台風10号は記録上初めて東北地方に上陸し、岩手県大船渡市付近から青森県を通り、日本海へと駆け抜けて行きました。仙台はさほどの被害はありませんでしたが、岩手県岩泉町では急激な川の増水、氾濫が起きて、老人施設で多数の犠牲が出ています。北海道では今年4度目の台風の影響で、日高峠など各所で道路等が寸断され、是までに無い甚大な被害が起きています。
このブログの「677 健康12016,8,26」でも3つ子の台風に触れましたが、何とも是までの前例の無い動きで、発生も含めて不可解です。天災は人災とも言われますが、何とも被害に遭われた方々に哀悼の意を表します。
これから秋の収穫の時期を迎える農産物への影響は大きいのではないでしょうか。今回の被災地の多くは、先の参議院選挙で野党候補が当選し、TPPに反対の意向を明らかにしている農水産業の盛んな地域です。アメリカ大統領選挙は11月に行われますが、二人の候補者ともTPPに反対を表明しています。しかし日本政府は大統領選挙前にTPP法案を国会で強行採決するようです。国益とは何なのか、何ともこちらも、台風同様に迷走している感じを否めません。
桁違いの大きな台風が仙台に来襲した8月30日に、当ブログが100000カウントの大台、桁が1桁上がりました。目出度く、直前の99999に遭遇できました。
さて、私は20年程、生体エネルギー理論を学び、色々なところでその技術を活用して来ていて、大きな成果を上げることが出来ています。自分の健康は元より、住環境改善、歯科医療への応用、農作物生産への生態系生体システムプログラム農法の応用など、経年と共にその効果は桁違いに現れています。生体エネルギー研究所所長の佐藤政二先生の理論的進化と応用技術の進化、その製品化の活用の恩恵によるものと思います。
今年は東北地区に佐藤先生がお越し下さり、「産業技術セミナー2016 新たな視点を得ることで広がる無限の可能性」を7月21日に山形県新庄市で開催しました。仙台から仲間を伴い参加してきましたが、150名を有に超える参加者で盛会でした。講演会のお話を少し紹介します。
「昔は私は山形に毎月来ていた。20年以上前から来ているが、新しい方々が増えていない。それは何故か。ここには新しい技術はあると自負していて、実際に公害を直せることを実践で答えを出している。
具体的に能力は何か。その能力は自然が作った存在に求めているものに沿っているのか。そうでないと直ぐに消えていく。我々の組織も継続している。
私は元々、農業者だ。農業は食を通して何が出来るかだ。昭和40年代に農業の中で色んな情報が出ていた。ほうれん草の元素量が1/10になっていると発表された。元素があるのに吸収されない。あっても機能しない。と言うことがあった。今、そのスピードがもっと速まっていて、元素量は1/20まで低下している。
タンパク質の数が減っているので、不要なものを認識できずに、排除できないし、認知症となっている。己が必要とする細胞を作れない状態になっていて、植物の連作障害もそうだ。我々はその状態を止めているが、環境劣化が進むと果たしてどうか分からない。人類の劣化を止めない限り、これから先は分からない。
今、IH(電磁気調理器)などの最先端の電気が、人間の身体を正常にするのか、疑問だ。LED照明でまぐろが死に、植物の元素量も更に半分になっている。それを作った人が悪いのでなく、使う人が、今何が必要か、が欠けている。パソコン、携帯電話などで身体が脅かされている。
どうしたら本当の健康、幸せを作れるか。自然界の何が生きる力を作っているか、に焦点を合わせる。身体が生まれるが、細胞が減っている。増殖する以上に減っていて、それを老化現象と言われている。