2016年9月8日木曜日

690「銀河の雫1」2016,9,8

 9月3日に山元加津子さん、愛称かっこちゃんの初監督作品「銀河の雫」の上映会と仙人講演会が仙台市の電力ホール大ホールで開催されました。
 大ホールは定員1000名です。主催は、「宮ぷーとかっこちゃんを心から応援する会]の快調、福快調のS御夫妻です。素晴らしい企画と実行力で会場の多くを埋め尽くしました。ありがたきことです。私も他の用件を調整して映画から参加してきました。

 山元加津子さんとのご縁も古く、平成10年に仙台天命塾第1回講演会の講師としてかっこちゃんにお越し頂きました。今回の講演会2日前に電話を下さり、台風の心配をしてくださりましたが、仙台講演会に私が参加することもお伝えしました。かっこちゃんも、ここまで回復した宮ぷーを見てほしい、と言って喜んで下さりました。
 かっこちゃんの事を映画にした「1/4の奇跡~本当にことだから~」「宇宙(そら)の約束~いのちが紡ぐ愛の詩~」、そして宮ぷーの記録の「僕のうしろに道ができる~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~」があります。
 講演会案内に「宇宙の約束」の最後の言葉が紹介されています。

「あなたが痛いと私も痛い。あなたが淋しいと私も淋しい。あなたがうれしいと私もうれしい。みんなでひとつの命を生きているから。すべての人が笑顔でいられますように・・・」
 そして今回の映画への思いを以下の様に述べています。
「植物も動物も人も、みんな中に神様がいて、それぞれが大切。そして、私たちは深いところでつながっていて、その根本が愛であるということ。生きるって何か、死ぬって何か、そのことをまた肌で知りたいと思った。」
 そして今回の講演会には、平成21年2月に脳幹出血で倒れ、3時間の命と言われた宮田俊也さん(愛称宮ぷー)も来仙して講演をして下さいます。
 お二人は「どんな人にも思いがあり、あきらめなければ思いを伝え合えることができるし、回復する可能性がある。」ということを白雪姫プロジェクトを通して、講演会活動を通して、全国の方々へ、いえ世界中の方々へ伝え続けて下さっています。

 上映開始時間に少し遅れて会場に入りました。既に映画「銀河の雫~はじまりはひとつ~」の上映が始まっていました。予備知識が全くなく観た映画をみたのですが、既に、ネパールでかっこちゃんとギータちゃんと会話の場面でした。
山元加津子さんのこの映画へのシナリオ本での挨拶文を紹介します。
「はじまりはひとつ
 私たちは、もしかしたらだけど、本当はみんな最初のひとつだったときの記憶を心の奥に持っているのじゃないかと思う時があります。
 私はその記憶はキラキラと光っていて、銀河の雫のようだなあと思うのです。そしてネパールの人たちはみんな、全部がつながっていて、ひとつだということを、昔は100%の人が知っていて、今でも80%の人が知っているそうです。
 映画に出てくるギータちゃんは言います。
「あなたも素晴らしい、私も素晴らしい。どうして争うの?受け入れればいい。みんな受け入れればいい。最初はひとつ。同じだよ。」と
 そして「みんなひとつで、あなたは私かもしれないし、花かもしれないし、鳥かもしれない。空かもしれない。目の前の物やことや人を大切にすることが大切と、私たちは小さい時から学んできました。」と。
 ネパールには大きな地震があって、家が崩れたり、つっかえ棒がしてあったり、大変な中だけど、見知らぬ国から来た私にとてもとても優しくしてくれました。
 映画の編集中もその温かさに何度もつつまれて涙が自然と湧いてきました。
 私たちは、どうあったらいいのか?
 生きるということはどういうことか?
 悲しみを持ちながらも、どうその悲しみに立ち向かえばいいのか?
 幸せとは何か?
 大切な人の死をどう受け止めていったらいいのか?
 ネパールの人たちが教えてくれたたくさんの大切な事を表現したいと思って、一生懸命この映画を作りました。」