— zakzak (@zakdesk) March 7, 2020
当時の菅総理が福島第一原発に乗り込んだことでベントが遅れたというのは、当時野党だった自民党が流したデマだが、それをそのまま描いている。当時、東電は官邸に情報を上げず、そのことで総理は苛立ち、現場に乗り込んだ。その辺の背景も描かれていない。 https://t.co/1YSave3Z4V— 町山智浩 (@TomoMachi) March 7, 2020
フクシマ50を観ました。全編ヒロイズムを謳うために事実誤認、嘘の数々、一緒に出口を出た20代女性2人「私、日本に生まれて良かったと初めて思った」「私も。死ぬなら2人でって手紙すごいよね」途中で嘘っぱちばかり!と叫びたくなった私はゾクッとしました。以下事実誤認を— 木村結 (@yuiyuiyui1114) March 8, 2020
①ベントが菅直人のために遅れた→住民の避難を待っていた、また手動でのベントは東電が成功と言った時間には実はできていなかった
②海水注入を官邸が止めた→東電の武黒がやめさせようとした
③米軍はトモダチ作戦を実施→トモダチと言いつつ、後日巨額の請求。海兵隊員は被ばく、40人以上死亡
400人以上が東電と日本政府を告訴
④協力企業の社員に吉田所長が帰ってもらう→協力企業は事故時契約がないため柏崎刈羽に全員引き上げ
⑤地震だけなら全電源喪失をカバーできた→地震で外部電源喪失
⑥想定外の津波と2回も→吉田所長は15.7mの津波の警告を握りつぶした張本人
⑦作業員に帰宅を促す→700人に近くで待機の命令を出したが650人が第二へ命令違反で撤退し、結果50人しか残らなかった
原作が門田氏ですが、監督にチョット期待してしまったのを反省。国会事故調や政府事故調の資料くらいは読んで欲しいですね。
予想以上に酷い映画でした。
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映画「Fukushima50」なぜ、原発映画なのに多額の製作費が集まり、豪華キャストを実現できたのか?=東電を賞賛する作品だから!
引用元)原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」監督日記 20/3/7
この映画。一言でいうと「福1の職員たちの奮闘で日本は救われた」というもの。もう少しいうと「あれは天災。あの大地震と津波。事故は仕方ない」「混乱を招いたのは当時の総理。あの言動や行動が事故対応を邪魔した」「東電の上層部も官邸に振り回され大変だった」「でも、現場の50人は最後まで諦めずに戦った」「彼らのような素晴らしい社員がいる東電は2度と、同じ事故は起こさないだろう」「事故も終息したし、もう安心だ」という印象が残る映画なのだ。
この映画のテーマは「東電の皆さん。日本を救ってくれて感謝。これからも頑張ってくださいね。原発はもう安心ですよね」ということを伝えたいのではないか?と思えるほど。だから、原子力ムラも、原発推進の現政権も、圧力をかけない。むしろ応援してくれる。企業も安心して出資できる。
以上如何でしたでしょうか。さて2020年東京オリンピックの開催は2013年9月7日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた第125次IOC総会で決定されました。安倍総理は誘致にあたり福島原発事故の放射能はアンダーコントロールと発言し、安全に開催出来る事をアピールしました。
しかし決定された当初から、誘致に関する不正の疑惑があり、東京ではなくロンドンで開催するという案がでたり、東京オリンピックは開催決定当初から、幾度となく中止の可能性が指摘されてきました。
2020年3月14日JR東日本でダイヤ改正があり、震災の影響で寸断され不通になっていた常磐線の浪江~富岡間、約20・8キロの運行が再開され、仙台駅から上野駅まで全通して特急列車も走りました。そして東京オリンピックの聖火の点灯式が3月12日にギリシャで行われました。しかしCOBID-19の影響でギリシャ国内での聖火リレーは中止になりましたが、日本には予定通り3月20日に航空自衛隊松島基地(宮城県)に運ばれてきます。
日本では3月26日、福島県のJヴィレッジ(楢葉町・広野町)をスタートして全国各地を巡り、7月24日の開会式を迎えます。いよいよ復興五輪をアピールする1大イベントの幕開けです。