2020年3月1日日曜日

1963「年運命運6」2020.3.1

 六爻の「喜び」は「冥豫 めいよ 」です。これは「死にいたる喜び」です。高い身分にありながら、役目も果たさずに逸楽に溺れています。はやく悔い改めなければ無事に終わることは望めないでしょう。

 以上のように『豫』の卦では、六通りの「喜び」が示されていて、わたし達には特に「真の喜びの時」のために汗水たらして黙々と準備する、そんな学びが出来る尊い今をこそ「喜び」としなさいと教えて下さっています。
 そして、今年一年の学びと修行で、しっかり「いのちの実力」の準備が出来ると、ついに『豫』から『雷水 らいすい 解 かい 』という卦に移行出来るようになるよと教えて下さっています。

 『解』は「解ける、解放する、解決する、解消する」ということです。ついに雪解けの季節がやってきて、雪に閉じ込められていたあなたは解放されます。あなたの行く手を阻んでいた障害は消え、あなたの周りにはどこまでも平地が広がって、あなたは思うままにどの方向へも進むことが出来ます。春の温かい雨がしとしと降って、種子の殻を柔らかくして、いのちの新芽が殻を破ってグングン成長し始めます。

 もうここまで来たら、グズグズためらっていないで即決即断して行動に移りましょう。しかし、この卦には「解消」という意味合いもあるので、あなたが今後成長してゆく上で邪魔になる人間関係や所属団体とのしがらみも断ち切らねばならないという場面が出てくるかも知れません。その時も縁を断つことをグズグズためらってはいけません。
 しかし、このように一気にスタートダッシュできるのは、今年(令和 2年)中の「いのちの実力」を蓄える努力に掛かっています。ぬか喜びの終わってしまわないように、しっかり準備する年にしましょう。」

 以上が立花大敬さんの令和2年の読み時です。心して今年を生きていきたいものです。

 この原稿「年運命運1」を書き始めた時、2020年2月22日の記事に興味深いものがありました。それは3000年に1度咲くと言われる「優曇華(うどんげ)」の花が世界、各国で咲き出しているというものです。そしてその花の咲く事について、お釈迦様のお話しの中でも語られていて、吉兆なる徴と言うものの様です。
 今年の有り様への自然現象の1つかと思いますので紹介します。

「無限の天機を秘めた「三千年に一度だけ咲く花」全世界で咲く!」

『優曇華(うどんげ)』の花(イメージ:YouTubeスクリーンショット)
 近年『優曇華(うどんげ)』の花が、世界各地で咲いている。この花は人の世の花ではなく、三千年に一度だけ花が咲く仙界の不思議な花である。驚くべきことに、この花はガラス・紙・仏像等あらゆる物質から成長する。この不思議な花の出現は無限の天機を秘めている。

 佛教の経典によると、『優曇婆羅』(Udumbara)は梵語の音訳で、優曇波羅、烏曇跋羅、優曇鉢華などとも書かれ、霊瑞花、空起花、起空花などを意味する。誰も想像できない不思議な花だ。