「他の断食会で1度参加している。その時にはいつも下痢気味で宿便が出たという達成感があまりなかった。電磁波過敏症、化学物質過敏症がある。今体調は問題ない。今朝少し黒い便が出た。」
「初参加。筋肉の萎縮する病気が昨年2月から発病し、徐々に進んで来ている。昨年12月に診断が下った。断食をしたいと思っていろいろ調べていてこの会を知った。仙台で出来るので直ぐに参加を決めた。今足の筋肉が弱って来ていて少し歩行が不安定だ。昨夜はへろへろになって部屋へ入ってバタンと倒れるようにして休んだ。教えて頂いた生体エネルギーのオリベックスクリームを塗ったら足、腰が楽になった。お陰で今日は座りも楽に出来ている。今日の合掌行の後の休憩時間に入浴したが大丈夫だった。」
「4回目の参加。断食明けは毎回調子が良い。1週間位は味覚も変わっていて敏感で良いが、その後徐々に戻って行く。もっとその良い感じを継続出来るように食生活を改善していきたい。検診での検査数値を改善し、やせたい。少し重たい感じがあるので軽やかな状態にしたい。今の具合は良い。」
皆さんの姿勢もそこそこ良い座りを継続出来ていて、呼吸も数息が出来ています。環境が出来ているとその情報の影響は大きな効果をもたらしている事は確かなようです。
明け食用の生体エネルギー処理をしてある秋田の天然酵母パン、テンメイ農場の完全無農薬の自然栽培の小麦を原材料にしたうどん、生体エネルギー農法で栽培した紀州南高梅をスペシャルな環境下で漬けた梅漬けを販売しました。すこぶる好評でほぼ完売です。
いよいよ最後の座禅も終わり、9時半から明け食の開始です。最初に臨済宗で食前にあげるお経「五観の偈(ごかんのげ)」を皆さんで唱和します。
一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
二 忖己德行 全缺應供 : 己が徳行(とくぎょう)の全欠を 忖(はか)って供(く)に応ず。
三 防心離過 貪等為宗 : 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
四 正事良薬 為療形枯 : 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。
五 為成道故 今受此食 : 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。
その意味は以下のようです。
一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。
二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。
三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貪など三つの過ちを持たないことを誓います。
四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。
五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。
配膳がありがたく目の前に用意されています。ありがたく、五観の偈の意味をかみ締めて断食明け食事を皆さんで頂きました。