2020年6月6日土曜日

2059「時事時局3」2020.6.6

 アメリカもそうですね。アメリカはですね、トランプは右翼ですね、バーニー・サンダースは左翼ですしね、この秋の大統領選挙では、右翼と左翼の激突になるかもしれません。激突の可能性がありますね。金融はですね、所詮経済と同じですから、今パニックを起こした連中が、株を買っているだけのことだから。特に根拠があるわけでなく、ものすごい不景気で経済は止まってきていますから、どっかで落っこちますよね。でも、落っことしちゃうとですね、トランプも危なくなるから、みんなが支えていますよね。しかし、ダメなものはダメで、秋までまだ十分時間はあります。武漢だって、ロックダウンしてからまだ3週間しか経っていませんよ。ものすごく感染力が高いのですよ、あれは。ものすごい威力で。ですから、秋までまだ時間がありますから、まぁどんな風になりますかね。アメリカの政治変動も、世界の政治変動も。でも、大きな流れは、右から左ですね。要するに、一部の権力者やお金を持っている人たちが何かできる時代は既に終わっておりまして。これからは、やっぱりお金に関係なく、自分たちで何かやっていくという風にやっていかないとダメで。やっぱり、左ですね。労働組合も出てくるでしょうし。
 それから、中東の最終戦争ですけれども、アメリカ上院議会は、戦争を止めようと決議をしました。大統領の戦争権限を制限する決議をしましたが、トランプは止むなしと思っているんじゃないかと思いますね。要するに、狂犬病みたいなものが流行っているわけですよ、米軍の中に、イスラエルの中に。もう止めようがないわけですよね。もうこれは、聖書の預言通り、私は覚悟をしているんだと思いますね。だから、ロシアはしっかりとそれを見ていて、トルコがちょろちょろチョロチョロしていますから、下手したらトルコは巻き込まれちゃいますよね。というか、もう巻き込まれていますけれども。時期的には、年内だと思いますね。来年までは、無理だと思います。イランもアメリカもロシアも、いわゆるテンパっている状態にありますのでね。ですから、おそらく年内ですよね。3月にイスラエルは総選挙をやりますから、これから1ヶ月、2ヶ月くらいが、一つの山場ではないかと思うのです。それで、もうこれはアメリカの負けです。
 だいたい経済が停止したのもですね、去年の9月からですよね。去年の9月14日に、サウジの石油精製施設にイランのミサイルとドローンが飛んできました。アメリカの武器は、全く迎撃どころか探知すらできなかったのです。その翌週の月曜日から、金融危機が始まったわけですよ。そこから半年間、FRBの流動性供給量が4千億ドルを超えているのですね。即ち、44兆円ですよね。これって、リーマンショックのときに、ブッシュ政権が投入することを決めた47兆円に匹敵しますよね。だから、もう既に恐慌なのですね。取り付け状態です、世界は。最近ですと、春節明けですよ。2月3日くらいからですよ、FRBが猛烈なお金を入れているのですよ。やっぱり、止まってきちゃっているのよ。それで、もう最後の輸血ですよね。最後の輸血で持たしているだけだから、こんなのを見てもアメリカの負けははっきりしていますよね。勝ちようがないわけよ。だから、トランプは前々から、「撤退、撤退」と言っているわけですよ。大統領になる前から。ところが、狂った連中が、「いや、まだ勝てる」と言ってやっているわけですよ。日本陸軍の最後みたいですよね。まぁ、その決着がおそらく年内だろうと思うのですよ。それは帰ると、それは皆が撤退ですわ。負けてやられちゃうわけだから。だいたい韓国だって、9千人ほどいるでしょう、基地の従業員が。4月1日以降は、無給休暇ですよ。韓国の米軍基地の韓国人は。4月1日以降、無給休暇で、ということは韓国の米軍基地は3月末までということですよね。どんどん動いているわけですよ。それは、どんどん加速しますよね。

 そして、最後は大地震や火山、津波も来るかもしれませんけれども、これは本当に多いのです。本当に多くて、どうしちゃったのというくらい世界中で大きいのがよくあります。要するに、ここで代が替わるということですよね。例えば、幕末も随分経済の危機から感染症からですね、政治の激動や戦争、安政地震とか、ものすごいのがあったでしょう。だから、実はこれそのものは、そんなに変わったことではないのです。こういう現象が起きるということは、大きな時代の変わり目の真上に、我々がいるということを意味しているだけであって。逆にいうと、生きるか死ぬかはわかりません。誰にもわかりませんから。でも、生き残った場合は、次を継がなければなりません。だから、この先元気に生きていきたいと思ったら、この先どうするかをしっかり考えて準備しておくことです。他に方法はないと思いますよ。だから、「大変だ」とか「想定外だ」とか言っていたって、何の足しにもなりませんので、少し先のことを考えることですね。ですから、それくらい物事が同時に重なってきています。