2018年9月6日木曜日

1419「陶芸1」2018,9,6

 生体エネルギー技術の実践の一環として陶芸教室を開催するようになり20年近くになります。私がかつて生体システム実践研究会宮城支部の支部長を担っていた時に、事務局長のTさんの縁故で陶芸家の古山少吉郎先生に陶芸教室をお願いしたのが始まりでした。毎年、初夏の頃に古山先生の村田町にある塩内焼自遊窯の工房に伺うのが恒例になっています。
 私もTさんも支部役員を退任してからは、天命塾主催行事として今も継続して開催し、愛好の皆さんの楽しみの場、良き体験の機会になっています。
 今年は7月16日、海に日の祝日に教室を開催しました。はせくらみゆきさん講演会の翌日で、引き続き参加の方もおられましたが楽しい時間となりました。

 古山少吉郎先生は書道、墨絵、陶芸と多方面に活躍されています。今年4月5日より29日まで作陶展を蔵王町遠刈田温泉にあるギャラリーで開催されていました。7年振りの個展とのことでした。長いご縁があるのですが、実際の個展に伺ったことがないので是非とも行きたいと思いつつなかなか時間が取れずに、最終日の29日にようやく行ってきました。



 このギャラリーは仙台座禅断食会の会場の遠刈田温泉蔵王高原荘のすぐ手前で、道路沿いにあり、目を惹く造りの建物で気にはなっていたのですが、ギャラリーカフェとは分かりませんでした。そんなことで今回初めての訪問です。

 入り口には古山少吉郎作陶展の案内があり、中に入ってみましたが、昼前のギャラリーには誰もいません。カフェにはお客さんが何組かいます。気兼ねなくゆっくりと作品を鑑賞できました。
 以前に図録で見せていただいていた作品の数々が展示されています。
 大賞受賞作のプロパンガスボンベ、円形を半分に切り分けた前衛作品等など興味深いものが多数です。












 暫く鑑賞した後はカフェで美味しいコーヒーを頂きました。お店の方に先生の来店の事をお聞きしたら、個展最終日で午後に来店とのことです。先生にお会い出来ないままに、来場者名簿に記名して店を後にしました。

 半月程して古山先生から来場のお礼の手書きの葉書きが届きました。水彩の絵は可憐な花です。芸の心、感性が全ての始まりです。嬉しくなる暖かき心遣いに、今年の陶芸教室に想いを馳せました。