それから、ドルと米軍の撤退ですよね。この先ほどの話の中での中東の最終戦争は、これは非常に大きな話です。これは、トランプの公約の1番ですよね。米軍の撤退ということは。その最後のポイントが、この中東の最終戦争なのですよ。イラン・イスラエルの戦いですね。もう勝負はついているんだよね。だから、「本土決戦します」みたいなことをイスラエルが言うわけだよ。イスラエルやアメリカの戦争屋は、「本土決戦します」みたいなことを言うわけですよ。だから、こういうことになっているわけよ。トランプの言う通り、早く全部置いて帰ればいいんだよね、勝ち目がないんだから。それでも、まだ何かと言っているわけですよ。そうすると、はっきり言って、昭和20年の日本軍みたいなものですよ。あれもしね、昭和19年8月に、例えば、戦争が終わっていれば、原爆落ちないでしょう。満州の悲劇は起きないでしょう。それから、空襲もないでしょう。日本全土の大空襲もないでしょう。随分多くの人が助かったのですよ。もし1年前に戦争が終わっていれば。少なくとも昭和19年末、フィリピンの陸戦と海戦で大敗を期した段階で、即終わりにしていれば、まだだいぶ助かった。昭和19年末で、完全に戦闘能力を失っているわけですから、日本の海軍も。陸軍もフィリピンで負けちゃったんだから。
ところがですよ、「まだ満州がある」とか言って、松代大本営まで掘っちゃってさ、それで挙げ句の果ては原爆を落とされてえらいことになったわけですよ。満州も酷いことになって。樺太なんかも酷いことになって。だから、こういうのは一番最後が悲惨になるのですよ。気の狂った軍部がやっている戦争って、一番最後が悲惨なのです。級数的に悲惨なことが増えていくのです。まぁ、ロシアが色々やって、「戦争屋を追い出そう」と色々やっているけれども、ロシアもあまり深入りはしたくないようだよね。深入りすると、昔のアフガニスタンみたいになっちゃうから。深入りはしたくないようで、紛争の真ん中には、どうも行きたくないようだよね。やっぱり、トランプの意志に反してやっている連中は、帰るしかないよね。どうもなんか、私は見ているとですね、アメリカ軍もですね、いよいよ厭戦勤務じゃないかと思うのですよ。この間のイランにミサイルを喰らったときね、最初は「死傷者ゼロ」って言っていましたけど、最近は「負傷者が109人」とか言っていますよね。国防総省が言っていますよね。要するに、防げないのですよ。
だから、偽装攻撃もするかもしれないし、実はこの間、事件があったのですよ。シリア上空で、イラン航空機があわや撃墜されるという事件があったのですよ。それは、またイスラエルが偽装攻撃をやったのですよ。イスラエル機がですね、前にあったのと同じように、シリアへ攻撃に行くのですよ。シリアが当然迎撃ミサイルを撃ってきますよね。そのときに、ちょうど民間のイラン機が飛んでいるところの後ろに隠れるようにイスラエル機が飛んでいたもので、下から上がったミサイルが、あわやこのイラン機に当たりそうになったわけですよ。去年か一昨年に、イスラエルはそれをやったのですよ。ロシアの偵察機が飛んでいるところ、イスラエルの空軍機がシリアに入って行って、下から応戦してきますよね。このときも、イスラエルの空軍機はパッと逃げて、ロシアの偵察機か何かにミサイルが当たって、ロシア人が死んじゃったのよ。ロシアは、カンカンに怒って、「お前らに殺されたんだ」って、大騒ぎになったのですよ。あれをまたやったのですよ。
だから、あれがもし成功していたら、シリアがイランを殺したって話になって、シリアとイランを裂くことができるわけよ。あのマレーシア航空370便の事件と同じことをやろうとしていたわけですよ。悪い国ですよね、イスラエルって。でも、あれで諦めている様子は、全くないのですよ。イスラエルの中に、ものすごい強硬派がいるのですよ。猛烈な強硬派がいて、トランプの提案ですら嫌だと言うわけ。トランプの提案って、相当酷いもので、パレスチナは剥奪みたいなものだよね。でも一応、国は認められるのですよ。パレスチナ国家は認められるのだけれども、それすら嫌だと行っている連中がいるのですよ。イスラエルの極右には。これがだから、「もうグダグダ言うなら軍事占領だ」って言っているのですよ。でもこれには、イスラエル軍も慌てているみたいで。「ガザ地区の占領はできません」と言ってみたり、結構びびっていますよ、今は。イスラエル軍とかアメリカ軍は、狂信的な戦争屋に地獄に突き落とされようとしているから。大変なことですよね。だから、彼らはビビっている感じありますよね。色々な発表文とか表現を聞いているとね。
だから、これはもう中東も終わりになれば、日本も全部終わりですよ。帰って行きますよ。言った通り、韓国は4月1日以降、基地にいる9千人の韓国人従業員に給料を払いませんから。だから、在韓米軍基地は3月で終わりでしょう。それで、沖縄だって、辺野古はもう工事ができませんから。沖縄の保守も完全に腰砕けになっちゃっていて。だから、もうあれも終わりだよね。IRも終わりでしょう。今のこの状態で、IRを受け入れる自治体があると思いますか。無理だと思いますよ。トランプにいくら約束したからって、受け入れる自治体はないよね。だから、だいたいこれで終わったのではないでしょうか。アメリカとの腐れ縁にもとづく色々な関係というのは。だから、外務省だって防衛省だって、色々なこういうことが起きていても、「大したことない」「大変だ」の繰り返しなんだと思います。「大したことない」「大変だ」の繰り返しで、何か起きれば黙ってしまう。