2019年2月21日木曜日

1587「不動2」2019.2.21

 東北は守りが固いです。東北には阿弖流為(アテルイ)の戦いの前に大きな戦いは無かったです。古い多くの神宮、神社では戦さがあり、征服されて、新たな神が祀られ穢れがあります。私にとって、樫原神宮は一番新しい神宮で戦との関係が無いので心地が良い気に満ちていて、すーっと気が通る場所で、とても気に入っています。しかしあそこの池は頂けないですが。あの地は神武天皇の即位の地でヤタガラスも関係しているところです。

 今年の目標は何か?墨流しで、一瞬で龍神様の姿を吸い上げたイメージが良いです。九頭竜の九似と言いますが、九つの動物に似たものが龍神様と言われます。人間の感性で書くと漫画チックになりがちです。
 東北には龍神様は何処にいるか?十和田湖、田沢湖当たりかな。これまで4つの海を守る龍神様の祀りはしてきていますが、山の龍神様がいるはずだ。既に4つの名前が出ています。
 東海:傲光、 西海:傲順、 南海:傲明、 北海:傲吉
 目の引力は蘇りのエネルギーです。
 Tさんが糸を織ることは集中度を増す方向へ導かれています。糸を扱う中で糸が惜しいと思う感情が湧き、愛おしさを感じるようになったことは素晴らしいことです。
 今まではのほほんと待てば来てくれたのですが、これからは念じて来て頂く事になるので、しっかりお願いしていくことです。地域的にそれを出来る場所にいます。

 私が描いて頂いた天画です。
 

「直々(じきじき)に
 大祖神(おやさま)
 音(おと)かけ
 計画(はからふ)に一を重ねて
 千々(かずかず)数(かぞ)へ
 北のそえ星 龍頭を守ること」

 この天画に書かれた内容を紐解いて下さいますが、先ず北斗七星の事からです。

 絵の中の小さな円の中にある赤い点が2つあります。実は北斗七星には添え星が2つあるのです。北斗星の端から2番目の星、武曲星、又の名を開陽の添え星で、その添え星を輔星で金輪星と言うのです。

 えっ!という感じでお話を聞いていました。北斗八星の事は知っていましたが、北斗九星は初耳でした。後で調べてみました。
「北斗の柄の端から2番目のζ星ミザールには、伴星アルコル (Alcor)(中国名:輔星)が存在する。この2星は実際には3光年ほど離れており、見かけ上の二重星であると考えられている(連星であるとしたら、公転周期は75万年以上になる)。」

「中国語では、この伴星を「輔星」と呼ぶ。北宋の時代の道教の書『雲笈七籤』24巻「日月星辰部」では、北斗七星に「輔星」「弼星」をあわせ、北斗九星として記述している。 
 この九星には『雲笈七籤』24巻「北斗九星職位総主」によると別名あり、天枢は第1陽明星とし以下、第2陰精星、第3真人星、第4玄冥星、第5丹元星、第6北極星、第7天関星、第8洞明星(輔星)、第9隠元星(弼星)の魂神であるとする。」 

 北斗九星は今は消えてしまっている世界ですが、かつて昔にその星を見つけ出す学問、科学があった事は驚きです。そこに意味を見出し、名をつけていたのです。