ステージの準備も整い、いよいよシャーマンライブの始まりです。今回は神人さんはご自分の曲は一切歌いません。全てその場、その時の状態で大いなる霊存在の皆様に身体を委ね、全てお任せで演奏を繰り拡げられました。
共演するお二人も神人さんの即興にそれ相応に対応して、自らもシャーマンに成りきる能力を要求されます。聞いている私達にはその妙なる機微は計り知れない世界です。
静かに聞くも良し、霊媒の様に躍り狂い、跳ねて手を打ち、手を振り各自の御魂が喜びを共有して大きな渦が巻き上がり最高潮に達します。終わりは全てが出し切られた達成感でいっぱいです。
1時間半に及ぶライブは最初から計画されたプログラムを終えたような、大きな捧げもの、大いなる拡がり、エネルギーの集中、拡散を見事の演じきったようでした。
ライブを終えてお風呂に入り、いよいよ食事会です。このホテルには数年前に神人さんも泊まり、ライブを今回同様に大広間で行なっていました。その会場の誂え、応対にとても好感を持っていました。食事は神人さんはビーガンで一切の動物性食物を召し上がらないのですが、その時、神人さん用にお願いした、宿の精進料理が格別で、とても料理長の腕前に感動して、これまでの宿でも1番の精進料理と大変に気に入って下さっていました。
今回のツアーでは参加者にもあらかじめ精進料理を希望されるか、普通食の希望か決めて頂いていましたが、7割の方は精進料理希望です。2日間の昼食も精進料理で手配した次第です。
素晴らしきライブの後の直來です。豪華な料理にも皆さん大満足です。2次会、3次会も楽しく出来ました。
ビーガンに付いては以下の様にありますが、神人さんは日本でその草分け的存在です。
「絶対菜食主義者・純粋菜食主義者。いわゆるベジタリアン(菜食主義者)と混同される事が多いが、卵や乳製品を食べるのに対し、ビーガンは、それらも一切口にしない。さらに、洋服、靴や鞄などにおいても、毛皮および皮革、ウール、シルクなど動物を使用した製品の一切を拒む人々もいる。代用品として、アクリル、綿、麻、レーヨン、ポリエステルなどが用いられる。
ベジタリアンにもビーガンにも、ある程度の個人差と程度差がある。
栄養学知識の少ない者が無理をし、骨のカルシウム密度が減ったり、内臓や眼や皮膚に障害を起こす事件も起きている。肉の代用として、豆、豆腐、納豆、肉もどき食品、ナッツなどでタンパク質を摂取することが必要となる。
ベジタリアンと同様に、倫理上「殺生を嫌い」他の有情の動物全体を救いたい意識から志す者や、BSEやクロイツフェルト・ヤコブ病、あるいはクールー、そして鳥インフルエンザやSARSといった「動物性蛋白」に由来する病気を避ける健康上の理由から行うものもいる。」