2017年9月23日土曜日

1071「シャーマン9」2017,9,23

 階段を登りきった所から少し下ると、青龍神社の社がありそこから十和田湖を見下ろせます。その右手からは立ち入り禁止の占い場への下り口にいたります。


その登りきった右側に巨石が、小さなピラミッドの様にそそり立っています。狭い道を楽器を抱えて登って行きます。

 頂上の下に少し平らな岩場がありそこに神人さんとご両人が位置取りしていよいよライブが始まりました。先ずは神人さんの鈴でご挨拶が始まりコラボが繰り広げられます。
皆さんは巨石を取り囲むようにしてその演奏に聞き入っています。






 何人かの他の観光客の方が物珍しげに来ますがお引取り願って10数分の貴重な祈りの奉納ライブを行なうことが出来ました。めでたし、めでたしです。

 バスに戻って次の目的地、十和田湖の北側にある御鼻部展望台を目指して出発です。しかし、運転手さんは子の口から103号線は大型バスが行き違いが難しいので奥入瀬渓流を通ってバイパスで向かうといいます。当初は奥入瀬渓流の観賞は予定にありませんでしたので皆さんは大喜びです。
 途中で運転手さんとの話で分ったのですが、展望台からそのまま103号線は狭いので又、行った道を引き返さないといけないと言うではありませんか。乗用車はすれ違いは全然問題ないのですがバスは難しいとのことです。致し方ありません。御鼻部展望台はキャンセルして、石ヶ戸まで行って宿に向かう事に再度変更しました。それでも予定の時間を1時間くらい遅れる予想です。

 奥入瀬渓流は多くのハイカーが遊歩道を散策しています。道路沿いに見える多くの瀧、見所の渓流を運転手さんが説明して下さいます。石ヶ戸で下車して巨石を見に渓流まで下って行きました。





 以下が石ヶ戸の紹介です
「あまり激しい流れでもなく、かといってゆるすぎることもなく、といったイメージの石ケ戸の瀬。このあたりには緩急さまざまな流れがあり、テレビのCMなどでも見かける「いかにも涼しげな流れ」がふんだんにあります。」

「「ケ戸」とはこの地方の方言で「小屋」の意。つまり「石ケ戸」とは石でできた小屋、いわゆる岩屋を意味しています。実際、大きな岩の一方がカツラの巨木によって支えられて岩小屋のように見えます。そして、この自然の岩屋には、一つの伝説が伝えられています。
 ―昔、鬼神のお松という美女の盗賊がここをすみかとし、旅人から金品を奪っていた。その手口は、旅の男が現れると先回りして行き倒れを装い、介抱してくれた男の隙をみて短刀で刺し殺すとも、男の背を借りて川を渡り、流れの中ほどにさしかかるといきなり短刀で刺し殺したともいわれている―
 ところで、この女盗賊が住んでいたという石を支えるカツラの巨木は二本あり、そのうちの一本は、樹齢二百年とも四百年とも言われていましたが、昭和63年8月、地上4メートルを残して折れてしまいました。」

 奥入瀬の川の流れに手を触れて自然のエネルギーに溢れた空気を吸い込んで元気いっぱいで宿へ向かいます。
 奥入瀬渓流を左右変えてバスの皆さんが観賞できて満喫できます。やがて皆さんお休みになり車中は静かになりました。
 十和田湖を離れ黒石方面、さらに大鰐温泉へと向かいます。やがて雲が薄れて青空が見えてきました。遠くに岩木山の山容、裾野が見えます。


大鰐温泉 不二やホテルに17時過ぎに到着です。