バッタは東に移動していてインドまで到達しています。その為に農作物に甚大な被害が出ています。今年の収穫は絶望的で食龍危機が起きそうです。このバッタの影響でインドとパキスタンは休戦状態と言います。やがて中国に到達するかもしれません。
「今、東アフリカでバッタの大量発生による被害「蝗害(こうがい)」が広がり、数千万人の食料供給が脅かされている。ひとつの都市を覆い尽くすほどに広がったバッタの群れが作物や牧草地に襲いかかり、ものの数時間ですべてを食い尽くしている。バッタの大量発生は、東アフリカでこれまでに7カ国に拡大した。近年にない規模だ。
このバッタはサバクトビバッタという。アフリカと中東の乾燥した地域に生息していて、大雨が降って植物が繁茂すると大発生する。東アフリカとアラビア半島では、過去2年間でサイクロンに複数回見舞われるなど、異常に雨の多い天気が続いた。専門家は、この天気が蝗害の主な原因とみる。
このところ嵐が増えているのは、近年顕著になってきた「インド洋ダイポールモード現象(IOD)」と関連しているという。これはインド洋の東部と西部で海水温の差が生じる現象で、オーストラリア東部に大きな被害をもたらした森林火災とも関連する。
一部の専門家は、今回の蝗害はこれから起こる大きな変化の前触れかもしれないと指摘する。海面温度の上昇は嵐のエネルギーを高め、気候変動は今回の蝗害を引き起こしたような海洋循環パターンを定着させるからだ。」
毎日新聞2020年2月13日に以下の記事があります。
「インド洋の海面水温異常「過去最強」 豪森林火災、アフリカ・バッタ大量発生の一因に」
インド洋の海面水温の異常が、昨年から今年1月にかけ期間、規模ともに「過去最強クラス」だったとみられることが海洋研究開発機構の分析で判明した。過去最悪と言われるオーストラリアの森林火災や、アフリカ東部でのバッタ大量発生をもたらした可能性がある。
豪州で昨年から続いた森林火災は、日本の国土面積の約半分にあたる1700万ヘクタール以上が焼失したとされ、首都キャンベラ周辺でも1月31日に非常事態宣言が出た。豪気象局によると、昨年の平均気温は平年より1・52度高く過去最高を記録。降水量も4割少なかった。
この高温、乾燥の原因とされるのが、インド洋の東西で海面水温が平年値より大きく異なる「インド洋ダイポールモード現象」だ。南米沖の太平洋赤道域で海面水温が高くなるエルニーニョ現象と同様に、日本を含む世界各地の異常気象に関係しているとされる。」
公害、光害は日常的に目にしますが蝗害(こうがい)は日本では珍しいです。今回のパンデミックの発生地の重慶ですが、重慶では既に通信システムの5Gの重点地として数々のシステムが設置されて使用されていました。
「重慶市は第5世代(5G)移動通信システムの普及に向け、5G向け基地局の設置を加速する。同市通信管理局によると、2019年内に5,000基を設置。2020年までに3万基に増やす。3日付重慶晨報が伝えた。22年には同市中心市街地の5Gカバー率を100%にする。」
その中で全国初の都市交通シーンにおける5G遠隔操縦の応用・実証も行われていました。
以下のサイトは詳しく5G技術の活用法を知れます。
「伝統的工業都市重慶―「スマート化」を原動力にモデル転換」
5Gの通信ネットワークは明らかに目に見えない光害だと思います。それは人工光、LED等よりも強力な影響を人間だけでなく生態系にもたらします。
今回の重慶での問題は、人間の生命機能を維持する身体能力を阻害する光害が空気、空間を犯し、その環境下で免疫力等の低下をきたし、そこに強力なCOVID-19がもたらした被害の様に思えます。
2020年は1993年同様の冷夏、冷害の可能性大だと言われます。1993年は冷夏で、米不足でしたが、その原因は1991年のフィリッピン・ピナツボ火山噴火による異常気象でした。
1993年は数霊で④酉で、2020年は④子です。同じ直霊が④です。自然現象と相まって人災が重なりより大きな変化が起こるのでしょうか。
2020年は諸々の激変の幕開けですが、先ずは自分の健康を高める努力を優先し、生命、生活を大事にしていきたいものです。