それでも日暮れ前には十分に立石に登れます。17時前に駐車場に到着出来ました。最初に訪れた時は山には木々が生い茂り豊かな自然の景観を呈していました。4年前ほどでしょうか、山の木の伐採が始り、立石の姿は一変してしまいました。今回もその姿は痛々しい程で、淋しげに立つ立石が殺風景な感じで残念なことです。
以前、町役場に何故、立石の周りの伐採をするのか問い合わせたことがありました。その返答は、個人所有のものなので町は関与できない、と言うものでした。
登山道を登ること15分強です。直線的に山頂に向かう道は急で息が上がります。全員山頂の立石に対面できました。間近に見ると、驚きの大きさです。立石に付いては以下の様な記載があります。
「由来:丸森町の中心街から東南東約2kmの山の中腹にそびえ立ち、その高さ12.5m、周囲25mの大石である。その昔、安倍貞任(1050ころ)が石上に立ったと言い伝えられるほど、以前から人々に注目されてきたものである。
この巨大な石に対して、人々が何か信仰の対象にしたとも考えられ、石のまわりに、弥生式土器の破片や年代不明の貨幣などが発見されている。
現況:丸森町羽入東の峰上にある柱状花崗岩である。巨大な岩石のため、筆甫街道上滝に至るまで、見る場所によってその姿を変え異様な感じを人々に与えている。」
皆さんの体調が落ち着いた頃に立石に向かってあわ歌の唱和は無く、「 ゆるゆるゆる、ふむふむふむ、さんさんさん」 3回を響かせました。その時のお言葉です。
「かたじけなき事なり。
大いなるこの地が、大きく揺らぎて、その身も揺らぐ。
その時、大きな変わりを致す。
皆々是より、しっかり繋ぎて参られませ。」17:36
今回の巡りで、更には以前からの課題を含めて、縁者の皆様にそのミッションを託されていますので、淡々と果たして行くだけです。
仙台駅の解散予定時間には十分に余裕があります。皆さんのトイレ休憩も無しでここまで進んで来ていますので近くのお店で、反省会を催すことにしました。
角田市内のお店は夕飯時で込み合っていましたが、予約無しにも関わらず私たちの為に用意して下さった様な個室で集うことが出来ました。全てはありがたい御配剤です。美味しい夕食を食べ、今後のプランを相談し大きな歩みが更に進む善き巡りを皆さんでシェア出来ました。
今回の陸奥天地合気発する旅は初期の目的を達成出来ました。嬉しき事です。そして頂いた課題、ミッションも多々あります。それらを含めて、帰りの車中で今後の予定に付いて中山さんと相談させて頂きました。頂いている課題を如何に為して行くかです。個人的なミッションも含めて次回は関係者の少数の方々での方向で検討する事になりそうです。その後に、今回の陸奥の再度の巡りが必要な様です。
仙台駅にも20時前に到着して皆さんとお別れです。全てはありあがたき中に無事に終えて次に引き繋がれて行きます。