2019年10月5日土曜日

1816「福島巨石探訪3」2019.10.5

 五色沼を後にして少し早めのランチです。観光地では昼食時には大勢の予約は難しいので時間調整が必要です。特にお盆期間中で予約お断りのお店が多いのです。今回も昼食会場を探すのも中々に至難したのですが幸い良いご縁を頂き、幸運にも最適な所で予約が出来ました。
 全てが良い加減、お陰様で予約の11時半少し前に到着出来ました。お店は猪苗代町字新村北にある農家レストラン「結(ゆい)」さんです。
 小さな集落の外れにあります。お店の隣がプールの後の様です。ひょっとしたら元小学校の敷地に出来たのかもしれません。


 店のテーブル席の奥にある座敷席に案内されましたが、玄関の脇には採れたて野菜や加工食品の販売コーナーがあります。その畳の座敷その中央に神棚があり、鎮守様である見祢若宮八幡神社が祀られてあります。えっ!と言う感じです。この座敷は拝殿で、集会所、食堂を兼ねている様です。集落の中心核です。

料理が出てくるまでテーブルには興味深紹介ファイルがありましたので覗いて見ました。あまり良く分からないままに農家レストランとお蕎麦に惹かれてお店を決めたのですが、中々に奥が深い地域の集落再生活動に積極に取り組んでいる活動拠点の様です。




 この地の集落の名前は見禰村ですが「野見の宿禰」から来ているとか。そして日本一の琵琶神様が祀られているのです。ここは日本一の音楽の神様なのです。詳しくはファイルの写真を拡大して読んでみてください。
 そして極めつけは「見祢集落は、「結乃村」宣言!!」です。このお店の正式な名称は「農事組合法人結乃村農楽団 農家レストラン 結」なのです。見祢結乃村未来協議会の組織を立ち上げて活動を展開してきています。
 その成果の記録を少し紹介します。

2019年2月17日
 当「農家レストラン結」の所在する「会津いなわしろ見祢集落・結乃村」が、福島県・福島民友新聞社主催の「豊かなむらづくり顕彰事業」の優秀団体として選出されました。
これもひとえに、「農家レストラン結」をご愛用いただいておりますお客様のおかげと、スタッフ一同、感謝しております。
 今後も、この顕彰に恥じぬように、美味しいお食事をご提供していきたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
「本日(2月17日発行)の福島民友新聞さん1面のとおり、平成30年度「豊かなむらづくり顕彰事業(主催:福島県・福島民友新聞社)」の優秀団体として、当「会津いなわしろ見祢集落・結乃村(見祢結乃村未来協議会)」が、顕彰いただけることとなりました。
 また、次年度の「豊かなむらづくり全国表彰事業」の福島県代表として、ご推薦いただけることとなり、本当に光栄なことで感謝であります。
 これもひとえに、日頃より「見祢集落・結乃村」を盛り上げようと取り組んでいる集落のみんな。ご協力やご交流、ご指導いただいております諸団体や関係機関、周辺集落、地域等の皆様。そして、ご提供させていただいております農産物や加工品をご購入いただいたり、農家レストラン結に食事を食べにきていただいている皆様などのおかげであると、本当に感謝してもしきれなく思っております。
 反面、まだまだ、目指すべき高見の十分の一にも到達していないと考えておりますし、我々などが顕彰・推薦いただいて大丈夫なのかと、正直、戸惑っている気持ちがあることも事実であります。
 しかし、今後も前を向いて進んで行かなければ、「限界集落」「過疎」「少子高齢化」「地域の担い手不足」などの集落存続に関わる諸問題が、現実のものとなって襲いかかってくることは明白であり、地域づくりの活動の手を緩めるわけにはまいりません。
ですので、今後もいろいろな皆様のお力をお借りしながら、「集落一丸・攻めの地域づくり」を意識して頑張っていきたいと思っておりますので、宜しくお願いしますっ!!
(会津いなわしろ見祢集落・結乃村(見祢結乃村未来協議会))