私は生体エネルギー理論と技術はこれからの時代に必要不可欠、必須のものと考えています。私達、生き物は地球環境、生態系の中で生かされ育まれています。科学技術の進歩が文明をもたらし、快適な社会生活をもたらしているように思いますが、その裏では新たな多くの問題を撒き散らすことになっています。一つは自然環境の破壊、公害であり、更に身体的、心的な不健康であり、精神的な豊かさの欠如、能力の劣化など、危惧すべき課題は多々あります。
問題の解決にはその原因を突き止めること、それへの改善策を講じる事です。私には多くの原因は精神性の劣化、無知、無自覚の為せることのように思います。目的理念の矮小性、お金中心の価値観優先など、いのちを守る事への必要の自覚が欠落している様に思います。その結果、今は多くの事は問題点を明らかにされず、改善策を見出せないままに時流に飲まれ、負の遺産が蓄積されているのが現状です。
環境、生態系が私達を育て成長させてくれますが、それは私達の意識へ大きな影響をもたらしています。環境を如何に作るかが全ての基礎になります。そこで生体エネルギー理論と技術の出番です。
私は生体エネルギー研究所の佐藤政二先生の生体エネルギー理論に出会って20数年になりますが、仕事に日常生活に取り入れ活用して大きな答えを得ています。この技術を必要と思える仲間に情報を提供し、実践し体験し学ぶ勉強会もかれこれ10年程開催しています。
今回、勉強会の常連仲間のK・Yさんから嬉しい報告を頂きました。彼女は高校の教師をしているのですが、顧問をしている部活の軽音楽部のバンドが岩手県の大会で最優秀賞を得たのです。ただただ「おめでとう。良かったね。」、の一言です。
教育の現場に生体エネルギーの環境場を設置して、生徒達各自の持つ能力を発現できる様に誘導する試みを実践した結果です。それはある目的情報を教育したコンクリートの塊であり、岩石等を活用するのです。しかしそこを総理する主の想造力の準拠位置が決め手になります。
彼女は仙台テンメイの会員で天命塾のセミナー参加の常連です。毎月1回金曜日の夜に私が主催する「日常生活を健康で豊かに過ごす方法を学ぶ会」の勉強会にここ数年はほぼ皆勤で盛岡市から通ってきます。いつも最前列に座り熱心に学び、実践をしてきています。特に最近は住宅の環境の生態系の理論と技術、「じんち」作り、「八倉」などの手段を駆使できるようになって来ていました。
現在の高校に4年前に赴任しましたが、その年に顧問に就任した部活のことで色々な問題に遭遇しました。心身とも最悪の中でそれを切り抜け、己の能力を如何に向上して行くのか必要に迫られ、生体エネルギーの学びは更に深化したようです。準拠位置の向上です。
その翌年、今の部活動の顧問になり、今回は自分が主(ぬし)として、想造力を駆使して1つ1つその理論に基づいて場作り実践を積み重ねてきていました。そしてその答えが今回出たようです。素晴らしいことです。
それと同時に、理論は誰が行なっても同じ答えが出ることでないと価値はありません。そういう意味でも生体エネルギー理論と実践技術は本物だなと改めて再認識した嬉しいことでした。
その彼女に実践報告書を書いてみたらと提案したら喜んで直ぐに書き送って下さいました。その内容を紹介したいと思います。
「生体エネルギーがつないでくれたもの」K・Y 2017.9.22
1.はじめに
「最優秀賞 盛岡工業高校 ファーストペンギン!」と県民会館のホールで発表された瞬間、思わず声を上げ立ち上がってしまった、あの感動と喜びを思い出すだけで、目頭が熱くなってきます。
軽音楽部に所属する高校生は年に一度行われる唯一の大会である高校総合文化祭を目指して練習しているのです。その最高の舞台で私が顧問をする、わずか結成して1年半のバンドが最優秀賞を取ることが出来たのです。自分一人だけの努力では味わえない、仲間と作り上げた音とエネルギーの無限大のパワーがひとつになったステージでした。
そして生徒達のこれまでの努力が、結果として表れて本当に良かったと思うと同時に、「これは奇跡でも、たまたま運が良かったのではない、生体エネルギーという理論と技術があったからだ。思いは実現する。」と私の中で、納得させられるものがありました。
廃部寸前のギター同好会で、バンド経験ゼロの私が、顧問1年目で優秀賞(2位)、3年目で最優秀賞(1位)を取るまでに、生体エネルギーをどの様に活用して実践していったのかを記してみたいと思います。
2.生体エネルギーと私
生体エネルギーを知ったのは、2010年3月大久保先生が主催する断食会でした。その摩訶不思議な技術に驚かされ、すぐに「天音2010.4」を購入しました。その後も少しずつ「鼓動2010.6」、「しらべ黒2011.4」、「携帯しらべ2011.7、2014.3」、「きわみ蛇口取付タイプ2013.8」、「天音S2013.11」、「生体エネルギー発生装置S2014.4」、「しらべ白2014.6」、「生体エネルギー発生装置K2014.9」、「やすらぎ2014.12」、「くきみ2015.2」を必要に応じてプラスしていきました。(2011年より歯の詰め物を生体エネルギー処理したものに交換)しかし、本当に熱心に生体エネルギーを勉強するようになったのは、2014年の春、今の職場に転勤してからかもしれません。