2017年9月14日木曜日

1062「玄気11」2017,9,14

・G,Mさん
 思いを定めるという事が分らない。
 中山さん
「先ず、自分の思いを知ること。それが経験で得られる。生きる為の事を学んで、身体、精神の奥に入って行き、ここでやる事をする。その内に忘れてしまい、天地を繋ぐことが出来ずに現実に追われている。それらを外して、囚われをなくしてみると、すっと入って来る。それが瞬間に出来る。しかし、心配をしたり、いろんな事を考えてしまう。そうなると本物が出なくなる。
 小さい頃から思いを定める人も居るが、最後のところで分れば良い。焦らずにやってみること。やっている内に違う事が出てくる。ほんの小さい事で良い。大それたことでない。こんな事と分ると楽しくなる。
 皆、本当の事を言わない。相談に来ても自分を隠している。それをしなければすっといける。悪いことをする人にはそこがある。自分が知っているので怖くて出せない。私は相手を最初は脅す、言わなくなったら優しくする。その内に根が尽きてくる。そうなると本当の事を言って楽になる。」

・K,Kさん
 今回参加してこれから何をすれば良いかと思った。
 中山さん
「自分の生活にあわ歌を取り入れてやってみて、そこで出たもので又スタートして、を繰り返す。臆病に成らずに、何という事は無い。私は20種くらいの職業をしたが、そこで成功していたら今の事をしていない。しかし何ら悔いていない。皆に質問をされても答えを出せる。皆に失敗の話の方が受ける。どんどんやって失敗して良い。」

・O,Yさん
 これから何をしたら良いのか。今職業訓練校に行っているが、これから仕事を探すが。
 中山さん
「自分のカラーを出せて、楽しめるのが良い。職業訓練校に行っている中でも面接を面白がって受けたらよい。」

・S,Hさん
 愛と愛情の違いを教えて欲しい。
O,Tさんから
「愛情は情が付いているので、~の為にを思ってすること。愛はただ見守っている。個としての魂を、生きることをきちんと見てあげることが愛だと思う。Sさんは良い方で、優しい人だが愛情に流される。いつも皆にどう見られるかと考えている。」
中山さん
「Sさんとずっとあわ歌を歌っているが、一切こうしなさいと言わない。いつかTさんに「Sさんそれは違うよ。」と軽く言われた。その後に私がフォローして言った。その時にSさんに「最初に言ってよね」と言われた。しかし、本当に奥に行くのは自分で掴まえて行く事だ。そこを越えて行って欲しい。私をどんどん越える人が出ることを願っている。手取り、足取り教えたらそれは出来ない。それが愛だ。手取り、足取りは愛情になる。
 女性は家庭があるとどうしても細かくなるが、ある程度で突き放した方が良い。」
 O,Tさん
「天命の2次会で中山さんが言うのは、「越えて行って欲しい。」だが、それも愛だと思う。」
 中山さん
「押し付けるものでない。普通にすること。
 愛は皆が持っているもので、出だして形にするもの。降り注いで来ていて、響きが振動と成り、そこには差別が無い。それを自分のものと思って発する事。それが天の意、天意(あい)となり、愛になる。発していく事でそれが一番出来る。」

・I,Tさん
 無しということに付いて。
 中山さん
「委ね、任せて、預けて。自分の思いを預けて、嫌な人が居ても忘れるように、判断しないでと思っている。あわ歌もそれがキーワードで歌ってきている。やって来たことが出たと思う。自分がやろうとした直感も自分で作っている。無しにするのは難しい。
 思いは像を追わないと出来ない。思いは自分で作っている。そこには自分が働いている。その思いをこうしようというのでなく、投げる。 自分では出来ないので預けている。そうすると、無くなっていく。この世界に起きなくなる。消えて行く。選択肢があるが上手く過ぎ去って行く。
 私は20数年あわ歌をやっているが、10年間は1人でやっていた。私は色々、言葉を言われるが、それが思いつきなのか、啓示を受けているのか分らない。しかし何か思いつくと、1人で行く。車が無いので電車、バスで行き、そこであわ歌を歌う。しかし何も無い。只、行って歌うが、ご褒美が無い。自分の勘違いかと思うが、只やった。帰りに夕陽が綺麗だ、と思うことくらいだ。その内に、「無いこと」をしようとしていると気づいた。本当の世界は無い。こちらは仮の世界で思いの世界。
 期待して行ったらあったかもしれないが、ある時、無い方が良いと思った。霊能者がいて、いろいろ言うが、見えたり、聞こえたりしているが、それは過去の記憶が現われているだけ。有名な人のことや、神様しか言わない。無い事が本質と自分に中で思う。現実の中にそう思うと変わる。無いのに無を見ようとしている。それでは訳が分らない。
 思いをしっかり定めて、こっちに向く。自分でやっていることがだんだん無くなる。任せると、すっ、と出来る経験がいっぱいある。
 このツアーのアイディアは大久保さんが作る。私はそれを見るだけ。あーだ、こーだとは言わない。任せている。一緒に廻ると大久保さんの中のストーリーが出来る。それが現実だ。本当に任せると進んでいける。それは体験しないと信じられない。
 Iさんもやってみて、体験したら自分が納得できる。でないと人のせいにしてしまう。」

・K.Kさん
 瞑想のことを思った。「鳥の瞑想」をしている。私の後ろから鳥に眺めさせて、良いも悪いも無い。ジャッジしないこと。それで良いのかと。
 中山
「あわ歌を歌いながら、体験しながら、こうしなければを外す。現実の生活を一生懸命しながらする。この世界が一番の修行になる。真剣に取り組むこと。そうしてよく分る事。そこを楽しくする事。苦しまずにする事だ。」


 1時間程のミーテイングは皆さんに深く響いたようです。自分が素直に発する言葉の響きに必要な応えが響いてくる。不安と恐怖を呼び起こすことなく、素直にこれで良いのだ、これを素直にやってみよう。そして現われる世界を味わい、学び楽しむ、面白き世界。
「陸奥の玄気を発する旅」は「己の玄気を発する響き天意」の愛深き相事象で心地良き中で終えることが出来ました。信じて、委ねて、次は更なる「響き愛の巡り天意」を体験したいものです。