2018年9月8日土曜日

1421「陶芸3」2018,9,8

 いよいよ各自が1キロの粘土をもらい受けて自作の想造に取り組みが始まります。構想が、イメージが無いと形になりません。それぞれの想いで手が動いていきますが、形にならないと分かりません。
 皆さん作成に熱中しています。仙台組みは常連さんたちで手が進みます。しかし、1年振りですから忘れていた感触、やり方を思い出すのに少し時間がかかります。
 多くの課題は、架台の大きさです。小さいと器を支えきれずに流れてしまいます。更にその上に棒状に丸めて伸ばした粘土を渦巻き状に重ねて形を作っていきますが、厚さの均一さが難しいのです。成形の段階で伸び切り、再度やり直しの方もいます。修正するよりはその方が早いし仕上がりが良いのです。
 壁にぶつかると先生に指導を頂き、修正の神の手を入れていただきます。すると見違える様に、様変わりするのです。嬉しいお助けです。

  私は今年も1キロの粘土では足りずに2キロに挑戦です。大皿2つ、茶碗2つ、四角皿1つを作りました。御多分に漏れず、私も先生の援助で仕上げる事ができました。
 皆さんも次々と作品が仕上がってきます。なかなかに上手い仕上がりの作品も多く、完成が楽しみです。時間は4時半を過ぎていて、あっと言う間の時間です。
 そして最後に釉薬の色を決め、紙に書いて置いて置きます。十分に乾燥して後は先生が釉薬を塗り、薪窯で焼きあげてくださいます。晩秋には出来上がることでしょう。





 皆さんで後片付けをしてそれからは先生の直会の振る舞いを頂きます。全て先生の手料理です。ビール、お酒、ノンアルコールで先ずは乾杯です。
 山海の幸を素材に美味しい品々が次々と出されます。私達だけへの特別な毎年のおもてなし、ご配慮でありがたい事です。最後は締の上がり蕎麦です。この蕎麦も先生の手打ちでこれまた美味しいのです。





 酒に話が弾み、気が付いたら19時を有に過ぎて外は暗くなってきています。お開きとして今年も充実した陶芸教室を楽しく、満腹に終える事が出来ました。何時もは夏の盛りで暑い最中の教室ですが、今年は少し雨模様もあり涼しい中で出来ました。ありがたいことです。

 古山先生、いつも仕込み手配をしてくださるTさんに感謝です。自作の生体エネルギー陶器で頂く食事は格別で、エネルギーも高く、美味しいのです。秋に焼きあがった作品が楽しみです。