2019年11月28日木曜日

1870「慈悲と愛1」2019.11.28

 今年も年に1度の大イベントの生体エネルギー理論と技術を学び実践する仲間達の生体システム実践研究会主催、秋期特別セミナーが2019年10月25、26日の両日に長野県東御市で開催されました。直前の台風19号の来襲で交通網は大きく被害を受けて、北陸新幹線は変則運行で、会員の方も被災した方、仕事等で影響を受けた方が多数いて、参加者のキャンセルも多く、今回は参加者が少なく500名弱となりました。
 私達、仙台からの参加の面々は宮城支部がバスをチャーターして20数名で長野に向けて朝7時に出発しました。上信越道の不通区間も前日に開通して予定通りに到着出来ました。
 メインは生体研究所所長の佐藤政二先生の講演と大阪府立大学名誉教授の清水教永の研究発表です。

 今回は清水先生の驚くべき研究成果を中心にお伝えします。清水先生はこれまで生体エネルギー技術の研究に2012年から携わり研究成果を毎年、秋期特別セミナーで発表して下さっています。1日目はこれまでの成果のまとめを、2日目は最新の成果を披露して下さいました。

2019年10月25日 秋期特別セミナー1日目 清水教永先生講演
「生体エネルギー応用技術いのちえしらべシリーズの恵みを検証し振り返る」
 科学と言いますが、その実、全ては後追いをしています。世の中にない、世界に初めて発見、発明した人の前で話す事は一番緊張します。佐藤政二先生の言う事の足元にも及ばないのですが、生体エネルギーの研究を始めた2012年からそうです。佐藤先生の生体エネルギー技術は本当に驚くべき進化を遂げてきました。そのことはデータでもはっきりして出ています。先生の前でお話しする事にとても恐縮しています。

 今日のお話しは第1部で、2012年から2018年の研究データを提示します。生体エネルギー総合研究プロジェクトは2012年より始まっています。サイエンスとは、その語源、意味は「慈悲と愛であり、いのちの恵みと繁栄、ウエルフェアー」として位置付けています。
 DNAから細胞、さらに微生物、そして私達は人間の心と身体にどの様な恵みを頂けるのか、未知の世界を知る為に総合科学的視点から取り組んでいます。
 身体で実感した事が1番で、このことが科学そのものです。私は生体エネルギー理論と技術に出逢うことにより、ラッキーにもサイエンス、慈悲と愛が出来てきています。

 これらの検証実験は大学スタッフが装置を受け取って、実験デザインや装置のセッティングを大学実験室で行い、佐藤先生は無論、しらべ開発者等も立ち会うことが無く行ったものです。
 実験の方法:かつては実験の被験者方をお願いして集める事は中々難しかったのですが、現在は研究に協力して下さる方が多くいて、自分から希望して申し出で下さるようになり、この様に周囲の皆さんが成長していてそれは驚くべき事です。
 インフォームドコンセント、メディカルチェックをしていないのが多いので、そこはしっかり押えて行っています。感受性、障害チェック、対象物の個体徳性、消費カロリー、摂取カロリー量、ダブルブラインド条件、コンディショニングも確認して行っています。

 2012年から2019年の研究のテーマがありますが、意味深い学びのチャンスです。
・DNA、細胞、大腸菌 「いのちえしらべE」が正常ヒト増殖細胞の老化過程に及ぼす影響について
 老化により細胞分裂が停止、劣化、アポトーシス、形態変化、色素沈着、タンパク質合成の低下をきたします。生活習慣の改善が必要ですが、しかし環境が大事です。健康長寿の環境が大事で、「いのちえしらべE」環境下でその改善、変化がみられました。

・場のシステム、アポトーシスが角化細胞で促進。
 1日5000個の細胞が癌化してアポトーシスを起こしています。アポトーシスが促進すると細胞のターンオーバーを促進することが出来ます。