2017年3月8日水曜日

872「五大巨石10」2017,3,8 立石山

 立石山の登り口は、西行桜の森・木工芸館「遊鵬」からです。道路の雪も溶けていて工芸館への坂道も楽々で登ることが出来ました。駐車場から始めは砂利道を登って行きます。

 登山道からの見晴らしが良く、平泉の町の方が見下ろせます。途中、右手脇道の先に、雨宿りの窟の巨石があります。そこから先の山道は雪で覆われています。


程なく進むと、右手に少し下りると平らに開けた空間が現われます。そこの山側に巨石が屏風の様に林立しています。この巨石の名称が、二本立石とあります。



 この地は、先に触れたように、私に1月9日に頂いた以下のお言葉による場所です。
「大久保様へ
 秘密なる地は、その身の大切な館より、北北東へ87K、山にあり。
 岩、大きなる下に埋もれし大切なる地点。
 生み出だす地の気は大」

 この場に立ち、中山さんもこの地で間違いない、と話されて、暫し、その場を探索して歩きました。

  眼下に平泉を見下ろせる地で、岩を背にして一列になり、南に向かってあわ歌を響かせました。しかし、何とも言えない、不揃いな、不協和音です。途中、イレギュラーな音を発している方々に、Tさんが気づきを促し、その後は嘘のように、静かに穏やかな響きがこだましました。

 あわ歌を歌い終わってのお言葉です。
「飛び来たりたるは、大きなる身なり。
 これより南へこの響き、この光、持ち行くなり。
 ここより発する気を送り、北の地、底の気を届け、
 合わさりて、渦となり、この地球の流れを真へ戻す。」14:29




 ここからこの光りと北の地の底の気を合わせ、南へ響きを届けるとのことです。ここでのあわ歌の不揃いも次のように解釈できそうです。 
 この1つ前の龍神穴瀧であった、地の底の音、が始めの響きで、後半は天の響きだったのではないでしょうか。天と地を行き来するそして、ヤーヌスの表裏を1つにした響き。
 これは2月10日のあわ歌唱和会で中山さんが絵に書かれた、左右に波打ち間の通路の中を上下する、絵のようだと言います。この天地の気が合わさって渦となり、地球の流れを真に戻すとのことです。

 そして私があわ歌会で頂いた、意味不明な線の描かれた絵は、この二本立石の岩の稜線の様だともおっしゃいました。

 早池峰山を北の中心とし、早池峰とこの立石山の二本立石が連動するのでしょう。
 遥か南西方向に綺麗なピラミッドの形をした山が見えます。ここから先ず、あの山に送るのではないかと中山さんがおっしゃいます。マップで調べると立石山では?と。どうやら立石山、立石ネットワークがありそうです。果たして如何でしょうか。

 下りは雪道を滑るようにあっという間に下りきりました。目出度き、大いなる地を見出し、これから北の気を集め響かせ送ることが出来そうです。