ころころと固まれ、固まれとかき混ぜたのです。そしてここを核に日本列島が出来たと言われています。
 ですから心の中心におのごろ島を作ることが出来ないと現実化出来ません。お経を上げる前に願いを上げ、心の中に定着させるのです。定着させられたら現実化するのです。この定着が一番難しいことです。心タクシーは否定形の言葉は伝わりません。良い口調で単純化して言葉にするのです。今日来ている人はその事の単なる信者だけでなく、他に伝えるようにマスターに成って欲しいと思います。

 世の中は変な事が沢山起きていますが、確かに進化しています。世の中で起きる悪いことだけ描いているのはダメです。時間が進むのはゴールへ向かってプッシュしてくれていることです。生徒の良いところを見てあげることで成長します。宇宙はいっぱいある中で何処へ行きたいのか。皆と最終ゴールへ行きたいと思っているが、それがどのコールかです。
 宇宙から援助が来ます。自分をはめている枠から出ることです。宇宙全体が自分であり、協力してくれるのです。そして自分が貰うだけでなく、与える側になることです。差し出す手は貰う手です。差し出すことで風穴が開きます。その時の落差を体験することで幸せを感じます。それでもしっかり生きられることを知るのです。今は、「囲いを守ろう、でないと怖い。」という恐怖心を持っているのです。それが無くても生きられることが分かると大丈夫です。心配要らないし、楽に生きたら良いです。