最初に皆さんで古山先生にご挨拶をし13時から始まりました。
何時もの事ですが、席に付くと先生のおもてなしがあります。先生が立ててくださった抹茶の振る舞いです。多種な抹茶茶碗が次々と出され、茶菓子と一緒に美味しくいただきました。
初めて参加の方も何人かいますので基本的な事を説明頂きました。先生の素晴らしい手仕事、プロの粘土の扱いをデモンストレーションしてくださいました。
粘土の塊は生体エネルギー資材の力丸原液で1年養生したものです。古山先生の普通の粘土との違いを良く分かっています。不思議に粘土の手触りその動きが違うようです。更に数年、養生したスペシャル粘土もあります。
先生は粘土の塊りから架台の作り方、その上に湯飲み茶碗、茶碗、抹茶茶碗、花瓶、皿と手回し轆轤の上で、あっという間に変幻自在に作り変えていくではありませんか。竹の細い棒、皮布、アールを付ける分度器、紐などを駆使して、身体、指が意のままに動きます。プロの技、素人からは神業に映ります。
次に平皿の作り方です。幅木を左右に置いてその木の高さに粘土を伸ばしていきます。タオルを粘土の上に置いて丸棒で転がして粘土を均一に伸ばします。後は適当にカットして縁の造作、細工でアッという間に平皿の完成です。
先生のお話は笑いを誘います。シビアーな中に遊びの表現が込められていて、皆さんの想いを引き出して、興味を抱かせる的確な言葉を沢山くださいます。長年、各所の陶芸教室で指導してきている指導者のプロでもあります。極めた方の魅力が沢山で、面白く、楽しい時間、空間です。