寝ても醒めても見える、聞こえる状態で、もう末期的状態でした。それらはフルカラーで見えてラジオ音声が聞こえ、対話が成り立ち、リアルな4Dで動くのです。そこに現次元が重なると、もう訳が分からず、狂うのです。救いを求めて何処かへ行く?病院に行くと、病名が付いて治療を受けると異常者扱いされるのです。
家族と同居でなかったので良かったです。同居だと家族が眠れずに病院に連れていかれるのです。そうなると、最悪、一家心中です。見える、聞こえる、それで自己判断を誤るともう終わりです。
私には病院へ行けない条件がそろっていました。まず全くお金が無いのです。若いころは太く短くやりたい、ということでお金をつぎ込んでいました。限られたお金で、日本一周していました。やがてやりたい目標が無くなりました。そして段々と霊媒的状態が悪化していきました。
周りの人には、オウムに入ったのかと言われ、周りの人の所で、思っている事を口にしてはならない様になっていました。
自殺を考えました。しかり結果的に出来ずに終わりました。親に迷惑をかけるのは最悪です。事故に見せかけた自殺の研究をしました。しかし一発で決めないとならない。ある日、テレビで子供を轢いた運転手の悲惨なことをやっていました。私を轢いた運転者さんがこんななるとしたらこの方法は駄目だ。私にはもう死に方がなくなりました。こうして私に残された最後の方法が駄目になりました。
不眠状態で、異次元と重なった状態で働けるのか。そしてだんだんと人間関係が壊れて行くのです。全てがこのパターンです。この次元と異次元に話をするのが同居していて、周りからおかしいと言われ、職を転々としました。
1人語が多いのです。異次元と現次元の話しのボリュームは同じでした。やがて小さい声で言うパターンが多くなりましたが、周りは変な目で見ます。私はもう終わった。そして友達もいなくなりました。周りは意外と冷たいものです。一切言ってはならぬもの、と染みつきました。
普通にみられる事を目指しました。バレない事を考え、霊媒だと見られない為に、仮面を被る様にしました。何かある時には、その場を離れてトイレに行って話すのですが、たまたま誰かが聞いている事があるのです。それを聞いていた人に「お前、大丈夫か?病院へ行け。」と言われるのです。
霊媒で生き抜くのは生半可でないことです。そして25年になりました。生き地獄を通って来ました。引き籠り、薬中、自殺、変なものに乗っ取られ犯罪者になる程のギリギリで通り抜けて来ました。
私が何か行動しようとすると、ふっと眠り込み、意識が抜き取られることが何回もありました。自分の思考がどれか、分からない、そんな具合です。1つ1つ体験学習をしました。皆さんもそうなるかもしれないので、他人事で無いです。
ある1つの声で、それがきっかけで立ち直れました。「お前は狂っていない。」と言われたのです。壁に向かってわめいていた時でした。