時間が大分押して来ていますので、立石山の中腹にある木工芸館遊鵬に到着して直ぐに登山道を登り始めました。2月には雪が積もっていての登りで些か難儀しましたが、今回は、雪はすっかり姿を消して、快適な山道の軽登山です。初めての雪山登山は30分ほど要したのが今回は10分程で目指す二本立石に到着です。
二本立石の全容も初めて見ることが出来ましたが、南、西にパノラマのように凹面に展開する巨岩は見事です。南、西への発信装置としては打って付けの巨岩です。曇りで遠方の眺望はありませんが平泉の市街地、北上川を見下ろすには適地です。
二本立石の前に円陣をなしてあわ歌を歌い、「 ゆるゆるゆる、ふむふむふむ、さんさんさん 」を3回響かせました。その時のお言葉です。
「かたじけなき事なり。
晴れて是より、皆々が帰り行く道を、導かれたり。
その時、待ちて、ご用意を怠らぬ様に、
響きを受けて参りまする。
この大き岩より発して参るを受けましょう。
皆々、共々に。」17:36
晴れて、準備が整い、その時への用意を怠り無き用にとの事です。この二本立石からの響き、光りを発し、受けることになります。
さながら、今回の巡りは、各地の要所、ポイントの巨石ネットワークの整備とソフトの調整をして、実際の発信が上手く出来る様に準備をして、点検して周っているようです。
1日目に北からの地底、山のエネルギーをこの二本立石に集めることが出来て、まずは初期の目的を達成出来ました。ありがたき、嬉しき事です。
皆さんの足取りも軽く、下りはさらにあっという間に駐車場に到着です。時間は既に18時近くです。予定ではもう1ヶ所、一関市の立石神社がありますが、中山さんとも相談してキャンセルです。考えてみると、立石神社の巨石、立石は北面しているので、今回のネットワークとは異なる役割であったのかと思いますので、それで良かったようです。
今日の走行距離は優に500キロを越えています。3台の999の車のガソリンタンクはほとんどエンプティーで給油が必要です。一関市内で給油を済ませ、すっかり夕闇の帳が下りた中、今夜の宿、簡保の宿一関に18時半前頃に無事に到着です。ホテル玄関前には私たちの為にイルミネーションが光輝いて暖かく迎えてくれました。
温泉で疲れを癒し、後は楽しき、嬉しき、幸せな食事会です。この季節、地元の食材をふんだんに使った豪華な料理と、地元の世喜の一酒造の生体エネルギーの日本酒を美味しく頂きました。皆さん笑顔に満ちて、いい感じす。
2次会は部屋で、各自の近況報告ならぬ、己のミッションへの取り組み、達成を中山さんにして頂きました。次々とお与えのご褒美ですが、取り組みは各自の心、意識次第です。私はほろ酔い加減で睡魔に襲われていました。やがて23時前にお開きとなり、後は熟睡、別次元を探訪して心地良き時空を満喫したようです。